間取りも決まり、工法は沖縄では一般的なRC(鉄筋コンクリート)造。 次は楽しい内装・キッチンや水周り設備選びです! 設計を担当していただいたARGの金城さん・上原さんは、度重なる要望・変更・見積修正にもめげず、嫌な顔一つせず、夜遅くまで親身になって対応してくださいました。本当にありがとうございました。
上記のような条件で間取りは考えてもらいました。 間取りを考える上で以下の本が参考になったのでご紹介いたします。 『主婦が考案した住みやすい家102の知恵』 『プロの建築家が考えた小さな家の間取り』 『家相がよくなる!「間取り&家のつくり」実例プラン130』
ローコスト住宅のためもありますが、もともとゴテゴテした設備はいらないと考えていました。 食器洗い乾燥機は、姉から譲ってもらったものがあるものの、全く使わないので必要なし。 ここ数年クーラーをかけたことがないので、クーラーも必要なし。 建具も必要なし。2.5畳の納戸にポールを渡し、それに洋服をかける収納にすることにしました。洗濯物をたたまなくてよいので楽、タンスにいれないので風通しよくカビの心配なし、一石二鳥。 ローコストでおさえるために建具を作らなかったのですが、結果的に正解でした。
上記の本がかなり参考になりました。 特に『モノと手間がグンと減る「楽チン生活」70のヒント』は良かったです。(タンスにしまう収納ではなく)洋服をかける収納にしたのは、この本の「アイロンがけをとことん減らしたい10のヒント」を参考にしました。他にも、いらないものがたくさんあるんだなーと、ウンウンとうなずきながら一気に読んでしまいました。オススメです。
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外壁は打ち放しにフッ素クリア塗装をすることにしました。 真っ白な吹付けも考えましたが、最初は綺麗だけど汚れると一気に古ぼけた印象になるので、飽きのこない打ちっ放しに決定しました。 外壁の厚さは、かぶり75mm+鉄筋D10縦横+かぶり75mmの合計170mm(17cm)です。かぶり厚さは通常35mm~40mmということなので、十分な厚みがあります。 壁配筋はシングルです。ダブルじゃなくて大丈夫なのか質問すると、 「2階建てでもシングル配筋の場合や、平屋でダブル配筋の場合もあります。建物の形状、構造、階高等色々な条件によって、構造計算を行って決定しています。」という回答を得ました。 屋根は、防水塗装をしてもらうことにしました。沖縄ではあまりしないということですが、やはり、長く住める家にしたいので防水塗装は必須ですよね。
壁はクロスを貼ろうと思っていましたが、お金もかかるしシックハウスの原因となる接着剤もこわい。ということで、外壁だけでなく内壁も打ちっぱなしにしました。 沖縄は外との温度差があまりないので、結露の心配はほとんどないそうです。
床は無垢のフローリングにしました。 壁が打ち放しで灰色なので、床は明るい色にしたい。ということで、最初はサクラにしていました。 しかし、サクラは白アリに食われやすいとのこと。坪当たり3000円強ほど値が上がりましたが、硬い素材のチークにすることにしました。 トイレと洗面室・浴室だけはタイル。
現在のキッチンは、アパートによくあるタイプの据付型のものなのです。シンク下の棚や引き出しは常にジメジメしてるし、ゴキブリやヤモリのものと思われるフンがあったので、気持ち悪くて全く使っていません。 このことから、シンク下・コンロ下収納が何もないオープンなキッチンが欲しいと思っていました。 また、TVを見ながら食事を作りたかったので、対面式I型キッチン。 IHクッキングヒーターはオールメタル対応。 以上を条件にメーカーのショールームを回り、見積を取ってもらいました。
上記のメーカーのショールームを回り、見積を取ってもらいました。
トステムのレミアは安いけれど、壁付けのみ・1800mmまでしかないので却下。 TOTOのフレームキッチンは2400mmタイプが作れないとのことで、設計上の理由から却下。 サンウエーブのアクティエスはグッドデザイン金賞を受賞しただけあって、デザインが群を抜いて良かったです。両サイドから開けられる引き出し・コンロ下の小さな調味料入など、一番シンプルなタイプでも十分な機能が魅力的でした。 対面式にするなら、断然サンウエーブのActyesが見栄えするので、こちらに決定しました。 結局、90万円程度で設置することができました。
洗面台もキッチン同様、下がオープンになっているシンプルなタイプを選びました。
湯船につかる習慣がないので、バスタブはなしシャワーのみ。 ステンレスっぽい素材を選びました。
テーマはシンプルだけど少し遊び心(←カッコつけ)。 INAXのタンクレスタイプのSATISがずっと欲しかったのですが、タンクレスタイプは水の圧力が高い所でないと使えないとのこと。圧力が足りなくて綺麗に流れないのもいやなので、タンクありタイプにしました。ちなみに、新発売された節水タイプのECO6です。 床材は洗面室と統一してタイルにしました。
うちの実家で水道管がくさった時、それを取り替えるのに大分大掛かりな工事になってしまいお金もかかったため、メンテナンスしやすいものにしたいと思っていました。 設計士の方に、水道管が老朽化した場合のこと、長持ちする方法はあるのか聞いてみると、サヤ管工法というものを紹介してくださいました。 サヤ管工法(ポリブデンパイプ)は、従来の金属管のような錆や腐食が無く、施工性にも優れ、水の汚染や漏水を解決、特に施工作業の省力化を実現できるものらしいです。 サヤ管工法にするには、水道管工事費5万円アップするとのことでしたが、のちのちのことを考えると大して高い出費でなかったので、この工法にしていただきました。
打ちっぱなしの外見に合うように、しかし合いすぎて無機質な感じにならないように、木目とステンレスのようなガラスの組み合わせのドアを選びました。 沖縄の気候にも合う塩害対策のされたトステムのプレナスS [モダン]の明るい色の木目調のものにしました。 靴箱はジメジメするし、開けたり閉めたりが面倒なので、オープンな靴収納にしようと思っていました。ただのシューズラックじゃ面白くないと、いろいろ探していて、このシューズシェルフを見つけました。今までに見たことのないシンプルかつスタイリッシュ、そして安さに一目ぼれ。
現在は無線LANですが、速度が遅いこともあり、有線LANを使用できるように、各部屋に1個づつマルチメディアコンセントを設けました。 夫婦そろってPCなくては生きていけないほど一日中PCを使っているので、必須の設備です。 コンセントも各部屋はもちろん、洗面室・トイレ・納戸などにも忘れずに設置しました。