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数千曲の音楽をデータベース化するには、何らかの自動化を図らないと、継続、維持できない。いくら暇といっても作業レベルのことを人間系のみで行うには空しい。 プロセスを解析し、自動化方法を考え、それをソフトウェアやシステムで実現するまでの思考、開発過程が筆者にとって重要な頭脳鍛錬(ボケ防止)となっている。 ●作品マスタ生成 昔、所有している音楽作品辞典を元に、データベース化を考えたが、余りに膨大で挫折した。しかし、最近は篤志家が多く、ある程度名のある作曲家の全作品リストをWebで公開している。全く個人的に利用し、公開、公表しないのであれば、これらを利用させて貰っても良い。 Webではリストは形式がまちまちであり、一定のルールや規則もないので、そのWebごとにデータを拾う方法を考える必要がある。Webのテーブルであったり、テキストであったりする。いずれにしても、そのWebでの規則、周期性、形式を読み取って、変換ソフトを作成する。 HTMLのままでは変換が複雑になるので、一旦、バッチ系でテキストか、エクセル経由でCSVファイルなどに落とすのが良い。 いそがば回れの例え通り、結局これが最も速く、楽な方法となる。 ●ディジタル化 WMAにするのであれば、現在最も良いのはWMPである。無料ソフトであるし、ライブラリ管理機能が良く、これだけでも使える。 筆者の場合は、タグ情報はWMPが自動的に設定するものではなく、自分で設定するので、現在は、素のWMA変換機能しか利用していない。いずれにしても、WMPでのWMA化は快適である。 できつつあるクラシック音楽データベースを基本とするVB.NETで自作したクラシック音楽ライブラリシステムV1が完成した。多分、筆者にしか利用価値のないソフトウェアであるが、参考までに紹介する。 ●専用プレーヤ(名称:VirtualConcertHall) 簡易再生では一つの作品や曲が対象で、選んだ作品や曲をまとめて演奏できない。今回、これを実現した。クラシック音楽ライブラリシステムをベースに選曲でき、CD単位での指定もできるようにした。 これも、多分、筆者にしか利用価値のないソフトウェアであるが、参考までに紹介する。 |