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技術解説

コンポーネント開発

最終更新日:2007/04/19  全面改訂

●概要

 いくつかの方法がある。目的に応じて選ぶが、ここでは、ユーザコントロールを利用している。

●コンポーネント(コントロール)開発方法

 説明によると、以下があるらしい。

○種類

・既存コントロールの改良、機能追加

 これは、例えばボタンに独自の機能を追加する場合などの方法で、そのコントロールを継承する。

複数のコントロールによる新機能の開発

 これは、コンテナになる標準のコントロールつまり、ユーザコントロールを利用し、既存のコントロールを複数貼り付け、新しい機能を付加するもの。ユーザコントロールは、Formsを継承しているので、ウィンドウフォームの開発にほぼ同じとなる。この場合、自分自身の外形の描画、再描画は自動的に行われるが、必要であればクライアント領域の描画もできる。

 .NETで、コントロール開発を選ぶとデフォールトで空白のユーザコントロールが生成される。通常は、この状態でほぼ必要なコントロールは開発できると思う。

・無から開発

 これは、コントロール(自分自身)の形状から自分で描画する本格的なもの。Controlを継承する。エンドプログラマにオーナードローをさせるなどの高度な機能も実装できる。

○デバッグ方法

 コンポーネント自体は単独で実行できないので、デバッグするホストが必要となる。通常は、ソリューションにウィンドウフォームアプリケーションのプロジェクトを追加し、そのアプリで、目的のコントロールを貼り付けて試験プログラムを組む。このとき、コントロール自体のコードディバッグのために、xxxxxx\bin\Releaseにある.dllを参照すると良い。これで、コントロール内でのアドレスストップやシングルステップ、変数、配列内容の観測ができる。

●プロパティ、メソッド、イベントの実装方法

 これらは、一般の書物や解説に拠られたい。

 但し、FreeGridは、簡易でお気楽コントロールなので、規則やしきたりは守っていない。自由自在となっている。