28 弧の広がりと座標

 角の三等分問題から、思いはだんだん宇宙へと広がっていくようです。まず、図bxでお示ししたように、1rから始まった波を、10rから15rまで広がったところの座標を考えました。おそらく図のようになっていることでしょう。座標としては円座標からだんだん平面座標に近づいて行っているようです。これを20r、100r、1000r・・・とどこまでも広がっていくと考えれば、最後にはおそらく、平面座標とほとんど変わらなくなって行くのではないでしょうか。
図β.a

 先に図bvのところで、平面座標から円座標への変換を考えました。しかし広大は宇宙の広がりの中では、平面座標も円座標も区別なく考えても差し支えないのではないでしょうか。ただ波の中心からどれくらい離れているかを考慮するときだけこれが問題になるようです。そしてこの余白を「作用の次元」と考えました。それは地球環境が太陽からの熱と光に強く影響されていることから、思いつきました。
図β.b

 ちょうど、川の流れが山の上から海へと流れ、その流れが地を潤し様々な作用と起こして僕らの生きていける環境を作っているように、また、海に辿り着いた水は蒸発し大気となって気象変化を起こすように、こうして地球上は大変ダイナミックです。この仕組みが大宇宙にもあれば宇宙のダイナミックスを考えることができます。

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