野草マンの一年(H16年版)


1月
スキー場で熊笹を採集。一年中採集出来るのが熊笹のすごいところ。

2月
スキー場で杉の葉をむしって来る。これは濃く煎じて飲むと、花粉症に効果がある。(減感作療法というらしい。)ただ、効き目には個人差があるらしい。

3月
ベランダで鉢植えとして育てているるかんぞうを採集。もともとは数年前に、実家近くの川の河川改修に伴ってシャベルカーで土手が掘り返されようとしているところを救出してきたもの。

4月
横浜市中区の米軍基地脇であまどころを採集。新芽はさっとゆがいて、根茎はごぼうのように刻んで炒め物に混ぜていただく。美味。
横浜市磯子区の空き地で桜の若葉を採集。→お茶

5月
連休で実家に帰省した際、近くの山で、毎年恒例のうこぎの採集を試みるが、暖かすぎて「新芽」ではなく只の葉っぱになっており、断念。

6月

7月
未丈岳(福島県会津地方)にて
にっこうきすげの新芽を生食。やはり雪国産のものは美味い。
鱒茸発見。→一部を天ぷらで食べ、冷凍保存し、お盆で実家に帰省した際に再度天ぷらに。
こしあぶら採集。(標高が低い山だったので、開いてる葉ばかりでやや時期が遅い。)

8月
登山道脇のスキー場ゲレンデ(群馬県吾妻地方)で熊笹を大量採集。ほとんど両親にプレゼント。実家では冷やして麦茶代わりに愛飲していた模様。色は薄い緑色。
ほかに、登山道脇に実をつけていた御前橘(ごぜんたちばな)を生食。
草津有料道路走行中、車窓から何らかのきのこが見えたので停車。確かめてみると「しゃかしめじ」だった。実物は初の発見。しかし大半が伸びきっていたため、採集できたのはごく一部。さらに同じ場所で木苺(えびがらいちご?くまいちご?)発見。これは生食。
9月
大源太山(新潟県魚沼地方)にて
げんのしょうこ
ぶなはりたけ
ほこりたけ(写真のお吸い物に浮いている白いもの)
を採集。

10月
軽井沢近郊の群馬県碓氷地方にて、主に花いぐち(茸)、ぬめりしろいぐち(茸)を採集。ほかに、珍菌「にかわはりたけ」を発見。さっと湯がいて食べてみる(左)。まさに、「きのこの形をした天然ゼリー」。

翌週、会津の山で、登山道脇に点々と、美しい藍色の実をつけているサンカヨウの実を、歩きつつ生食。(下左)、同じく登山道脇でぶなしめじを少量発見。(下右)これも採集は初めて。スーパーでも栽培品が売られているが、それよりも透き通った感じで美しい。
くりたけも初めての採集。期待していたのだが、持ち帰って数日たってから食べたのが失敗。見た目も味も落ちてしまっていた。
先週も採集したぶなはりたけを大量に採集。しかし、虫がいるのが欠点。冷凍。

11月
火を通して「きのこ汁」にし、一月程冷凍していた「花いぐち」(写真はいずれも冷凍する前のもの)を、解凍して野菜を加え、食べる。採集したての頃と比べて少なからず味が落ちたような・・・。

12月
冷凍しておいた「ぶなはりたけ」を少しずつもどして食べる。まだまだ使い切れない。


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