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     PCよもやま話  | 
   
  
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     ATAアダプタ  | 
   
  
    | 最終更新日:2005/02/25 | 
   
 
 ちょっと古いMBでは最新の   
ATA100などの恩恵を受けられないが、専用のアダプタを利用すればOKとなります。価格も3-5千円で、単体で136GBまでのATA100などのHDDがフルスペックで利用できます。また、136GB超のHDDを扱えるアダプタもあります。 
 MBを最新にするのも良いですが、大変な作業となります。又このアダプタでは別枠でHDDを増設できるので場合によっては都合が良いこともあります。アダプタによってはATAPI機器も接続可能なので、CD-ROMなどもOKとなります。 
  
 私の場合、古いMB(自分ではその古さに気づいていなかった)に最新の80GB   
HDDを接続しようとしたが、BIOSでのHDD認識すらできなく、ショックを受けました。早速、秋葉でアダプタを購入して難なきを得た次第です。実は、当初HDD購入店に不良品とクレームし、ちょっとハジをかいてしまいました。 
●利用目的 
   
     最新のMBであっても、HDDによるストレージ容量を確保するために使うと良い。理論的に、従来のI/Fで4台、アダプタで4台のHDDが実装できる。(ケースのスペースや電源容量で制限がでることもある) 
→最近のMBではSATAがあるので、増設は簡単だが、SATA専用ドライブが必要となる。 
●インストール   
  - アダプタをPCIスロットに設置する。
 
  - HDDをポートに正しく接続する。
 
  - システムを立ち上げると、新規ハードウェアとして検出されるので、ドライバをインストールする。(基本的には、SCSI&RAIDシステムとして認識される)
 
  - 再立上げする。アダプタは接続されたHDDを自分のBIOSにて自動的に認識し、モニタに一覧が表示される。
 
  - FDISKにて、新しいドライブに拡張DOS領域、論理ドライブを設定する。パーティション設定も必要に応じて行う。FDISKはDOS窓でも動作可能。
 
  - XPの場合は、XP自体でドライブの領域定義、フォーマットができる。
 
  - 再立上げする。新しいドライブが認識されているので、そのドライブにフォーマットを施す。Cドライブではないので、WINにて可能である。
 
  - これで、そのドライブは使用可能となる。
 
 
●注意 
   
     別に、SCSIなどで、HDDやMOなどが接続されていると、インストールがうまくできない場合があるので、アダプタの設定中はSCSI機器は外して置くこと。(ドライブレターが重なる場合があり、インストールに失敗することがある。)アダプタのインストールが終了した時点でSCSIなどを再接続する。 
      
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