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【2001年12月1日】
年末ジャンボ宝くじ


5枚購入。これで億万長者も、あとほんの少しである。

http://www.dkb.co.jp/takarakuji/
http://www.dkb.co.jp/takarakuji/tsujyo/zentop.html

はずれた!!!
(12月31日)


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【2001年11月17日】
同窓会

横浜ビエンナーレ、赤レンガ倉庫
きょうは写真係り。Nikon 601+28-80, 35
横浜港をみながらクルーズ。
次回幹事となった。

http://www.reservedcruise.com/


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【2001年10月27日】
みすゞ

「みすゞ」

金子みすゞの映画
池袋新文芸座
五十嵐匠監督/田中美里

http://home.owari.ne.jp/~fukuzawa/misuzu.htm
http://homepage2.nifty.com/kiminonaha/kaneko_misuzu/kaneko_misuzu2.html
http://www18.tok2.com/home/ventvert/litterature/kaneko_misuzu/misuzu_index_AGYOU_LABEL.html



【お花だったら】
もしもわたしがお花なら、
とてもいい子になれるだろ。

ものが言えなきゃ、あるけなきゃ、
なんでおいたをするものか。

だけど、だれかがやって来て、
いやな花だといったなら、
すぐにおこってしぼむだろ。

もしもお花になったって、
やっぱしいい子にゃなれまいな、
お花のようにはなれまいな。





【夕顔】
せみもなかない
くれがたに、
ひとつ、ひとつ、
ただひとつ、

キリリ、キリリと
ねじをとく、

みどりのつぼみ
ただひとつ。

おお、神さまはいま
このなかに。





【げんげ】
ひばりききききつんでたら、
にぎり切れなくなりました。

持ってかえればしおれます、
しおれりゃ、だれかがすてましょう。
きのうのように、ごみ箱へ。

わたしはかえるみちみちで、
花のないとこみつけては、
はらり、はらりと、まきました。
──春のつかいのするように。





【仙人(せんにん)】
花をたべてた仙人は、
天へのぼってゆきました。
  そこでおはなしすみました。

わたしは花をたべました。
緋桃(ひもも)の花は苦(にが)かった。
  そこでげんげをたべました。

お花ばかりをたべてたら、
いつかお空へゆけましょう。
  そこでも一つたべました。

けれどそろそろ日がくれて、
お家のあかりがついたから、
  そこでごはんをたべました。





【灰(はい)】
花さかじいさん、はいおくれ、
ざるにのこったはいおくれ、
わたしはいいことするんだよ。

さくら、もくれん、なし、すもも、
そんなものへはまきゃしない、
どうせ春にはさくんだよ。

一度もあかい花さかぬ、
つまらなそうな、森の木に、
はいのありたけまくんだよ。

もしもみごとにさいたなら、
どんなにその木はうれしかろ、
どんなにわたしもうれしかろ。





【ひがんばな】
村のまつりは
夏のころ、
ひるまも花火を
たきました。

秋のまつりは
となり村、
日がさのつづく
うらみちに、
地面(じべた)のしたに
すむひとが、
線香(せんこ)花火を
たきました。

あかい
あかい
ひがんばな。





【かたばみ】
かけてあがった
お寺の石だん。
おまいりすませて
おりかけて、
なぜだか、ふっと、
おもい出す。

石のすきまの
かたばみの
赤いちいさい
葉のことを。
──とおい昔に
  みたように。





【つばな】
つゥばな、つばな、
白(しィろ)い、白(しィろ)いつばな。

夕日の土手で、
つばなをぬけば、
ぬいちゃいやいや、
かぶりをふるよ。

つゥばな、つばな、
白(しィろ)い、白(しィろ)いつばな。

日ぐれの風に、
とばそよ、とばそ、
日ぐれの空の、
白(しィろ)い雲になァれ。





【草原(くさはら)】
つゆの草原
はだしでゆけば、
足があおあおそまるよな。
草のにおいもうつるよな。

草になるまで
あるいてゆけば、
わたしのおかおはうつくしい、
お花になって、さくだろう。





【空いろの花】
青いお空の色してる、
小さい花よ、よくおきき。

むかし、ここらに黒い瞳(め)の、
かわいい女の子があって、
さっきわたしのしてたよに、
いつもお空をみていたの。

一日青ぞらうつるので、
おめめはいつか、空いろの、
小さな花になっちゃって、
いまもお空をみているの。

花よ、わたしのおはなしが、
もしもちがっていないなら、
おまえはえらいはかせより、
ほんとの空を知っていよ。

いつもわたしが空をみて、
たくさん、たくさん、考えて、
ひとつもほんとは知らぬこと、
みんなみていよ、知っていよ。

えらいお花はだァまって、
じっとお空をみつめてる。
空にそまった青い瞳(め)で、
いまも、あきずにみつめてる。





【みえない星】
空のおくには何がある。

  空のおくには星がある。

星のおくには何がある。

  星のおくにも星がある。
  めには見えない星がある。

みえない星はなんの星。

  おともの多い王様の、
  ひとりのすきなたましいと、
  みんなに見られたおどり子の、
  かくれていたいたましいと。





【草原(そうげん)の夜】
ひるまは牛がそこにいて、
青草たべていたところ。

夜(よる)ふけて、
月のひかりがあるいてる。

月のひかりのさわるとき、
草はすっすとまたのびる。
あしたもごちそうしてやろと。

ひるま子どもがそこにいて、
お花をつんでいたところ。

夜ふけて、
天使がひとりあるいてる。

天使の足のふむところ、
かわりの花がまたひらく、
あしたも子どもに見せようと。




【水と影(かげ)】
お空のかげは、
水のなかにいっぱい。

お空のふちに、
木立ちもうつる、
野ばらもうつる。
  水はすなお、
  なんのかげもうつす。

水のかげは、
木立ちのしげみにちらちら。

明るいかげよ、
すずしいかげよ、
ゆれてるかげよ。
  水はつつましい、
  自分のかげは小さい。





【風】
空の山羊(やぎ)追い
めにみえぬ。

山羊は追われて
ゆうぐれの、
広野のはてを
むれてゆく。

空の山羊追い
めにみえぬ。

山羊が夕日に
そまるころ、
とおくで笛をならしてる。





【海とかもめ】
海は青いとおもってた、
かもめは白いと思ってた。

だのに、今見る、この海も、
かもめのはねも、ねずみ色。

みな知ってるとおもってた、
だけどもそれはうそでした。

空は青いと知ってます、
雪は白いと知ってます。

みんな見てます、知ってます、
けれどもそれもうそかしら。





【空のこい】
お池のこいよ、なぜはねる。

あの青空を泳いでる。
大きなこいになりたいか。

大きなこいは、今日ばかり、
明日はおろして、しまわれる。

はかない事をのぞむより、
はねて、あがって、ふりかえれ。

おまえの池の水底(みなぞこ)に、
あれはお空のうろこ雲。

おまえも雲の上をゆく、
空のこいだよ、知らないか。





【ひまわり】
おてんとさまの車の輪(わ)、
黄金(きん)のきれいな車の輪。

青い空をゆくときは、
黄金(きん)のひびきをたてました。

白い雲をゆくときに、
見たは小さな黒い星。
天でも地でもだれ知らぬ、
黒い星をひくまいと、
急に曲がった車の輪。

おてんとさまはほり出され、
真っ赤になっておはら立ち、
黄金(きん)のきれいな車の輪、
はるか下界にすてられた、
むかし、むかしにすてられた。

いまも、黄金(こがね)の車の輪、
お日を慕(しと)うてまわります。





【夜ふけの空】
人と、草木のねむるとき、
空はほんとにいそがしい。

星のひかりはひとつずつ、
きれいなゆめを背(せな)に負い、
みんなのお床(とこ)へとどけよと、
ちらちらお空をとび交うし、
つゆひめさまは明けぬまに、
町の露台(ろだい)のお花にも、
お山のおくの下葉にも、
のこらずつゆをくばろうと、
銀のお馬車をいそがせる。

花と、子どものねむるとき、
空はほんとにいそがしい。





【見えないもの】
ねんねした間になにがある。

うすももいろの花びらが、
お床(とこ)の上にふりつもり、
お目めさませば、ふと消える。

だれもみたものないけれど、
だれがうそだといいましょう。
まばたきするまに何がある。

白い天馬がはねのべて、
白羽の矢よりもまだ早く、
青いお空をすぎてゆく。

だれもみたものないけれど、
だれがうそだといえましょう。





【お日さん、雨さん】
ほこりのついた
しば草を
雨さんあらって
くれました。

あらってぬれた
しば草を
お日さんほして
くれました。

こうしてわたしが
ねころんで
空をみるのに
よいように。





【すずめのかあさん】
子どもが
子すずめ
つかまえた。

その子の
かあさん
わらってた。

すずめの
かあさん
それみてた。

お屋根で
鳴かずに
それ見てた。





【つばめの母さん】
ついと出ちゃ
くるっとまわって
すぐもどる。

ついいと
すこうし行っちゃ
またもどる。

つういつうい、
横町(よこちょ)へ行って
またもどる。

出てみても、
出てみても、
気にかかる、
おるすの
赤ちゃん
気にかかる。





【せみのおべべ】
母さま、
うらの木のかげに、
せみのおべべが
ありました。

せみも暑くて
ぬいだのよ、
ぬいで、わすれて
行ったのよ。

ばんになったら、
さむかろに、
どこへとどけて
やりましょか。





【つばめ】
つういとつばめがとんだので、
つられてみたよ、夕空を。

そしてお空にみつけたよ、
くちべにほどの、夕やけを。

そしてそれから思ったよ、
町へつばめが来たことを。





【雨のあと】
日かげの葉っぱは
なきむしだ、
ほろりほろりと
ないている。

日向(ひなた)の葉っぱは
わらい出す、
なみだのあとが
もうかわく。

日かげの葉っぱの
なきむしに、
たれか、ハンカチ
かしてやれ。





【知らない小母さん】
ひとりで杉垣(すぎがき)
のぞいていたら、
知らない小母さん
垣(かき)の外通った。

小母さんってよんだら
知ってるよにわらった、
わたしがわらったら
もっともっとわらった。

知らない小母さん、
いい小母さんだな、
花のさいたざくろに
かくれて行ったよ。





【転校生】
よそから来た子は
かわいい子、
どうすりゃ、おつれに
なれよかな。

おひるやすみに
みていたら、
その子はさくらに
もたれてた。

よそから来た子は
よそ言葉、
どんな言葉で
はなそかな。

かえりの路で
ふと見たら、
その子はおつれが
出来ていた。





【秋】
電灯(でんき)がてんでに
ひかってて、
てんでにかげを
こさえてて、
町はきれいな
縞(しま)になる。

縞の明るい所には、
ゆかたの人が
三五人。
縞の小暗い所には、
秋がこっそり
かくれてる。





【葉っぱの赤ちゃん】
「ねんねなさい」は
月の役。
そっと光を着せかけて、
だまってうたうねんねうた。

「起っきなさい」は
風の役。
東の空のしらむころ、
ゆすっておめめさまさせる。

昼のお守りは
小鳥たち。
みんなでうたをうたったり、
えだにかくれて、また出たり。

ちいさな
葉っぱの赤ちゃんは、
おっぱいのんでねんねして、
ねんねした間にふとります。





【海を歩く母さま】
母さま、いやよ、
そこ、海なのよ。
ほら、ここ、港、
このいす、おふね、
これから出るの。
おふねに乗ってよ。

あら、あら、だァめ、
海んなか歩いちゃ、
あっぷあっぷしてよ。
母さま、ほんと、わらってないで、
はよ、はよ、乗ってよ。

とうとう行っちゃった。
でも、でも、いいの、
うちの母さま、えらいの、
海、あるけるの。
えェらいな、
えェらいな。



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【2001年10月20日】
花便り


【ハナミズキにまつわるエピソード(新宿御苑ホームページより)】
1912年に東京市長の尾崎行雄がアメリカのワシントン・ポトマック河畔に3000本のサクラを贈りました。その返礼として1915年に白花のハナミズキ 40本、1917年に紅花のハナミズキ13本が日本に渡来。そのなかの紅花のハナミズキ3本が新宿御苑に1935年に植えられたといわれています。現在は それらの原木と思われる木を含め、約40本のハナミズキが園内各所にあります。

【秋の訪れを告げるキンモクセイ(新宿御苑ホームページより)】
つぼみがひらいて1週間。満開のキンモクセイの小さな花が、鮮やかなオレンジ色のじゅうたんを木々の根元につくりはじめました。
独特の甘い香りも今はそれほど強く感じられません。つぼみを開き咲き始める時に、強く香るようです。
ひとひら、またひとひらと、小さな花がはらはらとかすかな風に舞います。

【Furutoshi】
全く別の話題ですが、先日、知り合いと西麻布の Furutoshi というレストランに行きました。
サービス・ワイン・料理、いずれもすばらしいレストランでした。
オススメです。

Red Wine : Kunde

【炭そ菌対策】
http://www.med.or.jp/etc/bio.html



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【2001年10月8日】
タリバンへの爆撃開始


きょう未明、ついに爆撃が始まった。
9月11日に次いで歴史に残る日になるだろう。

日本人の戦争に対する感覚は、第2次世界大戦の後、国際的にずいぶんとずれてしまってきていることを感ずる。
民間人の被害は望ましくないが、近代文明全体への挑戦を行い、5000名以上の人々を氏に至らしめたテロ組織を徹底的な攻撃することは、もう世界的な合意になっている。

【メモ】
・自分と同じ会社へ中途入社の後、転職して行った人との会食
 15(月)西麻布 Furutoshi
・中学・高校同期のT氏(アメリカで働き、来年、英国出身の女性と結婚する予定)との会食
 26(金)中野 味わい屋

10月に入り、外では冷たい雨が降っている。
衣替えをした。もう半袖では寒くなった。

=====================================
以下、アフガン攻撃をめぐるブッシュ米大統領の演説全文(朝日新聞より)
=====================================

 私の命令により、米軍は、アフガニスタンにある「アルカイダ」のテロリスト訓練拠点と、アフガンのタリバーン政権の軍事施設への攻撃を始め た。

 目標を注意深く選んで行われた一連の軍事行動は、アフガニスタンがテロリストの基地として使われることをやめさせ、タリバーン政権の軍事力 を攻撃するよう計画されている。

 この作戦には、我々の信頼できる友邦英国も参加している。カナダやオーストラリア、ドイツ、フランスを始めとする友国も、これから展開する 作戦への派兵を約束してくれている。

 中東やアフリカ、欧州やアジア中の40以上の国々が、領空通過や国内への着陸を認め、さらに多くの国が情報を共有してくれた。

 我々は、世界の一致した意思によって支えられているのだ。

 2週間以上も前、私はタリバーンの指導者に一連の明確で具体的な要求を出した。テロリストの訓練拠点を閉鎖すること。アルカイダ・ネット ワークの指導者たちを引き渡すこと。不当にも拘束された米国人を含むすべての外国人を送還すること。こうした要求は一つも満たされなかった。 そして今、タリバーン政権はその代償を払うことになる。

 訓練拠点を破壊し、通信手段を妨害することで、私たちはテロリストのネットワークが新人を訓練し、悪の計画を調整することをより難しくして みせる。

 初め、テロリストたちは洞くつやざんごうで防備された隠れ場所に深く穴を掘るかもしれない。我々の軍事行動はまた、持続的、包括的、容赦の ない作戦で彼らをいぶり出し、裁きの場に出すことを容易にするために計画されたものだ。

 同時に、虐げられたアフガニスタンの人々は米国と同盟国の寛容も知ることになるだろう。軍事標的を攻撃するとともに、我々は飢えに苦しむア フガニスタンの男女、子どもたちに食糧、医薬品、生活用品を投下するだろう。

 合衆国はアフガニスタン人民の友人であり、私たちはイスラム教を信奉する世界中で10億近い人々の友人である。

 合衆国はテロリストを支援する人々の敵であり偉大な宗教の名のもとに殺人を行いそれを汚す残酷な犯罪者の敵である。

 この軍事行動は我々のテロに対する一連の戦いの新たな一戦線である。すでに別の戦線では、外交や情報、金融資産の凍結に加え、38カ国で司 法警察員が把握できるテロリストたちを逮捕している。

 我々の敵の性質や活動範囲を考えると、この紛争に勝つためには、ねばり強く成果を積み上げ、目的と意思と決断を伴った挑戦にひとつずつ向き 合っていかなければならない。

 今日、我々はアフガニスタンに照準を合わせているが、戦いはもっと幅広いものである。どの国も選択をしなくてはならない。この紛争に中立の 立場はない。もし無法者や罪なき人をあやめた殺人者を養うような政府があれば、彼ら自身が無法者や殺人者となるのである。そうした国々や犯罪 者は、孤独に滅びの道を行くのみである。

 私は今日、歴代米国大統領が平和のために仕事をしてきたここホワイトハウスの「トリーティ・ルーム」(条約室)と呼ばれる一室からみなさん に語りかけている。

 我々は平和的な国家である。しかし、非常に突然で悲劇的なやり方で、予期できないテロがある世界に平和はありえないということを思い知らさ れた。今日の新しい脅威と向き合った上で、平和を求める唯一の方法は、平和を脅かす者を追いつめることしかない。

 今日の軍事作戦の名前は「不朽の自由」だ。我々は我々の大切な自由を守るだけでなく、あらゆる場所の人々が生き、恐怖と無縁に子らを育てら れるような自由を守る。

 私は今日、多くの米国人が恐れを感じていることを知っている。我々の政府は十分な警戒措置をとっている。あらゆる司法と情報機関は24時間 ずっと、米国中で、そして世界中で必死に働いている。

 私の要望で、多くの州知事が空港警備強化のため州兵を招集してくれた。我々は予備役招集で、軍事能力を補強し、国土の守りを強めている。

 これから数カ月先、我々の忍耐こそが強さになるだろう。より厳しい警備のせいで生じる待ち時間に耐えて、目標に到達するまで時間がかかるこ とを理解し、伴うかもしれないあらゆる犠牲があっても耐えることだ。

 こうした犠牲は今日、故郷を遠く離れて私たちを守る我が軍の兵士や、彼らを誇りに思いながらも心配するその家族たちによって払われているの だ。

 最高指揮官である大統領が、米国の息子や娘たちを異国の地での戦いに送り出すのは、最大の配慮と多くの祈りを経てからだけだ。

 私たちは制服を着た軍人に多くを求めている。愛する人たちと離れ、遠く旅立ち、けがをする危険にさらされ、さらには一番大きな生命という犠 牲も冒す準備を求めることになる。

 彼らは献身的であり、名誉ある者たちだ。私たちの国の最良の部分を代表しているのは彼らであり、私たちは感謝している。

 我が軍の海、陸、空軍兵士、沿岸警備隊員、海兵隊員の男性女性全員に対して、私は言おう。あなたたちの任務は決まっており、目標ははっきり しており、達成するべきは正義だ。私はあなた方に十分な信頼を持っており、あなたたちの義務を実行するのに必要なあらゆる手段は与えられるだ ろう。

 私は最近、お父さんが軍に仕える小学校4年の女の子から、このような困難に追い込まれた米国の状況について多くを物語る、心動かされる手紙 を受け取った。

 「私は、父さんに戦ってほしくないけれど」。彼女は書いていた。「でも、その気持ちと同じくらい、あなた(大統領)に父を捧げたい」

 貴重な贈り物だ。彼女が与えることができる最大のものなのだ。この年若い女の子は、アメリカとはいったい何なのかを知っているのだ。

 9月11日以来、若い世代の米国人全員が、自由の価値と、そのために払われる代償、義務と犠牲について、新たな理解を得るようになった。

 この戦いに今、多くの前線で人々が加わった。我々は避けたり、疲れたり、ぐらついたりはしない。我々は失敗しないだろう。平和と自由が勝利 するのだ。

 ありがとう。これからも米国に神の祝福あれ。(04:48)



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【2001年10月7日】
チープな3連休


【1日目】
・今岡昌子写真展 「Re Birth」:新宿コニカギャラリー
 被災地で生き生きと生きる女・子供達の写真。「女性であるがゆえの被写体への近さ」を感じた。
 http://www.konica.co.jp/info/plaza.html

・新宿御苑散策

【2日目】
・メガネ購入:池袋 ZOFF 5000円!
 7000円プラスすると良いレンズになるという。こうやって1万2千円にして儲けているに違いない。うまいマーケティングだ。僕はその手には乗らないよ。一式5000円のスタンダードなヤツにしておいた。「レンズの厚み、ゆがみはよろしいでしょうか?」という質問に、「結構です。」と答えたら、引換券に、「レンズの厚み、ゆがみ了承済」と書かれた。このくらい、僕は気にしない。カメラのレンズにはこだわるが、夜しか使わぬメガネのレンズにはこだわらない。
・CARAVAGGIO展: 東京都庭園美術館
 http://www.teien-art-museum.ne.jp/

・やや遅い昼食は中野の定食屋: 焼サンマ定食。コーヒー付きで700円!

【3日目】
家で写真整理


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【2001年9月30日】
近代文明全体に対する挑戦


「日本に対する宣戦布告」とまで言うことは僕には抵抗がありますが、近代文明全体に対する挑戦なのは明らかです。

事件直後にブッシュがタリバンの関与を明言したことから、アメリカは相当確度の高い根拠(エシュロンで傍受した通信情報ではなかろうか?)を 持っているのだと思いますが、早く具体的に示してほしいものです。
(「もうすぐ明らかにする」とアメリカが言ってから1週間になろうとしています。)

破壊行為に対しては、徹底的な制裁を加えるべきだと思いますが、その対象をどこにするか(どこまで絞れるか)は非常に難しいものだと思いま す。 仮に対象を明確にしたとしても、戦争で広範囲の人々が傷ついてしまうのですから。

近所(我が家の斜め前に住んでいる)の女性カメラマン(I氏)は中東の戦場等で、家族の「ほっとするようないい写真」を撮っています。
10月2日から新宿で写真展をするそうです。

あのときWTCに居た、知り合いのG氏はもう生きて帰って来ないかもしれません。
また、コネチカットで我が家の隣に住んでいたご夫婦の自慢の息子さんはペンタゴンで無事だったかどうか。。。。?

僕自身は、会社の健康診断で「異状なし」と言われてほっとしていますが、命は大切にしたいものです。



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【2001年9月24日】
コピーライター気取り


「『老眼鏡』に代わる名前募集。1等賞金100万円」という懸賞に応募した。
まぐれで賞金をもらえたらラッキー!

100万円1名 30万円2名
締切8月末
老眼鏡に替わる新しい名前
意識も行動も若若しいパワフルエイジ
一人一人の人生をアシストする
HAYALUXサミットプロ
もう老眼鏡なんて呼ばせない

1.壮年鏡(そうねんきょう)
読んで字の如し。わかりやすい。
「まだまだ働く」という力強さを持っている呼び名。

2.手元鏡(てもときょう)
「ちょっと手元のものを読むのに使う」という気軽な呼び方。
直接的でない、奥ゆかしい呼び名。

3.文読鏡(ぶんどくきょう)
「ちょっと手元のものを読むのに使う」という気軽な呼び方。
直接的でない、奥ゆかしい呼び名。

4.読書鏡(どくしょきょう)
改めて読書するという、知的な雰囲気を持った呼び名

5.文眼鏡(ぶんがんきょう)
学者的、知的な雰囲気を持った呼び名

6.敬眼鏡(けいがんきょう)
長い間働いてきた自分と自分の目に対する尊敬を込めたやさしい呼び名

発表は10月上旬だという。
http://www.vc.hoya.co.jp/spc
表彰は10月24日。おっと、表彰式には会社を休まねばならない!
(全く余計な心配だろう!)



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【2001年9月23日】
NYテロ


日系建築家ミノル・ヤマサキ氏の設計したマンハッタンで最も高いビル、ワールドトレードセンターが9月11日にあっけなく倒壊してしまった。2機の航空機が突っ込み、まだ6000人以上が行方不明となっている。日系金融機関に勤めるNY時代の知り合いのG氏も、そのうちの1人である。

あの事件の瞬間、僕は佐賀に居た。

熊本・佐賀の1泊の出張のため、台風15号が近づく中、羽田に向かった。
案の定、熊本への午前中の便は完全に欠航。佐賀の予定が夜だったため、午前中に飛ぶという福岡行きの便を予約し、きれいになった羽田空港の内部をG1で撮りながら時間をつぶした。しかし、出発時刻が1時、2時、3時と遅れ、結局離陸したのは4時であった。

何とか佐賀に到着して仕事を終えたとき、ニュースを聞いた。

1カ月前に家族4人でニューヨークへ行った際、ワートレの展望台に上った。100度を超えるような暑い日であったが、風のほとんどないすばらしい日であった。

あれから1カ月、2棟の高層ビルは映画のように崩れ落ちていった。
ブッシュは直ちにタリバンの関与を明言し、戦争を宣言した。
厳戒体制がとられている。

2週間たった今も、マンハッタンは悲しみに包まれている。

きょうは連休2日目。 昼前からコンタックスを2台持って東京国際フォーラムの撮影
白黒を撮りたくなったため、アメリカで買って余っていたTCNを137MAに入れ、いつもの167MTと一緒に持ち出した。
レンズは20・28・50・85。

モバイルギアも持って来たので歩き回るには少々重い。

東京国際フォーラム
銀座・田中屋 ソバ 
 秋の天ぷら7品
 ビール
 鴨せいろ
つゆがしっかりと濃い

幕張メッセ
空気が澄んでいる。
暖かい日差しに、冷たい風が心地好い。
ニューイングランドを思い出す。
1週間前までのむっとした暑さがうそのようだ。



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【2001年8月17日】
アメリカ精算


日本に無事到着
みやげはクッキー
費用精算
 航空券3人分       44万円(1人分はマイレージ)
 レンタカー・ホテル10泊 3000ドル=36万円
 その他食事・買い物など  3000ドル=36万円
Quarters収集
http://www.usmint.gov/mint_programs/50sq_program/index.cfm?action=schedule



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【2001年8月15日】
アメリカ10日目(水曜日)


K to JFK Airport
Lake Ronkonkoma



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【2001年8月14日】
アメリカ9日目(火曜日)


Sunken Beach Smithtown
Fort Hill Fish Market
- Fried Flounder Sandwich
Cold Spring Harbor
Smith Point Beach



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【2001年8月13日】
アメリカ8日目(月曜日)


Montauk
Lunch - Robster Roll
Ocean Colony Summer Resort
Montauk Lighthouse
Corn on a Cob

http://www.hamptonjitney.com
http://www.kathleenbeckmann.com



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【2001年8月12日】
アメリカ7日目(日曜日)


Hotel - Swimming Pool
Smithtown Circus
Japanese Restaurant "Takara"
Tel to Vince



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【2001年8月11日】
アメリカ6日目(土曜日)


Riverhead Outlet Shopping Mall
- Gap
- Reebok
- Nike
Japanese Restaurant "Takara"



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【2001年8月10日】
アメリカ5日目(金曜日)


Mrs. R
Peartree Ridge Beach
Cherry Lawn Park
Ms. K
Heights Pizza Lunch
Darien Bookshop
Metropolitan Museum Croister
Peter Lugar Great Neck
Hotel
Mrs. K



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【2001年8月9日】
アメリカ4日目(木曜日)


Wiley (Dog)
Mrs. Mozlek
21 Pleasant Street
Helen
Morgen
Walgreen
Stop & Shop
Palmar's
http://www.palmersmarket.com
Middlesex Middle School Year Book 2001
Upper Crust Bagel
Tokeneke Elementary School
進学舎 Veritas
Richard's
Stamford Twin Link - Skating Shoes
Helen
Royle Elementary School
Hindley Elementary School
11 Clock Avenue
Camera Wholesaler
http://www.camerawholesaler.com
Stamford Mall
Macy's
Pretzel



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【2001年8月8日】
アメリカ3日目(水曜日)


Metro North from Stamford Sta.
World Trade Center Observation Deck
Subway 6
Penang Soho Malaysian Cuisine
Dean & Deluca
NBA Shop
Schwaltz
Nike Town
Oyster Bar



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【2001年8月7日】
アメリカ2日目(火曜日)


Darien Skate Link
Pet Shop
Alen's Clam & Lobster House - Closed !
Italian Restaurant
Barne's & Nobles
Compu USA
Trader's Joes
15 Norman Lane
Oさん
Violin 交換
- Atelier constantin
http://www.snetyp.com/atelierconstantin/ 
Iさん
Meli Melo



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【2001年8月6日】
1年ぶりのアメリカにて(1日目)


1年ぶりにアメリカにいる。家族4人だ。会社の長期勤続休暇で2週間の休みをもらえたため、あまり迷わず、New York 10日間滞在を決めた。
20年勤務するとなぜ休暇がもらえるのかはわからぬが、あまり深く考えもせず、ありがたくもらうことにした。

オーストラリアを少し考えないわけでもなかったが、航空料金があまり変わらなかったのと、勝手知ったる地で友人たちに会うのも楽しいと考えて決めた。
格安航空チケットを早めにおさえ、1人分はマイレージをうまく使って飛行機をとった。
宿泊先は家族4人ゆったりということになると、Suites タイプのホテルしかない。
 Stamford Suites 4泊
 Marriott Residence Inn 6泊
ということで決定。

レンタカーは Hertz で予約。各種の会員割引をきかせることも当然忘れていない。

満席のエコノミークラスでの12時間超は窮屈ではあったが、ノースウェストの機内食が思ったほど悪くなかった(もちろん、サービスのレベルについては別だが)。一人、キャメロン・ディアスに似た(もっと年を食っているが)感じの良いスチュワーデスがいたものの、全体的にはスチュワーデスも鑑賞には堪えない。

機内で読んだ「少年A」は怖いノンフィクションであった。4年前に日本中を震撼とさせた神戸の事件の両親の手記であるが、普通の親が普通に育てた14才の少年が精神異常でもないのにあんなに酷いことをできる人間になって行くという事実に、一人の親として恐ろしいものを感じた。
先日、「千と千尋の神隠し」を見て帰って来た僕に向かってJが、「怖かった?」と聞くので、僕は「食い過ぎると知らぬ間に豚になってしまうというのがすごく怖かった」と答えたが、「少年A」はそれよりはるかに怖かった。

さて、我々3人はJFKに着いた。

友人が一足先にNYに来ているKを空港に連れて来てくれ、我が家族は合流。友人とすぐに別れ、レンタカーを借りる。

MAZDAの626(カペラ?)を予約していたら、Hertzのフリーアップグレードで2ランク上の Grand Marquis (Fordの大衆大型車。Taurusより一回り大きい。)にしてもらえた。広いのはいいのだが、マンハッタンへ行って走り回るにはやや大き過ぎの感もある。

アメリカを離れてから僕はちょうど1年、家族は1年4ヶ月。日本ではほとんど運転しない生活だったので、進行方向が左右車線逆になっても、運転感覚は全く違和感がない。Grand Marquis は7年ほど前に一度他人のを運転したことがある。バカでかい図体は乗せてもらうには良いが、ハンドリングがお世辞にも良くなく、楽しいクルマではない。それでものんびりととろとろ走るだけなので、問題は全くない。

Kが「スピードメーターはマイル表示だからね」などという。日本帰国後、昨年9月に家族でレンタカーで日光へ行った際に30キロオーバーでつかまったことを戒めているわけだ。わかってるわかってる。

最後に見てから1年しか経っていない風景なので、まだ、「懐かしい」というほどではない。I95の主だったカーブはまだ良く覚えているし、どこでどの車線を走ればスムーズかも体が覚えている。Portchester 付近で、Kが、「あのビル、下品な色に塗り替えたね。」と指摘する。僕も昔の色は覚えていないものの、塗り替えられたことはわかる。

Stamford Suites は予想以上に広かった。1BR Suiteであるが、全体で800 SQ. FT (72平方メートル)程度はあるだろう。巨大なリビング・ダイニングが気持ち良い。調度品はセンスの良くないオリエンタルなものだが、まあ、我慢できる範囲には収まっている。

日本からJが持ちこんだ大量の食料品(スナックやら缶詰やらスープの素やらレトルトカレーやら、税関で "No Food ?" と聞かれて "No" と答えても問題のない種類のものばかりである。しかし、その量たるや、2つのトランクの半分近くのスペースを占めていることを僕は知っていたため、"No" と答える際に、一瞬の迷いがあったのも事実ではある。)をトランクから出し、一息ついて近くの Stop & Shop に買い物に出る。僕はとにかく、ビールが買えれば良い。

早速、お菓子やらジュースやらを買い込む。
 Nantucket Nectors - Juice
 Arizona - Iced Tea
 Folgers - Coffee
 Pepperridge Farm Goldfish Crackers (Original)
 Stop&Shop Marshmallows
 Good Seasons Italian - Dressing Mix
 Jone's Crazy Salt
 Smucker's Magic Shell - Topping
 Tostitos - Toltilla Chips
 Toltilla Salsa

おっと、肝心のビールのコーナーに布がかけられている!! 夜8時以降は販売しないとのこと。コネチカット州に6年以上住んでいたものの、夜8時以降にビールを買おうとしたことがなかったため、知らなかった。時計を見ると8時10分。痛恨である。
Pennsylvania の奇妙なアルコール販売政策 のことは良く知っているが、コネチカットの「8時以降販売禁止」というのは知らなかった!!

帰りに夕食のPizzaを買う。何の変哲もないピザ屋で注文。焼き上がりを20分ほど待つ。

ホテルに帰って来てPizzaの夕食。ただしビールなし。代わりに "Arizona" ブランドのアイスティーを飲む。
Pizzaの味は今一つである。食べなれた Heights Pizza の方が2段階程度おいしい。

アメリカに来たとなると、食べたいものが山ほどある。 豚にならないように気をつけないといけない。

今回、アメリカに持ってきたカメラは以下の3台。
 Canon New F1(AE) + Tamron 35-105/2.8
 Contax G1 + Planar 45/2.0
 Nikon 28Ti

2台目のコンタックスは、今回来る直前、行き付けの中野のカメラ屋で気絶している間にクレジットカードにサインして買ってしまった代物である。
友人A氏のライカやハッセルに比べれば、安いものだ。G1はフォーカスを外すという悪評があるが、日曜日にテストし、だいたいの傾向はつかんできたつもりだ。プラナー45の味を試してみる予定。



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【2001年7月21日】
死を忘れることなかれ


メメント・モリ = 死を忘れることなかれ
mortal = 死すべきもの = 人

身近で50歳くらいの人が2人、妻を亡くした。

20年以上前、軽々しくも、「自分は40過ぎまで生きていない」などと言っていたも のだった。ずいぶんと不遜な高校生であった。

最近、自分がどう死ぬか、そんなことを考える。
突然死ぬか、穏やかに死ぬか、それは自分にはわからない。
E氏は「いつ死んでも良いと思えるだけやりたいことをやっている。」と言っていた。
自分はそこまでの覚悟はできていない。まだまだやらねばならないことがある。

ふとしたことで森田童子のことを思い出した。
google でサーチをかけてみたら、意外にも93年頃、テレビのドラマで彼女の曲が使われ、CDも発売されていることを発見した。

屋根裏のダンボール箱に入っているLPの中に3−4枚入っているアルバム。
レコードプレーヤーが壊れて10年近く経ち、たぶんもう買わないから2度と聴くことはないだろうと思っていたが、今度、CDを買ってみようと思う。

http://www.j-link.ne.jp/~k-minoya/doji_morita/loft.html



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【2001年7月1日】
Jazz CD's


先週、カメラマンのS氏に New Orleans の写真を見せてから JAZZ 付いているという訳でもないが、久しぶりにCDを買いに出た。昔なら石丸電気かタワーレコードだったが、今やHMVである。

Live under the Sky / VSOP
Ballads / John Coltrane
Giant Steps / John Coltrane
Waltz for Debby / Bill Evans Trio
Sunday at the Village Vanguard / Bill Evans
Moanin' / Art Blakey
Left Alone / Mal Waldron
Live at Birdland / Art Blakey
Birth of the Cool / Miles Davis
Take the A Train / Duke Ellington
Horrace Silver / Doodlin'

候補をいくつか洗い出して家を出た。
昔、レコードで買って持っているアルバムもあるが、プレーヤーはとうの昔に壊れてしまって買っていない。もうプレーヤーは買わないつもりなので、レコードを聞くことはないかもしれない。決してCD化されないようなマイナーなアルバムも多いので、それはそれで非常に残念なことである。

一度にたくさんCDを買ってもそんなに聴く時間はない。結局、4枚だけ買ってきた。

Sunday at the Village Vanguard / Bill Evans
 --- 40年前の Village Vanguard にタイムトリップする。

最後の方に、客のグラスの中の氷が溶けてカチンと鳴る部分がある。カリフォルニアのスタジオでデジタルリマスターした際に意図的に入れたものでもなかろうが、妙にリアルである。
自分が3才になる前の1961年6月25日の Greenwich Village の音であることを忘れてしまっている自分に思わずびっくりしてしまった。

そういえば、1995年の6月には、Village Vanguard で Mal Waldron を聴いたっけ。



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【2001年6月30日】
NTTブロードバンド

7月開始予定のNTTの光ファイバーサービスが8月に延期になった。

しかし、我が地域は11月以降のようだ。

Bフレッツ
10M  ファミリーサービス
月額5000円+200円+900円
工事費用 約3万円

まだ高い。

0120-454-548
0120-800-251

この分ではCATVから乗りかえるのは、まだ先になりそうだ。
NTT東日本ではアクセス網の光ファイバの敷設状況および予定を 光ファイバインフォメーション として公表している。 http://www.ntt-east.co.jp/flets/opt/naiyo.html



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【2001年6月10日】
ブルーノート東京・白山神社

<6月8日(金)>

ブルーノート東京に Ron Carter が来るというので、2週間ほど前に予約を入れておいた。
金曜日9時半からのセカンドセット。最もリラックスできる時間帯といえる。

夕方、会社を出る。まず腹ごしらえが必要だ。
青山は昨年7月の帰国後、初めて来た。
少し歩いて街の様子をチェックし、昔良く行った「だるまや」がまだあるのを発見して安心して入る。

タカナそばが定番であるが、隣のカップルがカタヤキソバをうまそうに食しているので僕も試してみることにした。

それにしても、ここの店員の動きの気持ち良いこと。きびきびと、無駄なく動いている。見ているだけですがすがしくなる。
とんかつ屋の「とんき」(目黒・駒込)にも通ずるものだある。このような店で食事がまずい訳がない。

−−−−昔の店がそのままあるとうれしいものだ。
1ヶ月ほど前、聖母病院の坂を上ったところにある「味楽」に行った。10人も入れないような台湾料理の店だが、8年前と同じオヤジと奥さん(?)がやっていた。相変わらず腸詰めとビーフンがうまい。

さて、ブルーノート。
8時半頃に着いて整理券をもらう。50番。
客の98%程度がカップルかグループだ。僕のように一人で来ている者など、ほとんどいない。これはNYとかなり違う。
それに、みんなそれなりにきちんとした格好をしている。ジーンズの人などいない。僕は一応、スーツを着ていたので気後れすることはなかったが、カップルが多いことも意外である。

8時45分から順番に席に案内される。広いし、天井も高い。青っぽい内装はNYと一緒だ。

しかし、新しいため(とは言っても10年以上経っているが)、きれいだ。雑然とした印象が全くない。
Jazz Club ではあるが、ちょっとした、まともなレストランといえる。
どこに座るかと聞いてくれるので、比較的ステージに近い左前の席に着いた。テーブルや椅子もNYのものよりゆったりしている。

食事のメニューに飲み物のメニュー、おまけにワインリストまで来た。メニューは合計3つだ。

僕は Martini だけしか頼まない。
Bombay Saphire。
日本のマティーニが少ないことにいつも不満を持ってしまう。心の中で文句をいうが、ウェイトレスには聞こえない。当然、もう一杯。

Ron Carter は穏やかだった。
彼の背広までも、青山のブルーノートで見る方が良い仕立てに見える。

<6月9日(土)>

白山神社にアジサイの撮影に行く。
都心部では随一の株数だという。

最初は有名な鎌倉の明月院に行こうと思ったが、片道2時間もかけるのが面倒になってしまった。どうせ買ったばかりのレンズのチェックをしたいだけだ。近場にした。

水道橋で地下深く潜り、南北線に乗りかえる。このあたりは初めて乗る。東大前などという昔なかった駅を通り、本駒込で降りる。
学生の頃、1年ほど住んでいたあたりを散策し、昔の面影を探すが、安アパートは高層マンションにかわり、見る影もない。
白山駅の裏を探し、白山神社を発見。

アジサイは意外に良く咲いている。
咲き始めというところか。

最近、ebay でアメリカから買った Vivitar Macro FD を使う。
大きく、重いが、良いレンズだ。

帰りは小石川植物園のわきを通り、茗荷谷へ出た。駅前でコーヒーを一杯飲む。
気軽に入れるコーヒーショップが増えたことは大変よろしい!
この手の店のコーヒーは、下手をすると、喫茶店のゴテゴテしたコーヒーよりおいしいことがある。




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【2001年5月20日】
Jock Sturgis 写真展など

  1. Jock Sturgis の写真展に行ってみた。

    赤坂見附の駅の横に1997年にできたという東京写真文化館である。
    日曜日は11時開館というので、家を10時半に出る。

    Jock Sturgis は、 New York の Hilton Hotelで毎年冬に開かれる Photo Auction で気になっていた現代のカメラマンである。
    8X10の大きなカメラで撮るトーンのやわらかな少女の写真は美しい。斜光線に輝く腕の産毛のやわらかさまできちんと表現されている。

    帰りには最近大きく変わった麻布十番に行ってみる。
    ふらふら歩き、良さそうな店をチェックし、定番の登龍に入る。四川冷麺2200円とビール800円。
    デフレの日本では相当の昼食である。

  2. O様

    家内が名刺をいただいたのでホームページを拝見しました。
    「日々思いつくままに」を楽しく拝見しました。
    また、すばらしい写真ですね。私も写真が趣味で、8年間滞在したアメリカではずいぶん撮影しました。
    コンタックスやニコンをお使いのようで、私の機材構成とも似ています。

    >途中のお家で珍しい生け垣のお花を見つけました。庭のお手入れ中の奥さんに
    >声をかけましたら、ご親切に挿し木にどうぞと数種類のお花を切って下さいました。
    >花木の名前を書いた札がついていましたが、忘れたので、メモを持って書き取って
    >来ましょう。

    花の名前は「アブチロン」です。
    「庭のお手入れ中の奥さん」(家内)のメールアドレスは *******@***** です。

    きょうは「小鳥のさえずる公園」ではカルガモのヒナ10羽と親鳥が泳いでいました。

  3. 写真家のS氏の写真展がもうすぐ始まる。

    「まだ先ですが2001年5月30日から6月5日まで銀座コダックフォトサロンでの個展が決定しました。題名は”光の歴程”です。ヨーロッパで撮影した 光溢れる写真で構成する予定です。まずは案内状のデザインができました。」
    http://homepage2.nifty.com/Lo-Ken_Seki/

  4. 我が家を設計してくれたW設計室のホームページ
    http://users.arcmedia.co.jp/twarch/




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【2001年5月12日】
写真を大量にアップロード

きょう、「さくらや」注文していたフジの Photo CDができあがったので、写真を大量にアップロードしました。
いずれもアメリカで撮影したものです。
ネガフィルムからスキャンし、Adobe Photodelux Version 3.0 で調整しています。

フジの Photo CDは、昨年7月の帰国以来、プリントと同時に注文していました(700円)が、今回はネガを限定して注文したので相当割高になりました。
CDの代金が700円と、1コマ80円でした。50枚以上頼んだので、5000円近くになった訳です。

画素数は1536X1024ということですから150万ということでしょう。
それでも、画面上は十分のようです。

http:www.fujifilm.co.jp/fdi/

今回の作品は以下のとおりです。日本からのアップロードは初めてです。
そのうち、日本で撮影した写真もアップします。

Series 20 : Philadelphia-4 (Spring Flowers)
フィラデルフィアの花(2000年4−5月)

Series 19 : Philadelphia-3 (Architecture)
フィラデルフィアの建築物(1999年−2000年7月)

Series 18 : New Orleans
アラバマ州ニューオーリーンズにて(2000年5月)

Series 17 : Tucson
ニューメキシコ州ツーソンにて(2000年3月)

Series 16 : Philadelphia-2
フィラデルフィア(2000年)

Series 15 : Litchfield
コネチカット州リッチフィールドにて(1999年11月)

Series 14 : Summer

Series 13 : Spring in Darien
ダリアンの春




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【2001年5月6日】
ゴールデンウィークの記録


以下は今年のゴールデンウィークの記録。

J は連休後半初日の5月3日の朝、ベッドの中でテレビの渋滞情報を見て、すこぶる幸せそうであった。
(彼女の趣味は、道路が渋滞しているニュースを家でのんびりと見ることだそうだ。お世辞にも良い性格とは言えないのは本人も承知している。)

僕も渋滞は大嫌いである。
いずれにせよ、車に乗らぬ我が家にとって大変安上がりな休暇であった。

1.夏の New York 旅行の計画(勤続20周年の記念休暇だ)を立て、ホテルの予約をした。
 Stamford Suite, Connecticut
 Marriott Residence Inn Plainview, Long Island

2.月島に行ってもんじゃ焼きを食べた。
 勝鬨橋を歩いて渡ったのは今回が初めてである。

3.写真を整理し、50枚ほどのカットを Fuji の Photo CD に焼いてもらった。
 Fuji と Kodak と Konica が同じようにやっている。価格の面でFujiを選んだ。
 最初はUSB 接続のスキャナーを買ってネガを直接スキャンする予定だったが、目指していた Polaroid の機種の発売が遅れて5月中旬になったため、購入を先延ばしせざるを得なくなり、今回はスキャニングを外注することにした。

4.Pratt のカメラバッグを買った。
 3月末のカメラ・アクセサリーショーで見て一目ぼれしてしまった薄型のカメラバッグである。
 新宿のYカメラに注文し、入荷を待って買った。1万円弱。
 フランス製のバッグだが、到って具合が良い。
 日本では写真撮影は電車と歩きで行うことが多いため、小振りのカメラバッグが必須だった。
 コンタックス167MTにタムロン35−105/2.8をつけて歩き回る。
 カメラバッグも増えてきてしまった。少し処分せねばならない。

5.京王線南大沢のアウトレット La Fete Tama へ行ってみた。
 駅のまん前だ。さほど店の数はなく、大して買うものはないが、こぎれいで気持ち良い。
 若い世代の洋服が中心。
 僕は帽子とネクタイを1本買った。
 帽子は Ken Corporation の犬の絵のついたもの。我が家の犬、Anna に敬意を払ったわけだ。

6.ぼろくなっていたポストをようやく付け替えた
 今まで使っていたのは白いプラスチック製。今度のは鳥の絵のついた金属製。
 昨年7月に帰国する直前に、Philadelphia 郊外の Gardening Center で20ドル弱で買ったものだ。
 ボルトが錆びていて取り外しに苦労した。
 きれいなポストは気持ち良い。ただし、ラブレターが来るわけでもない。

7.川越(小江戸)に行ってみた。
 菓子屋横丁近くの店の「いもまんじゅう」を歩きながらほおばる。
 中院の静寂がとても良かった。来年はぜひ有名な枝垂れ桜を見たい。

8.その他はのんびりし、読書。

番外編
1.簡単なトレーニングマシンを買った
 連休初日に購入した。単に両足で乗って足踏みするだけのものであるが、大きすぎる機械は邪魔だし、自分が飽きっぽいのも知っているからコストをかけず、かつ邪魔にならないちいさなタイプにした。昨年4月から7月に減量していたとき、ジムでやっていたトレーニングも要するに単なる足踏みだったので、同じだ。現在、5日目であるが、どうにか、「3日坊主」はクリアーしたようだ。当面の目標は2キロの減量。

2.我が家の車庫で夜中に誰かがうん○をした!
 朝、Jが車庫へ行って発見し、あまりの臭さに卒倒しそうになった。
 どうせ酔っ払いだろう。臭いものを放出したら、ちゃんと持ち帰ってほしい!!



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【2001年4月14日】
学生の面接・花の撮影


M君、家が見つかったようで良かったですね。
宇都宮といえば、昨年夏、ゴルフで行った際に餃子の町だということを初めて知り、驚きました。
仕事の方は「3本立て」でお忙しいでしょうが頑張ってください。

きのうは学生の採用関係で駆り出され、8人の面接をしました。
たかが30分の面接、それも「学生時代に何に一番力をいれたか」などという質問をして、何がわかるというのでしょう?
正式採用せず、6ヶ月くらい働かせてゆっくりと適性を見ぬいてから採用する方がよっぽど良いと思うのですが。。。
しかし、良い学生には会えませんねえ。

木曜日からのどが痛く、きのうからは鼻水が出てきました。 2年前、アメリカ滞在6年目にして突然発症した花粉症(最初は藪医者にバクテリアに感染したのだと言われた!)かと思いましたが、どうやら風 邪のようです。会社ではトイレのロールペーパーを一巻失敬して、机の上で使っていました。
(オイルショックの頃だったら怒られたかもしれない。)

最近、週末には都内の各所(湯島天神・小石川植物園・新宿御苑)の梅や桜の写真を撮り歩くことが多かったのですが、きょうは一日、家でおとな しくしていました。
そして前線が近付いて風が強くなった夕方、ビデオにとってあった 「Bonnie and Clyde」(邦題:俺たちに明日はない) を見ました。
なまりの強い聞きずらい英語は半分くらいしかわからなかったけれど、TEXASやOklahomaの貧しい田舎町で銀行強盗を繰り返す無鉄砲な Bonnie と Clyde の姿がバンジョーのBGMに乗っかって、久しぶりに南部の雰囲気を思い出させてくれました。

先週末には、たまっていた写真の整理をし、金曜日の夜にはHCL(ホリウチ=プロラボ)の御茶ノ水店に寄って六ツ切(8X10インチ)の引き 伸ばしを20枚ほど頼んできました。

New Orleans
Philadelphia の建築物
Philadelphia の花
Tucson
の4つのシリーズ(各5枚)です。

僕は最近はコンタックスを使うことが増えています。
(キャノンは EF, F-1n, AE-1P、 コニカはHEXAR、 Nikon はF601と28Ti を使っています。おっと、Hexar はオークションで売ってしまってもう 持っていないのだった。)

4月下旬に、日本ポラロイドから手軽な価格のフィルムスキャナーが発売されるようなので、評判が良かったら買ってみようかと思っています。
http://www.poladigital.co.jp/product/pf1800/release.html

明日は家族4人で鎌倉へ行ってみるつもりです。
「カマクラ」というと雪のおうちだと思っている小学5年生に少し勉強してもらわないといけません。
月曜日は、また一日、学生の面接です



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【2001年1月21日】
Eliott Erwitt / 中野のカメラ屋

Eliott Erwitt

快晴の空の下、きのう振った雪の残る道を歩いて地下鉄に乗り、11時半に三越についた。

先日我が家へ来たA氏からもらったチケットで写真展を見る。
最終日だというのに、意外に混んでいる。
50年代・60年代のモノクロの写真は気持ち良い。
Aは犬の写真がお目当てだ。

三越入り口のライオンの前で167MT+プラナー50/1.4で記念写真。おのぼりさんだ。
167MTはちょっと調子が悪い。
「ざくろ」で昼食を奮発し(ビール1本950円!)、日本橋から東西線で中野へ出て、カメラ屋へ寄る。

・折畳式のちゃちな(したがって猛烈にコンパクトかつ軽量な)三脚  500円
・エアーダスト(ほこり取り用のスプレー) 800円
・Contax 67/86 リング + Hood−No.5 2600円

成果はそんなものだけ。
バスで帰ってくる。210円。弱者の交通機関のくせに、日米ともに高い。

Yahoo と Ebay でヤシコンのボディを2台調達した。
137MD(23000円)とFX−103P(76ドル+送料29ドル)
レンズがまだ1本(50/1.4)しかないというのに。。。
こんなことをしていると、せっかく リストラをしている のにまた増殖してしまう。

調子の悪いのを承知で購入した167MTは、今度処分しよう。



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【2001年1月8日】
Thinkpad 購入

T様

この週末から、新しいパソコン(今までノートを持っていなかったのでノートにし た)を買って使っています。
結構安くなったものです(IBMのThinkpadが11万8千円でした)。

きのうウチにきたIBM技術系の友人A氏(Thinkpadの法人用を開発している)が、 「Low-endの消費者用の機種は儲からない」と言っていたのもうなずけます。
(彼はライカだのハッセルブラッドだの、普通の人が1−2台しか買わないカメ ラを30台近く買い集めているので、我が家に来てもらってひとしきりカメラと写真 の話をしました。彼が10時過ぎに雪の中を帰った後、家族から、「おとうさんのカ メラにかけるお金は大したことないね」との発言を引き出し、「してやったり」と 思っています。)

高速回線は、CATVかADSLをお勧めします。
(僕はCATVを256Kで使っていますが、ADSLならその2倍程度が標準のよ うです。)



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【2001年1月1日】
明けましておめでとうございます

8年ぶりに帰国して日本を知らない我が家の子供達には本当に閉口する。

・紅白歌合戦を見ながら、「紅組って何で男はいないの?」(これでも中学1年生のK(13歳!))
・「1月1日って元旦っていうのか。。。」(感心するK)
・「お年玉葉書の抽選は終わったの?」(元旦の夜に真顔で聞くK)

・だて巻きを見て、「これバウムクーヘン?」(A(10歳))

我が家の21世紀は大丈夫だろうか?
(上に示した4つのうち、いくつまでが本人達のジョークなのかわからないところが恐ろしい!!)

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なお、年賀状をいただいた中に、「毎年きれいな写真を楽しみにしています」というメッセージがありましたが、今年の僕の年賀状は、帰国のご報告(文章)を多くしたため、写真なしで送らせていただきました。最近の写真につきましては、1. From My Photo Albums をご覧ください。




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