08969
四国の星 掲示板
『四国の星ブログ』 に関すること、あるいは政治や社会についての御意見を
書き込んで下さい。可能な限り『返信』します(1日、2〜3通位まで)。誹謗中傷、
侮辱的表現、宣伝、意味不明なものについては主催者・玉井彰が削除します。
(なお、論理的でない書き込みに対する『返信』は遠慮する場合があります。)

お邪魔しますね / imacoco 引用

四国の星さんは、「正しい認識」と、セルフコントロールを習得されたほうが良いと思いますが・・

日本国憲法と教育基本法を読んで 四国の星さんは「美しい志」を裡に抱けませんか?」
それができないのであれば、それはなぜだと思いますか?
宗教を馬鹿にされているようですが、四国の星さんも 個人の宗教を持っていますことに気が付けませんか?
何かを信じて生きているものが人間だと思うのですが、四国の星さんは何を信じていますか?
権力ですか、お金、社会的立場、家族 それとももっとほかの何かですか?

非常に純粋な人格が新しい憲法を作成すれば、より良い物が生まれる可能性はあります。しかし、政治は戦いだ、泥にまみれて汚れてこそ政治家だ、などという 信仰 を持つ方々に 現行憲法よりも素晴らしいものが書けますか?

日本国憲法を改悪しろという勢力は アメリカの産軍複合体の手先のような存在です。
日本の経済力と 日本人の勤勉さでもって イラクはじめ 世界中の紛争地域で 新たな戦争ビジネスをたくらんでいる連中です。
(改憲したら)大変のことになりますよ・・!

No.133 2006/09/08(Fri) 10:30:41

 
Re: お邪魔しますね / 玉井彰 引用

面白い御意見をいただきました。

「回答」と言えるかどうか分かりませんが、次回(たぶん明日)のブログを御覧ください。

No.135 2006/09/08(Fri) 16:47:33


所属県の転属 / 安倍川餅 引用

 市町村の合併や分割だけではなく、市町村が所属する県の「転属」も想定せねばなりません。

 所属県の転属が想定されている市町村として、町田市の東京都から神奈川県への転属、古河市の茨城県から埼玉県か栃木県への転属が、度々言われています。
 もし、町田市が東京都から神奈川県に転属する場合には、どのような法的手続きが必要になるのでしょうか?

No.132 2006/09/08(Fri) 06:29:13

 
Re: 所属県の転属 / 玉井彰 引用

県の境界線変更として、地方自治法6条により法律で定めることになると思われます。ということは、国会の案件ということになります。

実質的要件として、町田市、東京都、神奈川県の意思が必要であり、それぞれの議会の議決が必要になると思います。

No.134 2006/09/08(Fri) 16:45:57

 
所属県の転属(2) / 安倍川餅 引用

 ということは、手続き順は:
(1)町田市で住民投票
(2)町田市議会の議決
(3)東京都庁と神奈川県庁への届け出
(4)東京都庁と神奈川県庁の交渉
(5)東京都議会と神奈川県議会の両者の議決
(6)総無省への届け出
(7)総無省が境界変更案を国会に出す
(8)転属の決定
 という順になるんでしょうか?

No.136 2006/09/13(Wed) 20:42:11

 
Re: 所属県の転属 / 玉井彰 引用

(1)については、町田市の内部問題だと思います。それ以外は、概ね、そういうことなのだろうと思います。


現実には、町田市がそういう政治情勢になれば、県が事情を聴きに来るなど、様々な政治的動きが出てくるでしょう。

No.137 2006/09/14(Thu) 09:09:06


廃藩置県から135周年に当たって / 安倍川餅 引用

 1871年8月29日(旧暦7月14日)の廃藩置県から、今年は135周年という記念年に当たります。4世代半が経つことになります。

 一般的には、「廃藩置県で、地方統治が中央集権化された」という点ばかりが指摘されていますが、もう一つ指摘せねばならない点があります。
 それは、村落にも村役場が置かれて、城下町や門前町といった都市にも市役所が置かれて、都市と村落が同じ狭域行政体(基礎自治体)として対等に扱われるようになったという点です。

 明治維新以前の時代には、十津川や矢祭といった村落は、単独の狭域自治体を持っていませんでした。一方で、城下町や港町といった都市のみが、治める者の地位が違うだけで、狭域自治体を持っていました。
 しかし、廃藩置県で思いがけない事が起こりました。城下町も港町も宿場町も多くの集落も、全部が対等になり、一律に細かく役場(狭域行政体)が置かれるようになりました。この変化は軽視できないと思います。

 藩は「地方王国」ですが、細かく見ると、城下町が「地方王国の首府」で、門前町や港町や宿場町などが「地方王国の首府以外の都市」に当たります。現代風に言えば、藩が「県」で、城下町・港町・門前町・宿場町などが「都市」で、これらを除く集落が「村落」に該当します。

No.121 2006/08/28(Mon) 05:09:58

 
Re: 廃藩置県から135周年に当たって / 玉井彰 引用

近代化推進のためには、廃藩置県は必要でした。中央集権国家として「先進国」の仲間入りが果たせた段階で、「分権」をしておくべきでした。これが遅れたことが、現在ひずみを生んでいます。「廃県置藩」が必要です。

廃藩置県後の「役場」は、中央政府の意思伝達機構だったのでしょうが、それが進化発展して自治の拠点になったということになるのでしょう。

No.123 2006/08/28(Mon) 08:54:35

 
廃藩置県から135周年に当たって(2) / 安倍川餅 引用

> 「分権」が遅れたことが、現在ひずみを生んでいます。「廃県置藩」が必要です。

 「『地方分権』を疑え!」とのコラムが本掲示板にもありましたが、「廃県置藩」にも落とし穴が存在する事にも、気付かねばなりません。
 「廃県置藩」の落とし穴とは、いわき市や新高山市のような「大きいことは良いことだ」の巨大な市を作ることが自治の高上だ、という錯覚です。こういう、都市とエリアを混同する「廃県置藩」を実施した所は、旧清水市や旧静岡市や佐渡島に象徴されるように、個性が失せて活気が落ちてます。
 「都市」と「エリア」、即ち「狭」域行政体と「広」域行政体を混同する「廃県置藩」は、「大から小へ」というのが正確な表現で、地方自治とは相容れない行為です。

 そもそも「廃藩置県」とは、広域行政体の統治者を、古くから地元に定住する藩主から、中央政府から送られる県知事に代えた、という改革です。この定義が略かれて、「廃藩置県」と呼ばれてます。つまり、統治者の出身の違いです。
 「古くから地元に定住する者が、自治組織を築く」、という意味での「廃県置藩」は、「小から大へ」というのが正確な表現です。

No.125 2006/08/29(Tue) 21:13:22

 
Re: 廃藩置県から135周年に当たって / 玉井彰 引用

自治の定義の問題です。

自治の内容・範囲については、住民が選択すればいいのです。「大きいことは良いことだ」も問題ですが、「小さいことは無条件に良い」とも言えないのではないでしょうか。

自治は個別具体的な問題をはらんでいます。主権者たる住民の選択をゆがめる政治が問題なのです。

No.127 2006/08/31(Thu) 09:13:00


国民主権の本来の意味 / 桜の花 引用

国民が選挙の一票の行使で終わりと言う意味ではありません。

選ばれた政治家は 議決権を行使できますが、不特定多数の国民意思に基づいて議決権を行使すべきが正しい事なのです。

○自らの意思で行使しては その時点で民主主義の精神から 封建時代の精神に反転してしまうのです。

その気になった政治家は・・
ですから 政治家は自然と高姿勢になります。
えらくなってふんぞりかえるのです。
そして色々な情報等々を独り占めしだします。
偏った取り巻きだけの意思を汲んで行使してもいけません。
不特定多数が原則です。


・・ならば 政治家の仕事は 社会奉仕の精神に適います。


政治家の仕事とは『国民意思の妙』なのです。

護民官なのです。
役人も同様に公僕ではなくて護民官なのです。

安倍さんの今までの行動や発言から考えると・・
改憲を公約としても、何故 自民党案を優先するのかがばかげた発言です。
この事をもってすれば 国民主権の観点から 封建政治家、
古い時代の政治家と言えます。



No.118 2006/08/25(Fri) 00:04:40

 
Re: 国民主権の本来の意味 / 安倍川餅 引用

 与党政治家と、与党と同じベクトルの野党政治家は、大衆受けしか狙いません。
 改憲を唱える安倍晋三とか、汚物政権の「教育改革国民会議」といったいう連中の特徴として、普段は「不特定多数の民主主義」を愚にして与党独裁で突っ走るくせに、「2ちゃんねる」のような右翼系無法地帯の掲示板になると「不特定多数の民主主義」を頼むんですよ。

 株式詐欺を起こして捕まったライブドア堀江貴文は、1年半前に「インターネット時代の今はジャーナリズムは不要だ」って大言壮語してましたが、小泉純一郎や安倍晋三も同じ発想です。「大衆受けすれば、何をやっても許される」「選挙で当選したんだから、総裁選の人事も全て白紙委任された」、そういう「放縦」が、小泉が思う所の「国民主権」です。民意を都合の好いように悪用してるんですよ。

No.119 2006/08/26(Sat) 06:13:52

 
Re: 国民主権の本来の意味 / 桜の花 引用

安倍川餅さんの 言うような意味合いは 肯定できると思います。

勝手な持論を言うのも結構ですが、突然 気に入らない意見に対して無視する行為は時と場合では 正しくないと考えます。この勘違い政治家こそ 安倍川餅さんが語る 国民先導型政治家の一つのタイプだと思います。だから この心の許容範囲の力量で考えると まず 社会的仕事には限界が見えます。
私が語る『国民主権の本来の意味』でも 処世術にたけているのが条件に当てはまって政治家の資格だと判断できるのではないでしょうか。

No.120 2006/08/26(Sat) 06:54:30

 
Re: 国民主権の本来の意味(2) / 安倍川餅 引用

> 気に入らない意見に対して無視する行為は時と場合では 正しくないと考えます。

 無視するどころか、封殺しますよ。安倍晋三がこの典型です。
 西暦2005年1月に発覚したNHKへの政治介入事件でも、NHK報道局長の松尾武が「政治家への事前説明は通常業務だ」と吐いて、安倍晋三や中川昭一に放送内容を事前に漏らした事を居直っています。にも拘らず、安倍は執拗く「(政治介入をスクープした)朝日は捏造だ、朝日は捏造だ!」と騒ぎ立てました。
 安倍は金正日を「独裁者だ」って攻撃していますが、気に入らないメディアを潰そうとする安倍こそ、金正日みたいな「独裁者」ですよ。アジる手口と戦争狂いなんかソックリですね。で、政治介入の発覚から1年半が経って、挑発が益々エスカレートしていますから、恐ろしいです。

> 勘違い政治家こそ 国民先導型政治家の一つのタイプだと思います。

 「国民扇動型」の誤いでは?

No.122 2006/08/28(Mon) 05:29:06

 
Re: 国民主権の本来の意味 / 桜の花 引用

安倍川餅さん ご指摘のとおり 文字の間違えですね。

> 勘違い政治家こそ 国民先導型政治家の一つのタイプだと思います。

「国民扇動型」の誤いでは?

安倍さんは 安倍川餅さんより 足りませんね・・下足らず?
私は 安倍さんは『大風呂敷人』だと思います。軍人・凡人・変人に対しての言葉です。自分の身の丈を解っていないのでしょう。

No.124 2006/08/28(Mon) 17:13:31

 
Re: 国民主権の本来の意味(3) / 安倍川餅 引用

> 私は 安倍さんは『大風呂敷人』だと思います。

 昔、アメリカにベッタリの日本人(例:落合信彦)は、「黄色いバナナ」と揶揄されました。
 例えるなら、小泉純一郎は「ラジコン」ですね。外見や装備だけが格好良いから、ミーハーな女たちが群がって来る。そんで、眩い外見と装備が美辞麗句としてラジコンに貼られてるけど、それを操ってる奴はアメリカ政府。「黄色いバナナ」というよりも、宣伝文句だけが一人歩きする「腐ったバナナ」とも言えます。

 で、小泉の子飼いである安倍晋三は「栗の毬」ですね。空っぽの中身を瞞(ごまか)す為に、攻撃・挑発するしか能が無い奴。それか、「『安倍川餅』を偽装する硼酸団子」ですね。「安倍川硼酸団子」とでも言いましょうか。

No.126 2006/08/29(Tue) 22:55:43


屈辱的な「県民の日」 / 安倍川餅 引用

 今日8月21日が「県民の日」となっている地域は、福島県や静岡県などがありますが、「8月21日」というのは、「屈辱の日」でもあります。

 「県民の日」の由来になった、1876年8月21日に合併して誕生した県を見ると:
・福島県…磐前県(磐城地方、浜通り)、福島県(〜1876年8月20日。中通り)、若松県(会津地方)の3県が、1876年8月21日に合併して誕生。
・静岡県…足柄県のうち旧伊豆国、静岡県(〜1876年8月20日。旧駿河国)、浜松県(旧遠江国)が、1876年8月21日に合併して誕生。
 こうして見ると、磐城地方民や会津地方民、伊豆地方民や遠州地方民にとっては、「屈辱の日」である事が明白でしょう。

 この他にも、1876年の特に8月21日には、県の合併が次々と実施されました。この1876年の合併で消滅した県には、鶴岡県(庄内地方。鶴岡)、若松県(会津地方。会津若松)、筑摩県(中信州+伊那地方+北安曇郡+旧飛騨国。松本)、浜松県(旧遠江国。浜松)、飾磨県(旧播磨国。姫路)、小倉県(旧豊前国。小倉)…と、県庁所在地のある地域から遠く離れた地域が列んでいて、現在の県から分離すべき地域ばかりです。

 特に、1876年の合併で誕生した県は、「帯に短し、襷に長し」の中途半端な物ばかりです。遠州地方民や会津地方民の中には、8月21日を「屈辱の日」と呼んでいる人たちがいるようですが、当然です。
 福島県も即刻分割して、少なくても「磐城県」「阿武隈県」「会津県」の3県を設置した方が良い。その方が地域的特性に適っています。

 「越前地方とは縁を切っても近畿道に入る」若狭湾岸の市長たちや、「東京都を『多摩県』と『東京市』に分割しろ」という多摩地方民のように、大き過ぎて不均衡な地域を分割する事が、正しい「効率化」なんです。130年前の明治政府の失政を、都府県の分割として大掃除すべき時期ではないでしょうか?

No.113 2006/08/21(Mon) 21:51:15

 
Re: 屈辱的な「県民の日」 / 玉井彰 引用

自治の最適単位はどうあるべきかという問題意識でとらえていけばいと思います。

福島県が3つに分割されることがいいとして、それぞれの地域を「県」と構成すべきか「市」と構成すべきかは考えどころです。

「市」と構成しておいて、もっと身近な自治の単位を持つべきかどうかを考える方法もあり得ます。「郡」という構成もあり得ると考えます。

No.114 2006/08/22(Tue) 22:07:29

 
屈辱的な「県民の日」(2) / 安倍川餅 引用

 要するに、広過ぎる県を複数の県に分割しろ、という事です。勿論ですが、広過ぎる「市」も分割すべきです。

 福島県を3つの県に分割する場合、自治体の階層は、例えば:
「福島県(浜通り) 相馬市」→「磐城県 相馬市」、
「福島県(中通り) 東白川郡 矢祭町」→「阿武隈県 矢祭町」、
という風になります。
 広過ぎる県と広過ぎる市の両方を分割すれば:
「福島県(浜通り) いわき市 小名浜」→「磐城県 小名浜市」、
「福島県(会津地方) 南会津郡 南会津町 田島」→「会津県 田島町」、
という階層になります。
 このように、県を分割した方がスッキリするでしょう。

No.115 2006/08/23(Wed) 21:32:34

 
Re: 屈辱的な「県民の日」 / 玉井彰 引用

基礎自治体が行政事務万般をこなせる団体でなければならないという前提があって、合併が推進されました。この前提を覆せば、多様な自治の形が展望できます。

「市町村」の制度の意義はもっと語られていいと思います。普通自動車型の「市」、軽四自動車型の「町村」。この発想を押し進めて、住民が必要と考える分野について自治を有する団体があり、それを統括する「市」があるという構成も考えて見てください。

No.116 2006/08/24(Thu) 08:55:45

 
屈辱的な「県民の日」(3) / 安倍川餅 引用

 この題目の内容は、
http://blogs.yahoo.co.jp/shikokunohoshijp/10202081.html
 とも似た内容です。
 信州(=長野県)は、少なくても上信越高速沿線(善光寺平、佐久平)と中央高速沿線(松本平、伊那平)の真っ二つに分かれています。上信越高速沿線は、「信越」という語が示す通り、北陸寄りです。一方で中央高速沿線は、内陸同士や太平洋側との繋がりが強く、北陸扱いや関東扱い(特に北関東扱い)を嫌う地域です。
 更に、善光寺平は100%日本海側の風土ですが、他の3地域が内陸性気候の風土です。道路網でも、善光寺平は北陸道の沿線ですが、佐久平は中山道と北陸道の合流地。松本平は中山道と甲州街道の合流地で、太平洋側では東京か名古屋を向いています。伊那平は「三遠信」という語が示す通り、太平洋側でも浜松(遠江)や豊橋(東三河)を向いています。
 従って、実質的には「水内県 (善光寺平)」「佐久県」「筑摩県 (松本平)」「伊那県」の4つの県が分立してると見て誤いない。にも拘らず、日本海側寄りの地域と、内陸同士志向で太平洋側寄りの地域が、一緒にされています。

 そして、長野県とソックリの県には、静岡県と福井県が在ります。

 静岡県は、大きく分けて関東寄りと豊橋寄りの真っ二つで、大井川以東(伊豆地方と駿河地方。伊東、三島、富士、清水、静岡など)は関東寄りで富士山の文化圏、大井川以西(遠江地方。浜松、御前崎など)は豊橋寄りで天竜川の文化圏です。
 地質上でも糸魚川・静岡構造線(親不知・安倍川構造線)が通っており、電力は富士川以東は東京電力、富士川以西は中部電力のエリアです。
 100%「東海」と呼べる地域は、遠江地方、即ち大井川以西に過ぎません。特に沼津以東は関東色が濃く、東横鎌(東京、横浜、鎌倉)への通勤圏で、東横鎌からの日帰り観光地ですから、清水や御前崎といった富士川以西には目が向いてません。又、静岡では、東京系夕刊紙と名古屋系日刊紙が、即日で一挙に購読できます。
 このように、関東寄りの「伊豆県」と「駿河県」、豊橋寄りの「遠江県」の、3つの県が分立してる状態です。「糸静線以東で関東寄り」と、「糸静線以西で豊橋寄り」という全く違う風土の地域が、1876年8月21日に合併させられ、しかも都市名が県名にされて「静岡県」にネーミングされました。これが、「県民の日=屈辱の日」と言われる由縁です。

 福井県も、金沢寄りの越前地方(嶺北。福井など)と、近畿寄りの若狭地方(嶺南。敦賀など)の真っ二つです。それ故に、「越前県」「若狭県」の2つの県が分立してる状態です。
 若狭地方民からすれば、木ノ芽峠を越えた福井に行くより、若狭湾岸を通って福知山に行ったり、愛発山を越えて京都に行ったりする方が便利だという理(わけ)ですから、伊豆地方や駿河地方と似ています。このため、敦賀市長や小浜市長が福井県からの分離を唱えるのも当然です。

No.128 2006/09/03(Sun) 23:20:58

 
Re: 屈辱的な「県民の日」 / 玉井彰 引用

各論については分からないのですが、100年以上の歴史の積み重ねがあると、旧来のまとまりと100年余の地域の歴史の両方に重みがあるので、一概にものが言いにくくなるような気がします。

現在生きている人で、今の「県」の前の姿を知る人はいないわけですから。

No.129 2006/09/04(Mon) 20:26:29

 
屈辱的な「県民の日」(4) / 安倍川餅 引用

 前の姿がどうであれ、地域的齟齬を来たしている県は、分割するのが条理でしょう。市町村は何度も変遷を繰り返してるのに、130年が経っても県の分割が行われない、というのは変じゃないでしょうか?

 県の分割が行われないから、「甲信越」やら「長野県は全域北関東へ」やら「伊豆地方は東海の僻地」といったムチャクチャな発想が飛び出すんです。

 例えば、伊東や沼津といった伊豆地方の住民は、遠くの名古屋よりも、近くの東京との往来が多いのに、酷い扱いです。
 コンサート案内は、「静岡県だから」という理由だけで、電車一本で行ける東京開催が来なくて、東京までの2倍も掛かる名古屋開催ばかりが来てるそうです。そして、東京の官界からは首都圏に入れてもらえず、名古屋の官界からも除け者にされ、静岡県庁からも「別の地方」みたいな扱いで冷遇されています。

 この現状を無視して、「130年の歴史の積み重ね」と言われたら堪ったもんじゃない。現行の県には、分割しないと齟齬が収まらない位、風土と文化圏の大きな違いが存在するんです。

No.130 2006/09/05(Tue) 01:06:46

 
Re: 屈辱的な「県民の日」 / 玉井彰 引用

誰が、どのような手順で、「分割」を決めるのかが問題になります。

当然、地元の住民が決めることになります。それも、圧倒的多数が賛同しないと政治日程には乗りません。評論は自由ですが。

No.131 2006/09/05(Tue) 08:57:32


合併と戦時体制作り / 安倍川餅 引用

 強権的な合併ブームの裏には、戦時体制の臭いが漂う…。これは何も、第二次大戦までの話ではなく、現在でも同じです。

 現在行われてる市町村合併ブーム、その延長線上にある県合併ブームも、戦時体制の予兆と見れば判り易い。これは、岩国住民投票を「地域エゴだ」って侮辱した片山虎之助の暴言が示しています。言うなれば、住民投票のような自治権の行使や、過疎地住民の声を遮断する為に、市町村合併で自治権を剥奪するというのが、中央政府の狙いでしょう。
 その一方で、7年前に成立した「ガイドライン戦争法」と、2年6ヶ月間も続いたサマワ派兵に示されるように、戦時体制の臭いが窺えます。

 第二次大戦中の1942年8月に合併した読売新聞と報知新聞は、本来は全く別の新聞でした。しかし、軍事政権によって、合併を強制されました。そして、東京市までもが東京府との合併を強制され、1943年7月に東京都が設置され、東京市はバラバラに解体されました。舞鶴市(〜1943年5月26日。西舞鶴)と東舞鶴市が合併して、現在の舞鶴市(1943年5月27日〜)が設置されたのも、1943年です。

 現在でも似たような現象が起こっています。読売を旧大宮市と旧静岡市に、報知を旧浦和市と旧清水市に置き換えると、非常に判り易い。本来は全く性格が違う団体や地域が、中央政府によって合併を強制された、という点がソックリです。
 そんで、1943年7月に解体された東京市に次いで、2003年4月に消滅した静岡市も、2005年4月には「葵区」と「駿河区」という「出張所」へと解体されました。親(静岡)も子(東京)に倣うって事か(嘲)。
 こうして見ると、合併と戦時体制作りは同時進行する現象だ、とも言えます。

No.109 2006/08/19(Sat) 21:31:47

 
Re: 合併と戦時体制作り / 玉井彰 引用

御明察と言っておきます。少なくとも、中央集権体制強化のための合併です。合併により、中央の指令が全国に届きやすくなります。

住民投票に関して言えば、Aという小さな町の住民が、Aの存立にかかわる国の横暴に反対して、住民投票で国の施策に「ノー」を突きつけたとします。これは、大きなニュースになります。ところが、合併でAがB市という大きな自治体の一部になってしまうと、B市A地区の住民の地域エゴということになりかねないのです。もちろん、B市全体にかかわる問題に発展する場合もありますが、大きな自治体では世論がまとまりにくい傾向があります。

No.110 2006/08/19(Sat) 22:15:33

 
合併と戦時体制作り(2) / 安倍川餅 引用

 旧岩国市の住民投票(今年3月12日)は、米軍基地の転入を巡る住民投票でしたが、自治体の合併と分割でも同じです。

 「B市A地区の住民の『地域エゴ』」…これこそ、片山虎之助や小泉政権の狙う所です。つまり、小規模自治体や、中央政府に逆らう者や、自治体の分割を求める声は「地域エゴ」で;大規模自治体や、中央政府に順う者や、自治体の合併を求める声は「模範生」って言いたいんでしょう。正に、自治の破片も無い発想です。

 例えば、旧清水市の住民が「清水港に米軍艦を入れるな」、旧静岡市の住民が「徴兵制復活を止めろ」(安倍晋三政権になったら起こり得る)という運動を起こしたとします。もしも旧清水市単独や旧静岡市単独で行政側に要望を出す場合、「清水『市』役所」や「静岡『市』役所」であれば「自治体」ですから、聞き入れられる可能性が有りました。しかし、「清水『区』役所」は「出張所」ですし、旧静岡市も「葵区」と「駿河区」に解体されましたから、聞き入れられないでしょう。
 となると、旧静岡市の「日本平『市』役所」まで行かなくてはなりませんが、旧清水市単独の案件や、旧静岡市単独の案件は蹴られるのが落ちです。それを、片山虎之助や小泉政権は狙ってるんです。

No.111 2006/08/20(Sun) 03:24:07

 
Re: 合併と戦時体制作り / 玉井彰 引用

身近な自治体があることの大切さが分からない人が多すぎました。住民税が2倍になっても、自治を失うべきではないと思います。

No.112 2006/08/20(Sun) 14:07:10


いつも拝読しています / cuppuccino 引用

コメントさせて頂いたことはあまりないのですが、いつも記事を拝読させて頂いています。左右に偏さない冷静かつ鋭い視点からのご意見は参考になります。実際の地方政治の舞台でもご活躍されることも僭越ながら期待しております。

No.107 2006/08/18(Fri) 11:56:44

 
Re: いつも拝読しています / 玉井彰 引用

ありがとうございます。毎日更新が精一杯で、他の方のブログやHPに参加できていません。いくつかの文章を拝見しました。映画評論、参考にさせていただきます。「ヒトラー〜最期の12日間」、私も見ました。

No.108 2006/08/18(Fri) 15:55:09


(No Subject) / M.Y 引用

中国、韓国の対応を「バカの相手はしない」とブログで表現していますが、果たして「バカ」はどちらなのでしょうか?
A級戦犯合祀後、大平、鈴木首相が参拝しても中国は何の抗議もしませんでした。初めて抗議のあったのは中曽根首相の公式参拝に対してでした。昔は何の問題でもなかったことを執拗に軍国主義の復活などという的外れな批判ばかりを繰り返す隣国と小泉首相、果たしてどちらが「バカ」なのでしょうか?
中国では言論の自由もなく、毛沢東による文化大革命により数千万人もの餓死者が出たこと、チベット侵略、天安門事件など中国国民は未だに共産党の情報統制により調べても知ることのできない状態にあります。信頼できる関係を築くには相手のこと、同時に自分のことを知ることが大切になってくると思います。中国で言論の自由が認められるまではある一定の距離を保ち、中国の言うことに振り回されないことが大切なのではないでしょうか。
「A級戦犯」ではなく、「敗戦責任者」としての結果責任の議論を進めていくことには賛成です。やはり当時の指導者はあまりにも無能であり、指導者である以上結果責任を取らなければいけないと思います。ただその責任をA級戦犯だけに問うのは間違いであり、冷静で慎重な議論が必要であると思います。当時戦争を望んだ国民の責任、戦争を煽ったマスコミの責任も忘れてはいけないと思います。

No.103 2006/08/16(Wed) 14:25:28

 
Re: (No Subject) / 玉井彰 引用

日本が過去の事柄について謝罪を繰り返せる間は幸せです。経済面・技術面でのストックがあるということです。私は、300年でも400年でも謝罪できる日本でありたいと思います。中国・韓国が未来志向で行こうと言いだしたときは、日本など相手にする必要なしという段階に達したということです。日本が二流国、三流国に転落したという証になります。

過去のことを云々しているのは、中国・韓国の支配者が国家運営をうまくできていないということであり、国民の目をそらすために「歴史」をもちだしているということです。

我が国の支配層も苦しくなってきた昨今、同じ次元で「反・反日」を展開しないと政治支配が持たなくなってきています。近隣諸国をののしる政治は、自国の支配に自信がないことの裏返しです。

No.104 2006/08/16(Wed) 16:42:26

 
Re: (No Subject) / M.Y 引用

議員の考えは先進的過ぎてとても付いていけません。
国家運営がうまくいかず、国民の目をそらすために歴史を持ち出している国に対してその時々に応じて謝罪するのが日本のためにいいことだとは思えません。私は靖国参拝をやめると他の問題でも同様に譲歩を迫られるのではという中国への不信が大きく、簡単に譲ってはいけない問題だと思ってしまいます。
また、小泉首相だけをバカかのように書き、中国、韓国が大人の対応をとっているかのような書き方には非常に作為的なものを感じます。批判のための批判になっている気がします。

No.105 2006/08/17(Thu) 00:09:30

 
Re: (No Subject) / 玉井彰 引用

「議員」ではありません。念のため。

中国・韓国が大人の対応をしているわけではありません。日本を非難していないと体制が持たないのです。日本の場合は、非難され続け、謝罪し続けても、体制が揺らぐということはありません。400年でも500年でも、謝る余裕があるかぎり謝ればいいのではないでしょうか。相手国の若者が「そんなことがあったのか。知らなかった。」と言っても、敢えて教えてあげるくらいのしつこさがあっていいと思います。

謝るべきは謝るが、譲るべきでないところは譲らないという毅然とした態度は必要です。そのあたりのメリハリが大切です。

「金持ち喧嘩せず」と言います。余分なところで消耗せず、目的合理的な行動を心掛けるべきです。心配なのは、日本が「金持ち」でなくなりつつあることです。自民党の支配にこれまでの余裕がなくなり、総理大臣が亀田兄弟のような余裕も品格もない状態に堕ちることを憂慮すべきです。

「ガン(眼)付けてきたから、ガン付け返す」では、いやはや何とも・・

No.106 2006/08/17(Thu) 08:05:45


喚いてる奴に限って… / 安倍川餅 引用

「合併しろ」って喚いてる奴に限って、合併しないんだ。
戦争を煽ってる奴に限って、戦争に行かないんだ。
過疎地の自治体は中央政府に圧し潰されてるが、中央政府のある東京市は解体されて好い気になってる。

 清水青年会議所は清水市を殺したくせに、自分たちだけ温々(ぬくぬく)と合併しないで居直りやがって。偉そうに合併を言うなら、先ずは青年会議所が合併しろ。自分たちは合併もせずに自治体には合併を強制するなんて、卑劣漢とは清水青年会議所を指すんだ。
 中西輝政(「正論」の常連)なんか、偉そうに核武装を唱えてっけど、だったら自分が核戦争でも起こして見ろってんだよ。けど、起こしたら自分が爆死するから、起こさないんだろうな。そして、政治家と違ってシニカルな雑誌や夕刊紙に叩かれないから、余計に驕り昂ぶってるんだろうな。卑怯な奴らだ。
 もしも戦争が起こった時に、真先に殺されるのは普通の庶民なんだ。そして、安倍晋三みてえな国会議員と、中西輝政みてえな右翼系学者は、「戦争しろ」って喚いても、戦争には行かない奴らだ。外国の権力者に「けしからん」って喚いても、その外国の権力者と同じ悪事をやる為の台詞だ。

隗より始めない青年会議所。
人の振り見て我が振り直さない右翼系学者。
「公平」を知らない中央政府と東京23特別区。
こんな奴らは要らない。日本の癌だ。

No.95 2006/08/12(Sat) 04:20:58

 
Re: 喚いてる奴に限って… / 玉井彰 引用

「生きて虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓をつくった方は、虜囚となりました。そういうものです。

No.96 2006/08/12(Sat) 18:59:26

 
喚いてる奴に限って…(2) / 安倍川餅 引用

 戦争を惹き起こして、敗北後に「虜囚」となった奴の中でも、始末された奴は東条英機や板垣征四郎とか、僅7人でした。自殺したり、極東軍事裁判の最中に病死した奴も、近衛文麿や松岡洋右と、一握りです。
 一方で、昭和天皇、岸信介、星野直樹、児玉誉士夫、笹川良一といった「虜囚」たちは、始末されず、戦後も温々と威勢を揮い、「看守」たるアメリカ政府への隷従を進めました。これらの「虜囚」を野放しした奴が、「看守」たるアメリカ政府でした。

 田中角栄がロッキード事件で捕まってから、去る7月27日で丁度1世代(満30年)が経ちましたが、ロッキード社に買収された奴の中には、児玉誉士夫がいました。児玉と笹川は、第二次大戦までは右翼団体の長で、戦争を煽って来た奴らの一角です。

 そして、戦争を煽って「アメリカの犬」となった奴の中でも、小泉純一郎は、日本を実質的なアメリカの属国へと仕立て上げながら、臆面も無く「愛国心」を念佛しています。

No.97 2006/08/13(Sun) 12:23:38

 
Re: 喚いてる奴に限って… / 玉井彰 引用

しばらくアメリカの属国のような振りをして時間を稼ぎ、そのうち「連合艦隊」「連合空軍」を結集してワシントンを占領するのだと、密かに結社でもつくる気概があるのなら、それはそれで大したものですがね・・・

No.99 2006/08/14(Mon) 08:51:32

 
喚いてる奴に限って…(3) / 安倍川餅 引用

 外交も内政も民生もなにもかもぶっ壊し、日本をアメリカの属国へと落とした、小泉純一郎政権の64ヶ月を「日本再生への道筋を着けた」って吐く、屋山太郎の無神経には呆れます。ま、小泉と同類項の「アメリカ政府の犬」だから、こんな台詞を吐くんでしょう。

 昨8月15日は平和節でしたが、私は首都・東京でのシンポジウムに参加して来ました(中心的内容は米軍基地問題)。
 安倍晋三、中西輝政、屋山太郎、渡部昇一みたいな右翼反動的・軍国的勢力が大手を揮う要因について、講師のベンジャミン・アルフォードは以下のように述べました。
「日本の右翼はヤ○ザ(脅迫者)が大半。その上に『偽右翼』という者が多く、この『偽右翼』の雇主がアメリカ政府なんです。」
「自眠党はCIAの傀儡。この『傀儡政権』さながらの自眠党が、メディアを飴と笞で毒している。」

 なるほど。アメリカ政府に雇われてるのが日本の右翼、と見れば見当が付くでしょう。アメリカに雇われてて、金を持ってるが権力を持ってない。だから、小泉や屋山や惨刑新聞といった奴らは、「俺の後にはアメリカ政府が付いている。来れるもんなら掛かって来い!」って強圧的な言動に出るんでしょう。それを象徴する詞が、「核武装」や「中韓は内政干渉するな」です。
 ですから、「アメリカの属国のような振りをして時間を稼ぎ、そのうち『連合艦隊』『連合空軍』を結集してワシントンを占領する」、ってのは有り得ないでしょう。

 しかし、「弱い犬ほどよく吼える」という諺が存在する通り、右翼系学者ほど臆病者です。というのも、戦争を煽ったり、「愛国心」や「反日」を喚く者なんて、実際には戦争に行かなくて済む連中で、権力者や強国の威を借りて威張ってるだけですから。

No.101 2006/08/16(Wed) 06:48:51

 
Re: 喚いてる奴に限って… / 玉井彰 引用

恐がりだから、武力を増強する。恐がりだから、強硬論を展開する。恐がりだから、戦争を仕掛ける。法則的なものがあるように思います。

No.102 2006/08/16(Wed) 08:43:53


小沢理念を正確にいえますか / 桜の花 引用

小沢さんの理念を 正確に言えるひとは・・
小沢さんであっても 言えないと考えます。

それこそ概念なのです。しかし 自分自身の処世術の政治手法なので・・
大筋で言い表す、ごまかしが大通りしてしまうスカスカ概念なのです。
今は言いません、語りません、・・が得意な台詞では 処世術だけの台詞であり 処世術政治家だけが 飽きもせずにくっ付いたり・離れたりの顛末ですね。

日本国憲法を変えるならば・・
基本的人権の尊重を・・基本的人心権の尊重と変えて、
自衛隊を・・・・・・・護民心隊に変えて、新規雇用を年齢制限を撤廃して戦うテーマを『国民の安心感の感覚を護る』とすべきです。

・・ならば 9条の改革に大きく反対する 国民の不安感の感覚に繋がる理由も薄くなります。外国の国民の警戒感もなくなります。
世界にこの考え方が広まることこそ 世界平和の考え方に発展していくと考えます。

No.90 2006/08/01(Tue) 04:30:29

 
「ミニヒトラー」小泉と「2キ3スケ」小沢(2) / 安倍川餅 引用

> 今は言いません、語りません、…が得意な台詞では 処世術政治家だけが 飽きもせずにくっ付いたり・離れたりの顛末ですね。

 広島への核爆撃から、今日で丁度61年(732ヶ月)になります。東京が空爆されても降伏しなかったのは、軍事上の首都が東京じゃなく、広島だった為だと言われています。

 さて、小沢一郎が「普通の国」と称して主張した海外派兵は、小泉純一郎が先取りして実現されました。小泉はブッシュ2世の言いなりになって、イラク国サマワ市へ2年半(30ヶ月)にも渡って派兵し、憲法の平和原則は真向から破られました。
 「普通の国」と称した軍事大国化には、小泉と小沢は大賛成の政治家です。そして、小泉はヒトラーみたいな口調で「聖域無き構造改革」を叫んで来ましたが、小沢も敗けずに「構造改革の本家」「公務員はもっと減らせる」と叫んで、小泉路線と720°(二倍)同じ主張を繰り返して来ました。党首就任の会見でも、小沢は「『日本改造計画』を具体化する」と述べていましたから、小泉構造改革の路線強化が待っています。これじゃあ安倍晋三と同じです。

 憲法改定案や教育基本法改定案を見ると判りますが、小沢の方が自眠党よりも右寄りで、震逝党や侵進党や自憂党(政党名はもっと在ったっけ?)の頃から変わっていません。自眠党は「海外派兵を『する事ができる』」と主張してるのに対して、小沢は「海外派兵を『積極的にしなくてはならない』」とまで唱えています。
 教育基本法改定案でも、「自眠党と対決する」と言い張った小沢眠主党案の方がが、「自眠党よりも右寄り」と嘲われる始末です。それに、「日本改造計画」の終盤で、小沢は「教師には労働三権を認めるな」と主張しています。正に、A級戦犯から首相になって、日教組潰しとオイコラ警職法(改悪案)を企図した岸信介とソックリです。

 もしも、二大政党の党首が安倍と小沢になったら、同じベクトルで急激に右旋回して、憲法第九条が名目ごと破棄され、アメリカ主導の戦争に巻き込まれる危険性が高くなります。これは、二人のこれまでの言動を見れば明かでしょう。小泉や安倍や小沢の騙術は、愚な御用メディアには通用しても、核被爆者や、目の肥えた有権者には通用しません。

No.92 2006/08/06(Sun) 06:01:03

 
Re: 小沢理念を正確にいえますか / 桜の花 引用

安倍川餅さん
彼らにとっては 自分達が正論であると考えているだけでなのです。
しかも 自分に権力があれば 自分の隙間からぽろぽろこぼれる利権を
欲しさに 擦り寄ってくる処世術社会を感覚的に熟知しているのでしょうね。

彼らのそこが思う壺です。
擦り寄る国民の卑しい心の壁を熟知しているのですね。
その壁の中では 彼らの行動は 民主主義とは かけ離れたワンマンな社会が形成されます。得意の秘密主義的社会です。

田中・金丸・竹下・後藤田の政治姿勢がそうですから間違えありません。
民主党が支持をした 田中康夫さんの敗北すら 小沢さんのコメントがありません。今までが ご都合主義で風を見て威張るだけです。何事も護民官の姿勢から程遠い姿勢にあります。『その結果が 県民の選択をけなすだけですね』

多くの人が 普通にする凡夫の所作にすぎません。
田中さんが 長野県政に残した方向の正しさは 多くの国民が認めるところです。私も素晴らしいと評価しています。
新知事の政策を見守っているのではないでしょうか。
ちなみに 私も同様に 田中さんを 応援する派ですが・・。

安倍川餅さんの 行間からにじみでて感じるものがあります。
私の勝手な思い方ですが それは私が言う『人心権』の範疇の考え方が
そこに含まれているようにも思いました。

No.94 2006/08/08(Tue) 07:25:29

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