下の図は図baの中を省略し見通し良くしたものです。角度は径を1r,2r、・・・・と広がるとともに、角は逆比例して1/2、1/3、1/4、・・・・となります。サインライン上にタンゼントポイントがあり、それが径の数の逆を示します。この関係は、sinθ/cosθ=tanθの式を拡張することによって求めることが出来るでしょう。サインラインは sin45(π/4)です。cosは、「曲率の変化」のところでお示ししたように r(n-1)+cos45°です。それが、tanP45°/nr となります。左辺を nr扇45°としました。右辺はtanP45°/nr ですが、一般に 45°以下のθとし、扇を略して「ヲ」とし、nrヲθ=tanPθ/nr と書くことにします。この「ヲ」は一般的な扇の意味でなく、「単位としての扇」、すなわち「最初のスケールとしての扇」を意味します。