氏子総代の準備

開催日は従来は例年四月二十日頃に氏子総代総務より召集実施されていましたが、平成二年度より四月に入って直ちに開催したほうが各組ゆとりを持って例祭行事の取り決めに当たれるということから四月第二土曜前後までに召集開催されるようになりました。

会議の司会･進行を努める。「只今から神事寄合を開会し、神職より説明をお願いします」という挨拶で会議が開会します。

宮司は例祭行事一切を詳細に説明する。宮司用意のプリント「日吉神社例大祭行事表」より当日までの諸計画が話し合われます。

黒板、大型巡行表図面により、宵宮曳山巡業の集合場所と時間、巡行経路、各町内における休憩場所とその時間、解散場と時刻の協議が行われます。

花山組長は中央に出て黒板、大型巡行図面により、集合場所(総門前)と時刻、上り馬場へ出発時刻、神社到着予定時刻、下り馬場出発時刻。曳山巡行は新渡御より各曳山町内巡行はせず花山町山倉前において「曳き分かれ」とする。その解散時刻などの説明。

道路検分や道路使用願い、交通案内や立看板などの仕事の分担を決め、各町や氏子の守るべき一般的な注意事項を確認して終わる。

確認されたことは印刷して全戸に配布されます。

一方各町においても、神事寄合を受けて寄合が行われます。世話番組長が中心となって、組長、理事、若衆幹部などが集まって協議します。特に花山や渡番に当たる町内は協議事項も多く再三会合の上具体的な準備に取り掛かります。

以上の議題を協議決定して散会

高さは曳山の巡行する道路は5m50cm以上。神輿の巡行路は5m以上です。電線が下がってきている場所は右画像のように竹の棒で曳山の通行に支障の出ない高さに支えておきます。