13.御神輿渡御


町内巡行

神酒授与
  • 神前協議が済むと続いて社務所の縁側の二箇所に神酒授与所が設けられ神輿舁人に対して神酒授与が行われます。
  • 授与所の設置
  • 左画像では手前に総宰領、奥に副宰領です。
  • 総宰領、副宰領、神輿舁に神酒授与に際して使う土器「かわらけ」※は、必ず一人に付一個を使用し、使用済みの「かわらけ」は二度と使用ません。「かわらけ」の個数は神輿舁総員の個数を準備しておきます。
  • ※お神酒を注ぐ白色の皿

  • 右側授与所には神酒、かわらけ、角切赤飯(神輿舁一人に付一片)、御饌米、海老、雑魚、総宰領用赤襷、副宰領用白襷を準備し、総宰領、副宰領、神輿舁人の順に神酒授与を行います。総宰領、副宰領への給仕は、氏子総代総務と副総務が担当します。
  • 左側授与所にも神酒、かわらけ、角切赤飯、御饌米、海老、雑魚、を準備して一般神輿舁に神酒授与を氏子総代と渡番組長三名が給仕をします。
  • 赤襷は総宰領。白襷は副宰領です
  • まず総宰領は右側授与所に進み、氏子総代総務に対し挨拶をします。
  • 氏子総代総務は、この挨拶に対し答礼の挨拶をして、準備した赤襷を渡し、御神饌を授与し、副宰領には白襷を渡し同様の給仕をして、それが終われば、左側授与所と同じように、他の氏子総代、渡番組長は神輿舁人に神酒授与をします。

  • 御神輿渡御
    総宰領の挨拶
  • 宰領(赤襷)は副宰領(白襷)を従え神輿舁人の前で
  • 神輿舁全員の神酒授与が終われば、大鳥居奥の御霊遷し前広場に、総宰領、副宰領は神輿舁人全員を集め、先ず総宰領よりこれから始まる神輿舁の注意点を含め挨拶を述べます。
  • 終われば副宰領の音頭で「日吉神社万歳」を三唱し、神輿舁全員が石段を駆け上がります。区長、副区長、責任役員、氏子総代、各組神社係(組長)全員その後に続き石段を上がります。
  • 副宰領の音頭で万歳三唱
  • 総宰領、副宰領は石段の上部で青ササラ竹を石段横の茂みへ投げ捨てます。以前は石段を上がりきり拝殿横の茂みに捨てていたようです。
  • その後、手洗舎で手、口を清め、御本社神前に参詣(耳に掛けて来た五円玉を賽銭箱に入れ、神輿渡御の無事を祈る)します。
  • 他の神輿舁人も手洗舎で手、口を清め御本社に参拝します
  • 宮元組長に挨拶 総宰領と副宰領は絵馬殿に到り、同所に着座中の宮元組長に神輿をお預かりする旨の挨拶を行い、これに対し宮元組長より答礼を受けます。
  • 拝殿へ行き、神輿渡御の出発準備を神輿舁人に指図をします。神輿舁人は宰領の指図に従い渡御準備に従事する。
  • 神輿正面は、石段(東向き)に向かって据え置かれています。
  • 東側階段より神輿を下ろします
  • 拝殿より舁出し
    拝殿3周 拝殿の周りを三回廻り終われば、神輿は石段を下がります。なお、御本社前では天井舁を三回繰り返します。
    石段を下りる 石段は降り初める時が急勾配な為、一番危険なのです
    神輿台に降ろしています。
  • 神輿が石段を下がり終えれば「神霊遷し」場所の盛砂四ヶ所を渡番町の手で神輿据え直前に神輿に向かって崩し、その後拝殿より運んだ神輿台に神輿が据えられます。
  • 神輿舁人は「神霊遷し」の場所周辺で小憩です。これより宮元による「神霊遷し」の儀式に入ります。
  • 神霊うつ
  • 露払い、剣鉾、傘鉾、太鼓、宮司、巫女、宮元衆の宮元行列が神霊を奉じて御本社より石段を下りて、「神霊遷し」の場所に到着します。
  • 宮司、宮元役員の奉仕により、「神霊遷し」の神事が執り行われます。
  • 神霊遷し
  • 神霊を宮司より受け取り諸人もろと※の手で神輿に遷されます。神輿の後側より梯子を掛けて、宮元衆の手で鳳凰を神輿の屋根に取り付けます。
  • この後祝詞が奏上されます。

    ※宮元衆の中で神事の手助けする人を古来より「諸人」といいます。

  • 【神輿渡御用トラックの飾り付け】
  • 「神霊遷し」神事が行われている間に、渡番町組長三名は組内全員の応援を頼んで神輿渡御用の4トン車の飾り付けを行う。
  • 一連の神事が終了し曳山が到着するまでに時間があれば渡番組長と手伝い方によって飾り付けがされています。

    飾り付けの要領

  • 出立の儀
  • 「神霊遷し」が終了すれば、区長、副区長、責任役員、氏子総代、神社係(組長)の役員は社務所に入ります。
  • 社務所で渡番組長の給仕によりコップで「出立酒」を祝います。
  • その場へ宮元組長二人は神輿渡御出発の挨拶を氏子総代総務に言上します。この挨拶で区長以下全役員は社務所を出て神輿の渡御に入ります
  • 馬場三回返し
  • 宮元組長の挨拶により役員が社務所を出ると、総宰領、副宰領の指揮により神輿が大鳥居を潜って馬場を下る。この時神輿を招く役員は日の丸扇子を広げて、神輿を招きます。
  • 神輿が馬場を三回往復します
    駆け上がってきます。
    宰領と神輿舁人の「オーイサー」という勇ましい掛け声とともに
  • 馬場尻で宰領は右回りに神輿を廻し、馬場を駆け上がり、大鳥居前で天井がきを三回行い右回りで神輿を廻し、馬場を下る。馬場を三往復します。

  • 【神輿積込】
  • 馬場三回返しが終わると総宰領は神輿を「神霊遷し」の場所に神輿を誘導し、その場で神輿の正面がトラックの進行方向に向くように右回りに神輿を廻して神輿台に据え置きます。
  • 渡番町は神輿の車への積み込みの準備をします。
  • 添え棒を外しました
  • 4トン車をバックで「神霊遷し」の場所へいれ、神輿を積み込みます。


  • 【町内巡行車両】
  • すべての渡御準備が終了したら、区長以下それぞれ所定の渡御車両に乗り込みます。
  • 乗車車両
    乗車員
    一号車(軽四トラック)露払い(宮元乗車)
    二号車(軽四トラック)剣鉾、傘鉾、太鼓、稚児
    三号車(黒乗用車)宮司、巫女
    四号車(普通ワゴン車かバス)宮元衆
    五号車(普通ワゴン車かバス)町長、区長、副区長、責任役員
    六号車(四トントラック)神輿、渡番組長、総宰領、副宰領
    七号車(普通乗用車かバス)氏子総代
    町内巡行に出発していきます。
    この太鼓は大溝藩の陣太鼓で明治維新のときに日吉神社に寄進されたものです。
  • 日吉太鼓のリズムは陣太鼓のリズムを稚児の歩調に合うように編曲したものといわれています。稚児は数日練習をします。
  • 稚児の太鼓の渡御と見守る父親
    神輿と総宰領・副宰領 氏子地区全域を回ります。御神輿にお賽銭を入れるとお餅を渡します。でも、浜組での神事後餅撒きをするので足りなくなる時もあります。その時は子供たちに免じて許してください。

    神輿が町内巡行に出立すると、この後神社馬場では花山から餅撒きが行われます。


    御神輿町内巡行

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