建て方(1)(上棟)〜屋根工事(1)

土台設置とつなぎ融資
今日は土台を設置していたらしいです。FAN倶楽部に掲載された画像でしか見てないですが。

そして夜には中間支払いの為のつなぎ融資の書類を書きます。久し振りに営業のKさんあらわる(^^;;)。最近どんどん長期金利が上がってきているので実際に家が建った時の金利が心配です(×_×;)。
(2003.09.18)

床板設置
土台/大引きとアンカーボルト位置のチェックをしたかったので朝早めに現場に行くと既に大工さん達が作業をしていました。基礎屋さんも朝早かったけど今度の大工さんも早いですねぇ(^^;;)。

業者さん(車にフ○キラー特約店と書いてありました^^;;)が土台他に対して防腐・防蟻材を吹き付けていましたが、風下に立たないようにしながら土台をチェックします。その間大工さんは通し柱に金具を付けていました。土台はベイヒバの集成材を使っているので、基本的には白蟻は食べないと言う話ですが、しっかり処理はしてもらいましょう。

アンカーボルトは基礎の配筋との位置取りの関係で中心からずれている物が多いのですが、土台材幅の1/3以内に入っていれば問題無いということです。1/3ギリギリのを目ざとく発見したりしましたが(^^;;)、特に問題ありませんでした。土台の継ぎ目とアンカーボルトの関係も問題無いようです。集成材の接着剤が黒くみえる頑丈な物(レゾルシノール樹脂)である事も確認しました。土台と基礎の間は防湿シートがしっかり貼ってあります。柱を立てるところも専用の黒いシート状の物が付けられています。設計図面どおりです(当たり前ですね)。束も全て取り付けられて、ベースに固定済みでした。端部がはみ出していましたが、これは据付時の割れ防止で、現場でカットするのだそうです。

防腐・防蟻材の吹き付けが終わったところで、床板のはめ込み作業が始まりました。柱もそうですが、床板もプレカットで加工されていて、CAPS構法の特徴として、床下のポリスチレン断熱材が床板の合板に予め接着されていて、かつプレカットで火打ち金具の所も避けるようにカットされているので、スポッとうまい具合に面白いようにはまります。はめる場所を間違えて火打ち金具がつっかえているのにガンガン踏まれたり、床板がホールダウンアンカーボルトを避けきれていなくて当たっているのにドンドン踏まれていたのは焦りましたが・・・丁寧に仕事して下さいよ。

床板を数枚はめた(まだ固定せず置いただけ)ところで現場を後にしました。最後までは見られませんでしたが、現場監督の○石さんとは床板を設置した後で雨養生をしてもらう約束になっています。
(2003.09.19)

上棟
建て方開始です。

朝現場に行くと既に1階の梁が全て付いてました(^^;;)。梁に金物を取り付けていました。とか簡単に書きますが金物の量が半端じゃないので、この作業は結構時間がかかります。仮筋かいは金属でした。締め付け金具を調整して柱の垂直を出していました。

クレーンで次々と2階の部材が上げられていきます。根太は梁に埋め込まれる形で嵌められて固定は釘一本でしているようでした。外れなければ良い、程度ですかね。そこに断熱のポリスチレンボードが貼られた2階床パネルがまたプレカットの威力ですぽすぽと入って固定されていきました。

ここでお昼休み。午後は2階の梁を付けて、上に断熱のポリスチレンボードが貼られた小屋裏のパネルを貼ります。

夕方になって無事棟木が上がり上棟となりました。地鎮祭の時に御祓いをして頂いたものがお飾りを付けて一番上に掲げられました。きちんとした上棟式はやりませんでしたが、ちゃんとやって頂けて嬉しかったです。


現場をすみずみまでチェックして、2階床パネルで一部断熱材が下がり落ちてしまっている個所と、火打ち金具に釘が打たれていないものがあったので、それを○石さんに伝えておきました。こちらとしては、その場で直してくれるのが1番安心できるのですが、後で他の金具を付ける作業をする時に一緒に直すという説明を受けました。


最後に雨養生のブルーシートを屋根面全体にかぶせて今日の作業は終了しました。
(2003.09.24)

木材原料

今日は作業はお休みです。昨日の作業で確認した木材原料をまとめておきます。

土台用:「アラスカイエローシダー」米ヒバの別名です。
梁/柱用:「スプルース」マツ科の常緑針葉樹。扱いやすい木材で「ホワイトウッド」の仲間です。
その他通し柱のみアカマツを使っている筈です。柱の色が違うのは分かりましたが柱に付いた表示は高い位置にあり過ぎて見えませんでした(^^;;)。
(2003.09.25)

屋根工事開始
屋根工事開始です。

午前中にクレーンが来て木材を屋根上に運んだりしていたそうですが、午後に私達が見に行ったときには既にクレーン車は無く、屋根の下地となる12mm厚の合板を張る作業をしていました。すっかり出来上がった屋根の骨組みとなる小屋組みの角材(垂木)は2階の軒桁にしっかりひねり金物で取り付けられていました。よく見ると柱と梁の補強金物も徐々に取り付けられているようです。

屋根下地を張り終えた所で防水シートであるルーフィング(モラサン1号という名前らしいです^^;;)を貼って行きます。きちんと軒下側から高いところへ向かって貼っています。シートの重なりが十分にあって、全ての個所で上にあるシートが上に重なるようになっていなければなりません。雨を防ぐのは瓦ではありません。瓦は吹き込んでくる雨は防げませんから、実際に雨漏りから家を守ってくれるのはこの防水シートなんです。大切なんですよぉ。

シートを貼り終えた頃はもうすっかり暗くなっていました。夜遅くまでの作業お疲れ様でした。


この他、夕方現場に営業のKさんに紹介された外構業者Kの人が現れました。この外構業者さん、2週間ほど前にプラン図を自宅に持ってきたのは良いのだけれども、見積りも打ち合わせも何も無く帰っていくという事をやっていたのでした。そして今回現れたのは別の人で、担当者が病気で長期休んでいるので状況が把握できていないと言って今回は見積りだけを置いていったのでした。状況が分からないなら打ち合わせをして欲しいんだけど・・・。やる気無いのかなぁ?
(2003.09.27)

ルーフィング確認・外構打ち合わせ

昨日は作業終了時はもうすっかり暗くて何も見えなかったので、今日あらためて現場に行って、こっそり(^^;;)足場に乗って屋根のルーフィングの貼り具合を見て来ました。どうも切妻と寄棟の取り合いの所でルーフィングの貼り方の原則に反する個所があるようです。現場監督の○石さんに画像付きでメールを送っておきました。

ついでに通し柱の木材原料を確認してきました。「ダフリカカラマツ」シベリア・サハリンなどに多く自生する落葉針葉樹で、国産のカラマツと同種。目がつんでいてかなり堅い頑丈な木材です。


その後ホームセンターのCホームに行って外構の打ち合わせをしました。営業のKさんに紹介された業者だけでは不安なので、Cホームにも見積りを頼んでいたのです。今回は取り合えずの案に対してあれやこれや変更の話した後、予算を聞いてその中に収める方法を考えたりして、再見積りをお願いしてきました。やっぱり打ち合わせはこうでないと。外構業者Kはどうなっているのだろう???

外構業者Kを紹介してくれた営業のKさんですが、先日その業者さんの動きが遅い事を電話で言ったらその後すぐに、もう一つ用件があるということで家にやってきました。もう一つの用事とは、富士ハウスからということで「祝・上棟」の熨斗紙の付いたお酒を持ってくることでした。・・・って上棟してから間が開いてるのですが(^^;;)。Kさんには上棟の日にも一瞬会っているのですがねぇ(-_-)。ちょっと遅いですよっ。> Kさん
(2003.09.28)

防護ネットと給水配管の歪み

今日は現場は足場を足して(今まではクレーン作業用に足場が一部欠けていました)防護ネットが張られたようです。

今日の画像は27日に撮影したものですが、クレーンの足場用に掘った所で給水配管が露出して管に細かい傷が付いていそうだったり、足場の部材で外部の水道配管と給水栓口の立ち上がっている部分が曲がってしまっています。これはちょっと怖いです。一度曲がったものは戻してもストレス履歴が残りますから今は大丈夫でも破れ易くなってしまいます。
現場監督の○石さんに伝えておいたのですが、あまり深刻に受け止められていなかったようなので敢えて今日掲載しておきます。
(2003.09.29)

ルーフィング修正

今朝現場に行くと見事にネットがかかった我が家が。富士ハウスの幕はかかっていませんでした(^^;;)。

夜になって現場監督の○石さんからメールが届きました。今日屋根屋さんとルーフィングの確認と一部やり直しをやったそうです。添付されてきた画像から右に一枚載せておきます。画像だとどっちが上だか下だか目の錯覚もあって分かり難いのですが(現場で実際に見ると割とはっきり分かります。人間の目って凄いんですよ)、ルーフィングの重ね合わせ方が気になる部分は直していただけたようです。この画像では既に瓦を置く位置のガイドとなるような線(テープ?)が貼られていますね(これは縦桟(キズリ)と言って瓦桟を微妙に浮かせて瓦の下に漏れた雨を瓦桟にたまらせず下に流す効果があるらしいです)。もう一つ気になっていた給水配管については、とりあえずコンパネで管の保護をしておいて、足場が外れた時に再度確認をするそうです。どちらも誠実な対応をしていただけたので、良かったです。もちろん問題が起こらないに超した事はありませんが、富士ハウスへの満足度UPですね(^-^)。
(2003.09.30)

給水配管その後・屋根瓦
今朝現場に行って給水配管の保護を確認してきました。「乗るな!」って書いてあります。

大工さんが別の現場が少し残っているのでそれを終わらせるべく向こうに集中するとかで、屋根工事の間しばし我が家の現場を離れている為、工事は小休止状態で進行していません。

屋根工事の部材が運び込まれていて、デデーンと大量の瓦が置かれていました。セラムF2という瓦のブラウンです。我が家は商品としてはグラウザーですが、屋根は一番下のレサスという薄い屋根材から陶器瓦に変えました。富士ハウスオリジナルの平面瓦とセラムF2では差額が同じだったので、少しでも立体感の有るセラムF2を選択しています。

屋根を見ると瓦を葺く時に引っかけて釘を打つ横方向の木(瓦桟)が付けられていました。
(2003.10.01)

屋根材
今日も特に進展はありませんでした。

そこでちょっと足場をまた内緒で(^^;;)登って屋根の上を見てみます。縦桟(キズリ)と瓦桟、近くで見ると結構適当な感じがしちゃいますねぇ。これは多分心配のし過ぎでしょう(^^;;)。それにしてもキズリの浮き分って殆ど無いんですね。瓦桟がルーフィングにぴったりくっつくのを避けるだけなのかな。

その他の屋根材。「なんばん」は棟瓦(我が家は鋼板の役物ですが)を止める時につかうものです。シリコン入りで防水性も高いとか(^-^)。「とめZO」はおそらく雪止め金具。隙間テープのようなスポンジ付テープに見える物は瓦の端部とかで役物との隙間を埋める為のものだと思います。
(2003.10.03)

屋根葺き開始
屋根工事が再開されたと聞いて現場に行ってみました。

ついに現場に富士ハウスの旗が付いていました。でも何故か道路側ではありません(^^;;)。

屋根に乗らずに屋根を見たいと思って足場に乗ってぐるぐる回って見ていると、金物の止め具に曲がってしまっているものがいくつか。柱にマーキングがしてあるので後で修正が行なわれるのだと思いますが、ちょっと雑な感じです。野地板と瓦桟木を止めている釘が垂木を外している物もあって、ちょっとがっかり・・・。大工さんには丁寧な仕事をお願いしたいです。


屋根工事の方はと言うと、屋根の軒先にぐるりと鋼板が付けられていました。軒先の瓦の下に入って雨どいに繋がる部分です。

屋根瓦は全て屋根に上げられていました。そして西側の半面位に瓦が葺かれていました。一枚一枚釘で止められ、上隣の瓦を引っ掛けて押えるような金具も付けられています。屋根形状の都合上釘が打てない瓦は粘土のようなもの(写真で見えている瓦の上に付いている物は「なんばん」ではなくどうやらスポンジのようなものらしいです)と金具で固定されているようです。

雪止め金具が一直線に並んでいます。2段に千鳥に並んでいるのをよく見るのですが、これはこれで良いのでしょうか。

切妻と寄棟の間の谷の部分は鋼板で雨の流れ道が作られるのですが、その端部の処理が難しいのか雑な感じで残されています。最終的にはどういう処理になるのでしょうか。

なんとなく疑問が湧いて来る屋根上でしたが、気になる部分は現場監督の○石さんに質問メールを送りました。この先どうなるのか見ていきたいと思います。
(2003.10.05)

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