26 等分の原理

 径と弧の間には最初の扇をスケールとして用いれば、径の整数倍は弧の角度の逆数倍になることを等分の原理とします。径と扇の数で考えれば比例関係です。図は円360度を6等分60度の扇を考えた場合、下の図の場合60度の2つ分ですが、扇は2,4,6,…と2の倍数で広がっていきます。経度法は扇1つで考えました。

図z.a

 池に石を落すと波が輪となって広がっていきますが、自然界はこうした波が満ちているのではないでしょうか。光のスリット実験からそれは横波と思われます。波はどこまでも広がっていくと考えられますが、この等分の原理は、位相が1周期の2πの整数倍に等しいとするド・ブロイの条件を満たしているようにも思われます。
 。 (2013/8/12)

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