4.1.5 素材の貼り付け


文字だけのホームページはあまり見栄えがしないので、絵や写真を貼り付けて見栄えのいいホームページを作ります。
 ホームページに載せる絵や写真は、GIFファイル(拡張子.gif) 、JPEGファイル(拡張子.jpg または .jpeg)などの形式のファイルにする必要があります。

 まず、デジタルカメラやスキャナで画像を取り込みます。
 それを、ペイントブラシなどのグラフィックツールで読み込んで加工します。
 次に、画像ファイルの形式を、BMP形式からGIF形式やJPEG形式に変更します。
 アイコンなどはGIF形式で、写真などはJPEG形式を使うのが普通です。

 なお、自分のホームページに載せることの出来る画像は自分で作成したものに限ります。著作権の侵害にならないよう充分注意しましょう。アイコンなどは、著作権フリーのものがたくさんあります。

●イメージデータの貼り付けタグ
<IMG SRC="ファイル名">

このタグを使うと、ページに絵や写真を貼りつけることができます。
例えば、「test.gif」というイメージを用意して、イメージファイルを貼り付けます。
(1)エディタで入力しましょう。
<HTML>
  <HEAD>
    <TITLE>ホームページ練習11</TITLE>
  </HEAD>
  <BODY>
イメージデータの貼り付け<BR>
この絵は地球<IMG SRC="TEST.GIF">です。
</BODY>
</HTML>
(2)ファイルを保存して、ブラウザで確認してみましょう。
(3)イメージを拡大や縮小してみましょう。
<IMG SRC="イメージのファイル名" WIDTH=横のピクセル数 HEIGHT=縦のピクセル数>と記述します。このタグを使うと、イメージの大きさを自由に変えることができます。
<IMG SRC="test.gif">(指定無し)
<IMG SRC="test.gif" WIDTH=100 HEIGHT=30>
<IMG SRC="test.gif" WIDTH=20 HEIGHT=100>
<IMG SRC="test.gif" WIDTH=10 HEIGHT=10>
(4)練習10を変更し、ファイルに保存後、ブラウザで表示してみましょう。
 

●サウンドデータの貼り付けタグ
<BGSOUND SRC="ファイル名" LOOP="オプション">、
<EMBED SRC="ファイル名" HIDDEN="オプション" AUTOSTART="オプション" LOOP="オプション">

<BGSOUND>はIE2.0以降にのみ有効です。
 LOOPは演奏する回数を指定します。オプションに数値を入れ、その数値の回数だけ再生を繰り返します。また、"infinite"か"-1"を記述すると、無限にループします。
<EMBED>はNetscape2.0以降にのみ有効です。
 HIDDENは<BGSOUND>タグの」ように、バックグラウンドで音楽が流れるようにしたいときに使用し、オプションには"true"を記述します。
 AUTOSTARTは、ファイルが読み込まれたときの自動スタートの設定を行います。自動スタートするときは"true"または"false true"を記述し、しないときは"false"を記述します。省略すると"true"になります。
 LOOPのオプションに、数値を記述すると、その回数だけ再生を繰り返します。"false"はループ再生しません。省略すると"false"になります。"true""false""n true"は、トップボタンが押されるまでループ再生されます。
 その他にもオプションがあります。