08969
四国の星 掲示板
『四国の星ブログ』 に関すること、あるいは政治や社会についての御意見を
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(なお、論理的でない書き込みに対する『返信』は遠慮する場合があります。)
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(No Subject) / 玉井彰 引用

勝手ながら、この掲示板は7月22日をもって閉鎖いたします。投稿していただいた皆様に感謝申し上げます。今後は、Yahoo!ブログ「四国の星」にコメントをお寄せください。

No.415 2008/07/16(Wed) 07:38:46


日本福祉大学社会福祉学会での投稿。 / 早川公朗 引用

 お世話に成ります。
上記の投稿文を確認頂きます様に宜しくお願いします。
尚、(早川公朗)のみを記入して頂きますれば、ブログが現れますが、    其のサイトにあるtoukou61 も関連して居りますので、           ご確認をお願い申し上げます。
 平成20年7月15日
  奈良県北葛城郡広陵町馬見北3−7−18 早川公朗より。

No.414 2008/07/15(Tue) 15:18:20


日本の道路の何が問題か / 安倍川餅 引用

 第371号でも述べましたが、日本の道路の何が問題かというと、道路の財源よりも建設ルートです。
 必要な道路と不要な道路を具体的に挙げると、首都圏中央自動車道(圏央道)には反対ですが、北関東自動車道には賛成です。つまり、「迂回路」「連絡線」という発想こそ必要です。「東名がパンクしてるから第二東名」って交通政策がダメで、過密地域以外へ人・物・貨を移動させる交通政策が重要です。

 「迂回路」「連絡線」としての地域連携軸の例を挙げると:
・水戸〜宇都宮〜高崎の「北関東連携軸」。
・潮岬〜鈴鹿〜長浜〜敦賀の「東畿内連携軸」。紀伊半島東岸〜琵琶湖岸〜若狭湾岸を結ぶ。
・富山〜下呂〜中津川〜飯田〜浜松の「さらさら越え連携軸※」。
・岩城〜郡山〜新潟の連携軸。磐越自動車道の沿線で、沿線自治体は災害時の救援協定まで結んでいます。
・松江〜尾道〜伊予西条の「雲備予(出雲〜備後〜伊予)連携軸」。日本海と四国瀬戸内海岸を結ぶ。松江と尾道は、京都からも太宰府からも等距離です。
 が考えられます。

 圏央道を造る位なら、北関東自動車道と上信越自動車道の沿線に産業の据点を造る(本社の移転など)。富山から太平洋岸に鉄道を通すなら、琵琶湖(長浜、京都)や若狭湾(敦賀)に近い岐阜や名古屋じゃなくて、富山と同じく東京からも京都からも等距離の木曽地方(中津川)や天竜川流域(飯田、浜松)へ通す。今年2月に開通した「新名神高速道路」も、「新しい名神高速」じゃなくて、「新宮・名古屋・神戸」って発想に切り替える。これが「地域連携軸」の発想です。

[脚註]
※さらさら越え…富山の戦国武将であった佐々成政が、徳川家康へ同盟の締結を求めて浜松に赴いた行軍。ここから転じて、富山と浜松を結ぶルート。
[参考文献]
・平松守彦著「日本合州国への道」

No.402 2008/06/08(Sun) 12:41:54

 
Re: 日本の道路の何が問題か / 玉井彰 引用

予備知識がないので、各論についてはなんとも言えません。

各地方の実情を踏まえて、地方主権の発想で道路整備も行うべきだと思います。その際、歴史を振り返る作業も必要になるでしょう。

No.403 2008/06/10(Tue) 07:24:38

 
日本の道路の何が問題か(2) / 安倍川餅 引用

 地形が交流圏や交通網を形成している例は、非常に多い。畿内を例に挙げると、織田信長と豊臣秀吉は、愛知県西部(信長が清須で秀吉が名古屋)で生まれて、滋賀県(含若狭。信長が安土で秀吉が長浜)で出世を始めて、京都や大阪府(信長が堺で秀吉が大阪)で政権を握って、京都で死にました。
 つまり、琵琶湖ルートで地盤を拡大して、紀伊半島の双方の付け根(名古屋と大阪)を制えたんです。この歴史を見ると、名古屋と大阪は「紀伊半島圏」であると同時に、「琵琶湖圏」の一員です。又、名神高速道路のルートは、「琵琶湖圏」を貫いて紀伊半島の双方の付け根を制えていますから、正に信長と秀吉の地盤と一致しています。

 ですから、「東京圏」「大阪圏」って言い方を止めるべきで、「東京湾圏」「琵琶湖圏」「紀伊半島圏」って言い方が正解です。歴史的にも地理的にも、名古屋・岐阜・長浜・敦賀・大阪は「琵琶湖圏」「京都の家来」ですが、琵琶湖が「京都圏」を形成し、名神高速道路のルートを形成したんです。つまり、都市ではなく、地形が交通網を形成したんです。

 これに加えて、愛知県西部・三重県(含東牟婁郡)・奈良県・大阪府・和歌山県の一帯は、言うまでもなく「紀伊半島圏」です。そして、「紀伊半島圏」と「琵琶湖圏」を結んでいる路線が、道路では新名神高速道路であり、鉄路では草津線や近江鉄道本線です。

 このように、地形に則ってルートやエリアを決めるべきなのに、その逆をやっているのが日本の道路政策です。道路地図を見ても、霞ヶ関の地方支部に周辺地域を貼り付けるような物が目立ちます。

No.406 2008/06/14(Sat) 12:08:26

 
Re: 日本の道路の何が問題か / 玉井彰 引用

体における「気」の概念を地理に活用するとすれば、そうした発想もあり得るのでしょう。

国土政策が机上の操作でしかない面もあるように思います。あるいは、不自然な利権に左右されている場合もあります。

No.407 2008/06/15(Sun) 20:23:50

 
日本の道路の何が問題か(3) / 安倍川餅 引用

> 国土政策が机上の操作でしかない

 「霞ヶ関の出先機関所在地が全ての中心」だから、全てが机上の空論になるんです。道路政策にしても、「三重県新宮市」「滋賀県敦賀市」みたいな地域を全く考えず、霞ヶ関の都合で強引に切り離すことしか考えない。「東名阪自動車道」「西名阪自動車道」みたいに。

 熊野三山の住民は、インハイで和歌山工業高校を応援する位なら、四中工(四日市中央工業高校)を応援するはずです。それか、愛知県西部か大阪府の学校を。というのも、熊野本宮や伊勢や四日市は、同じ紀伊半島同士で、伊勢湾台風に代表される台風銀座で、同じ紀伊半島の奈良へ行くには伊賀盆地を経由する地域です。
 ところが、和歌山は伊勢湾台風を免れた地域で、台風銀座ではなく、奈良へ行くにも大阪経由です。木曽福島は木曽川流域で旧尾張藩領とあって名古屋との縁もありますが、日本アルプスの麓ですから、名古屋とは違って台風銀座ではありません。況してや、丸ごと紀伊半島の三重県や奈良県なんて全く無縁の地域です。

 そもそも、日本アルプスの木曽地方と、紀伊半島の三重県を一色単に扱う国土政策が不合理です。霞ヶ関の国土政策、延いては日銀の経済短観や地域経済報告は、その不合理性を全く解っていません。

No.408 2008/06/22(Sun) 17:04:30

 
Re: 日本の道路の何が問題か / 玉井彰 引用

現在の住民意識がその通りなら、国の机上の空論ということになりますね。そこのところは分からないので、深入りは避けたいところです。

明治初期に「県」ができた頃には、各地に様々な問題があったようです。その後の歴史が百数十年積み重なっているので、その間に住民意識の変容も見られます。現時点でも住民意識に変容がないとすると、これは問題です。

No.409 2008/06/22(Sun) 20:19:36

 
日本の道路の何が問題か(4) / 安倍川餅 引用

 古くからの「くに」の意識については、本題から外れるので深入りを避けます。

 確実に言える事は、地理的同一性が道路網や鉄道網や交流圏を作って来た事です。過去の天災(大地震、大型台風など)を振り返れば解る通り、地理的同一性を缺いた交通政策は必ず破綻します。
 その好い例が半島の交通です。半島の先端の住民は、半島の付け根を家来だと思うのが当然です。これは、半島の先端と付け根が一体化しなければ、交通が機能不全に陥るからです。伊豆半島(石廊崎>熱海・沼津)や紀伊半島(潮岬>名古屋・大阪)などを見ても解る通り、先端と付け根が一緒になってから初めて、交通網が機能しています。

No.410 2008/06/24(Tue) 02:21:20

 
Re: 日本の道路の何が問題か / 玉井彰 引用

「地理的同一性が道路網や鉄道網や交流圏を作って来た」

については、逆も真なりという感想を持ちます。新たな道路ができれば、そこを中心に一体感が芽生えます。

「半島の先端の住民は、半島の付け根を家来だと思うのが当然」

かどうかも疑問です。先端の住民は付け根の住民に依存した関係になると考えるのが普通ではないでしょうか。ただし、かつて海を中心に各地の交流があったと考えると、先端こそ最前線基地という見方も可能です。

No.411 2008/06/24(Tue) 07:27:40


疑問 / オール 引用

「エイプリルフールネタ」のスレッドを読んで疑問に思ったのですが、
「東牟婁郡では、尾鷲や伊勢や鈴鹿の災害速報が聴けません」というのはおかしくないでしょうか?
放送局はネットワークを組んでいます。大地震という大きな出来事があればローカル単位ではなくネットワーク単位で放送を行うのが通常ではないでしょうか?
また、放送エリアは完全に区切ることができません。県境付近であれば近隣県の電波も届きます。AMラジオなら県境付近でなくとも電波は少し弱くなる程度で十分届きます。

まあ、タイトルが「エイプリルフールネタ」なので、「東牟婁郡では、尾鷲や伊勢や鈴鹿の災害速報が聴けません」というくだりも「現実的にはありえない作り話」として書いたのかもしれませんが……。

No.400 2008/05/18(Sun) 15:18:53

 
ネットワークなんて絵空事 / 安倍川餅 引用

 返事が大分遅れて申し訳ございません。

 縦えネットワークを組んでいても、全国ネットで流されるのは全国版のニュース(大抵は東京発)です。災害速報にしても、全国版とローカル版があります。
 東牟婁郡は強引に三重県から切り離された地域ですし、放送局のエリアでは、三重県と奈良県と東牟婁郡は強引に切り離されて終いました。東牟婁郡と奈良県では近畿広域圏に含まれていますから、近畿広域圏限定の阪神淡路大震災関連ニュースを聞く事ができました。しかし、伊勢志摩や若狭は近畿広域圏から切り離されていますから、近畿広域圏限定の震災関連ニュースを聴く事はできませんでした。

 災害ニュースですらこの有様ですから、況してや身近な人々や事件に関するローカルニュースなんか、聴くことすらできません。
 熊野本宮では、200kmも離れた県庁所在地(和歌山)の祭りのニュースは流されるのに、200kmもかからない県庁所在地(津市)の祭りのニュースを聞けません。名古屋・長浜・敦賀・京都は琵琶湖交流圏で繋がりが深いのに、名古屋や敦賀は近畿広域圏から外されていますから、長浜や京都のローカルニュースを聞けません。奈良時代の「御食国」が小浜に集まって市町村サミットが開かれても、肝腎の伊勢志摩・小浜・奈良が切り離されていますから、伊勢市民・奈良市民・小浜市民は、同じエリア内で「御食国サミット」のニュースを聴けません。小倉では、60kmも離れた県庁所在地(福岡)のニュースは流れるのに、10kmしか離れてない対岸(下関)のニュースを聞けません。
 
 だからでしょう、下関市と北九州市で「『関門特別市』を作ろう」っていう動きが起こっています。何かと不便と分断を強いられて来た両市の、不安的中に対する対抗策です。

No.401 2008/06/02(Mon) 01:57:22


奈良県行政が行つた事が社会で赦されるべきか問う。 / 早川公朗 引用

 初めまして宜しくお願い申し上げます。
私の事案は、此の掲示板で改めて記述をするものではありませんが、
 其の真実を見て頂きたい。
問題点は、 奈良県行政問題掲示板を検索戴き、検証して頂きたい。
 そのサイトで、 タイトル ( 政治、時事、社会問題にもの申す。)の
記事をご覧戴きたく、投稿します。
 其の悪質な行政の裏の素顔を確認して頂きたい。

  平成20年4月23日
      奈良県北葛城郡広陵町馬見北3−7−18
        早川公朗(69歳)電話番号0745-55-5312ファックス共。

No.395 2008/04/23(Wed) 13:47:09

 
Re: 奈良県行政が行つた事が社会で赦されるべきか問う。 / 玉井彰 引用

検索してみましたが、他の掲示板の主催者も困惑されているのではないでしょうか。

そもそも、この掲示板に主張を明示されるべきもので、「検索しろ」というのは不自然です。

No.397 2008/04/24(Thu) 07:20:35


エイプリルフールネタ 西暦2008年版 / 安倍川餅 引用

 若狭は滋賀県から切り離され、福井県に併合されました。そして、滋賀県は京都県に併合されました。
 若狭地方民は、「福井と一緒にされたくない!長浜や京都と一緒になりたい!」って滋賀県への復帰を願い出るも、却下されて終いました。滋賀県への復帰を却下した福井の本庁は、「県庁所在地が京都の隣町って、どんだけ自立性無いんだよ!」って嘲っています。
 そして、京都県に併合された長浜近辺は、京都の本庁からは僻地扱いされています。長浜近辺の住民は、「長浜は京都よりも敦賀や岐阜の方が近いのに、県庁が京都では遠い!長浜や敦賀の事も考えてくれよ!」って苦情を申し立てて、京都県からの分離を願い出るも、却下されて終いました。
 滋賀県を併合した後の京都県では、人口が増えているのも京都の周りだけです。大津市は隣の京都市に編入されて、名実共に「京都市大津区」です。

 東牟婁郡(熊野三山)は三重県から切り離され、和歌山県に併合されました。そして、三重県は愛知県に併合されました。和歌山県に入れられた熊野本宮は「近畿地方○○局」の管内に、愛知県に入れられた伊勢は「中部地方○○局」の管内に分断されました。
 この決定に怒った伊勢志摩・伊賀・尾鷲の住民は、「名古屋と一緒にされたくない!奈良や新宮と一緒になりたい!」って併合への反対運動を起こし、東牟婁郡でも三重県への復帰運動が起こりましたが、却下されて終いました。
 そして、愛知県に併合された伊勢志摩・伊賀・尾鷲と、和歌山県に併合された熊野三山に対して、名古屋の県庁は「ハッハッハ!見ろ!伊勢神宮と熊野三山が塵のようだ!」って嘲り、旧三重県を冷遇しています。勿論、和歌山の県庁も、「新宮?200kmも離れた土地なんか関係ねえ。」って、東牟婁郡を冷遇しています。
 そんな中で、新宮沖で南海地震が発生しました。しかし、東牟婁郡では、尾鷲や伊勢や鈴鹿の災害速報が聴けません。200kmも離れた和歌山のニュースを流され、200kmもかからない津市や伊勢志摩のニュースを聴けない東牟婁郡民は、「和歌山よりも津市の方が近いのに、なんで津市のニュースを聴けないんだ!」「新宮・名古屋・大阪を同じエリアに入れろ!」って、和歌山県庁・愛知県庁・霞ヶ関に苦情を申し立てました。ところが、霞ヶ関の官僚は、「それなら熊野三山も『中部地方○○局』に入れるべきだな。」って言うもんですから、東牟婁郡民は怒り爆発です。

 筑摩県は廃止され、松本や飯田や木曽は長野県に編入されました。
 松本や飯田や木曽の住民は、「長野と一緒にされたくない!」「うちらは日本海側じゃない!」って長野県からの脱退を希望し、加えて長野県庁を直江津に移転して、北信と頚城を総めて「頚城県」に入れ替えるよう要望書を出しました。
 長野県に併合された後の松本や飯田や木曽の住民は、よその地方で「長野県出身です」と言うと、「長野県?あそこは北陸でしょ?直江津や富山の仲間でしょ?」って言われ続けています。そりゃそうです。長野市で「きんだい」とは金沢大学の事ですから。

No.385 2008/04/02(Wed) 01:32:19

 
Re: エイプリルフールネタ 西暦2008年版 / 玉井彰 引用

明治の初期には、様々な「県」の合併・離脱が行われ、それが安定した結果、今日の47都道府県になっています。

飯田市を視察で訪れたとき、何故県庁が長野なのかと質問したことがあります。そのとき、長野の歴史を教えていただきました。

明治の頃は、県の領域に熱くなれる人が多かったように思います。安倍川餅 さんのように。

平成の時代、国が強行した市町村合併に対して怒る住民が少ないことに失望を感じます。

No.386 2008/04/02(Wed) 21:55:37

 
エイプリルフールネタ 西暦2008年版(2) / 安倍川餅 引用

 今年もエイプリルフールネタを出しました。今年のネタの内容を読むと、県庁が変な所に在ると全てが誤解される、というのがお解りでしょう。

 私は、滋賀県の県庁所在地は京都市だと思っていました。「京都市大津区」と揶揄される通り、県紙も京都新聞です。一方で、気象台と護国神社の所在地は彦根です。滋賀県のイメージとしては、近江商人、信長の安土城、秀吉の長浜城、井伊家の彦根城、甲賀忍者…が思い衝きますが、京都の隣町に県庁があるせいで、長浜(敦賀や岐阜に近い)や甲賀(鈴鹿に近い)まで京都市って勘違いされるんですから。
 長野県も同じですね。あんなに富山県にグイッと食い込んでる日本海側の長野に県庁が在るせいで、内陸性気候の塩尻や飯田まで北陸(=越国)だと勘違いされるんですから。野球の地域リーグだって、長野に県庁が在るせいで直江津・富山・金沢と一緒です。

 三重県の場合は、当初の名称は安濃津県(県庁:津市)でした。しかし、県庁を三重郡の四日市に横取りされたもんですから、伊勢志摩や熊野灘沿岸から苦情が来て、津市が県庁所在地に復帰して現在に至ります。しかし、安濃津県の名称は復りませんでした。
 滋賀県も似たようなもんでしょう。若狭や長浜近辺から苦情が来て、県庁所在地が長浜か彦根になっていたら、近江と若狭が切り離されて若狭が福井県に入れられる、なんて理不尽な行為は無かったでしょう。

No.392 2008/04/13(Sun) 10:45:24

 
Re: エイプリルフールネタ 西暦2008年版 / 玉井彰 引用

昔、九州に王朝がありました。この王朝は中国の歴史書では確認されていますが、我が国の歴史書では大和朝廷が国家を統一する過程で反乱を起こした磐井という名称でしか語られていません。

歴史は勝者が「上書き」するものです。残念ながら、安倍川餅さんの言説は「死んだ子の年を数える」という類ではないでしょうか。

No.393 2008/04/13(Sun) 20:08:41

 
エイプリルフールネタ 西暦2008年版(3) / 安倍川餅 引用

 極端に偏った位置に県庁がある県では、県庁所在地に背を向ける住民が非常に多い。「東京都浦安区」や「京都市大津区」って揶揄される地域が県庁所在地になっても、県内外からの信頼なんて得られるはずがない。圧倒的多数の滋賀県民は、大津なんか素通りして京都へ行くはずです。京都市民から見れば彦根(大藩の城下町で、京都・名古屋・敦賀から等距離で行ける)が県庁所在地だと思ってるでしょう。

 「歴史は勝者が上書きする」と言いますが、勝者に背を向けて歴史を作る事はザラにある事です。福島県の成立は会津と薩長の敵対の結果だ、と言うのは有名な話です。ところが、浜通りと会津と中通り南部(郡山、矢祭など)の住民は、完全に福島市に背を向けています。
 霞ヶ関の出先機関所在地を見ても、吉備国だった岡山県と広島県東部なんか、完全に広島に背を向けています。三重県の伊賀とか静岡県の静岡や掛川なんか、完全に名古屋に背を向けています。
 つまり、なんぼ中央官僚が分断工作や植民地化工作を仕掛けても、地形的一体性を確保できる所が信頼されるんですよ。京都や鎌倉や平泉のように。

No.394 2008/04/23(Wed) 03:08:35

 
Re: エイプリルフールネタ 西暦2008年版 / 玉井彰 引用

現実問題として、県庁所在地を変えるにはかなりのエネルギーが必要です。そのエネルギーの蓄積が地域住民にあるのかと言えば、ないと言うべきでしょう。せいぜい愚痴止まり。

県庁所在地をどうするかで地域の発展に差が出てくることは充分考えられます。しかし、それはその県の人が考えるべき課題です。

おっしゃることの想像は付きます。

No.396 2008/04/24(Thu) 07:18:51


安倍川餅 さんへ / 溪慈 引用

返信が無いのでスルーかと思いました。

>今必要な事は、各地域の絶対的な位置関係をバッサリ清算する事ですよ。

だから、それは絶対に不可能なことなのです。例えば宮崎と東京の間が1000kmあると仮定しましょう。多分もっと遠いと思いますが、それが高速道路で繋がったとしても、例えば東京と鎌倉と同じ条件には成らず、1000kmの距離も変化しません。東京から日帰りドライブで観光に行けるようになることもありません。これが、道路拡充では逆立ちしても埋まらない距離差です。
また例えば地方都市で病院までの時間が4時間から3時間に短縮されたとしても、どのみち救急にはヘリもしくは地域の小規模受け入れ施設が必要であることに変わり有りません。これも同じく、道路拡充では埋まらない距離差です。


>「絶対的な位置関係」という発想は、「軸が一つだけ」で危険です。例を挙げると

○○と△△の距離は何kmである。という「絶対的な位置関係」は、道路拡充の肯定理由になっている「地理的同一性」とやらを否定するために用いた表現であり、その表現を道路の一用途に摩り替えるのは論のネジ曲げです。

まぁ論のことは置いておきますが、ある路線が災害の「迂回路」として大混雑したという事例があっても、それが直ちに道路拡充を正当化できる事例とは言えません。

なぜならば、まずトラック輸送など車依存が過ぎる日本の異常性・非効率・脆弱性にも、【長距離・大量・高速の輸送】ばかり求める消費構造のデメリットにもタッチしていないからです。
車依存の過多も、【長距離・大量・高速消費】の過多も、環境とエネルギー資源・自然・財政・社会・街・弱者・騒音・防犯などの観点で社会に反するので、根本的に見直す時期が来ているのです。

【長距離・大量・高速消費】さえ求めなければ、少々輸送に時間が掛かっても破綻しません。
車依存が過ぎなければ渋滞も起こりません。道路に比べて圧倒的に高効率な鉄道等こそ、迂回経路の確保を含めて利用を推進すれば良いのです。
そういう根本的な部分を見ずに表面上の道路利点だけ推すことのほうが軸が少なく危険です。

よって「溪慈さんの言い方に則れば…中略…「お花畑的な偏向投資」になって終いますよ。」
これは当てはまらない詭弁に過ぎません。

また私は道路以外の交通・輸送手段は否定していません。非効率で反社会的な道路編重※について糾弾しているのです。

※道路輸送の非効率さは、まちをこわす「クルマ『中心』社会」、まちをつくる「LRT」
http://www.ic-net.or.jp/home/takaiken/ をご参照ください。

色々欲しいままに作れば多様性の観点で優れることは判りますが、物事は程度問題です。
僅かなメリットのために多大なデメリットを膿む道路政策では、それこそ自滅を誘うだけです。

No.383 2008/03/28(Fri) 02:00:25

 
道路より空港の方がムダでは? / 安倍川餅 引用

 不要な路線は、道路より空港の方が遙に多いと思います。近場に幾つも空港を建てることしか考えない交通政策の方が、行き過ぎた「長距離・大量・高速消費」でしょう。
 例示しますと、奈良県の近くには空港が多過ぎます。関西国際空港、中部国際空港、神戸空港だの、無計画に幾つも造ってどうするんでしょうか?外にも但馬空港だの福井空港だの南紀白浜空港だの…。
 滋賀県民(含若狭)や三重県民(含東牟婁郡)には、関西国際空港と中部国際空港の両方を使う者が多い。奈良県民も同じでしょう。これらの地域の住民から見れば、京都や大阪での混雑を嫌がる者が中部国際空港へ行くんでしょうが、「近くに海上空港3つも要らんやろ!」って言うのが本音でしょう。もしも飛行場を建設するなら、巨大な海上空港じゃなくて、救急ヘリの発着場を建設すべきです。
 私の地元でも、百里基地を自衛隊から茨城県に返還して茨城空港に転用するなんて話が沸いていますが、愚げた話ですよ。国際線や国内線なんか、成田や羽田が在れば事足れりです。

> 高効率な鉄道等こそ、迂回経路の確保を含めて利用を推進すれば良いのです。

 例示すると、大阪からの新快速が敦賀まで乗り入れしましたが、今度は鳥羽・名古屋・岐阜にも乗り入れすべきです。草津〜亀山の新名神高速道路が開通して、伊勢志摩から京都や敦賀への道路アクセスは良くなりました。今度は三重県と東牟婁郡から、京都や敦賀への鉄道のアクセスも良くすべきです。京都からの新快速も、甲賀経由で鳥羽まで乗り入れすべきです。新宮以東の紀勢線も直ちに電化して、京都から新宮へ行く特急も、近くて便利な津市経由にすべきです。
 鉄道の本数増加と近道経路の確保で、グーンと距離感を近づける。伊勢志摩と熊野三山は、尾張とは縁を切っても、奈良・京都・近江・若狭との交流を深めるべきです。そして、潮岬〜鈴鹿〜長浜〜敦賀の鉄道アクセスを良くする事で、「迂回路」としての連絡軸を強めるべきです。

No.384 2008/04/01(Tue) 23:12:42

 
Re: 道路より空港のほうが無駄では? / 溪慈 引用

> 不要な路線は、道路より空港の方が遙に多いと思います。

そういう資料は持ち合わせないので断定的なことは書けませんが、
無駄空港の多さも もちろん問題ですね。具体的な事例は、仰るとおりだと思います。
ただ、道路特定財源のことがこれほど問題となり、その予算規模の大きさといい、
社会に与える影響といい、まさに道路こそ【トップ オブ ザ路線問題】と思われます。

また、無駄も甚だしい空路も、最悪は空港の建設費などが死ぬだけで、
空港と空港の間(空路)は空中であり、大地が引き裂かれることは無く、
単に利用を止めれば即、フレッシュな空が帰ってきます。海路も同じですね。
この点が、陸を多大に破壊する道路という路線との決定的な違いです。

鉄道等の拡充と利用促進については一応意見が一致するようですが、
道路が地方の公共交通網を駆逐している現実がある以上、
【道路を推しながら鉄道も推す】という無責任なダブルスタンダードは、
改めていただかないと困りますね。

鉄道等に賛同することで良いイメージを演出する陰で
道路建設を推すような道路工作員なら最悪ですよ。

No.390 2008/04/08(Tue) 22:23:47


海戦略を持つ / 安倍川餅 引用

 20世紀は「太平洋の時代」だった。しかし、21世紀は「アジアの時代」になる。平成の今は「アジア太平洋の時代」で、「アジアの時代」への過渡期である。…という見方が在ります。
 「太平洋の時代」というと、アメリカやブラジルなど、日本から見て太平洋で対面する国々との連関が深い時代。一方で「アジアの時代」というと、日本海や東シナ海で対面する国々が当て嵌まるでしょう。

 日本の20世紀は、視座が余りに太平洋と瀬戸内海ばかりに偏り過ぎるどころか、「海戦略」を全く怠って来ました。そして、国内では、同じ地形と歴史的経緯を共有する地域が分断されて来ました。それらを象徴する語が「裏日本」「三大都市圏」です。
 もしも京都が首都のままだったら、京都と同じ「織田豊臣組」の名古屋・敦賀・大阪は京都の外港になって、日本は太平洋・日本海・瀬戸内海の三つとも見据えた「海戦略」を持つ国家になっていたでしょう。これは、信楽・安土・奈良・伊賀上野のどれかが首都になっても同じです。

 両岸、特に太平洋と日本海に面する近畿や東北は、「海戦略」を持つべきです。「海戦略」では、国内では太平洋岸・日本海岸・瀬戸内海岸を順わせる事、海外では太平洋岸国家(アメリカ、ブラジル、オーストラリアなど)と日本海岸国家(韓国、中国、ロシアなど)の双方に目を向ける事が求められます。瀬戸内海岸は、太平洋岸国家と日本海岸国家の双方と関わる事になります。
 近畿の場合は第371号でも述べた通り、奈良(or京都)を州都にして、名古屋・敦賀・大阪を外港にして、紀伊長島・舞鶴・神戸を重要港にする。漁港でも、「御食国」の賢島(伊勢志摩)・小浜・洲本(淡路島)は交流を深めるべきです。
 東北の場合は、(1)平泉を州都にして、大船渡と酒田(or秋田)を外港にするパターンや、(2)北上を州都にして、釜石と秋田を外港にするパターンも考えられます。外の重要港には、新潟・小名浜・松島・宮古・青森も含まれるでしょう。

No.381 2008/03/24(Mon) 03:29:17

 
Re: 海戦略を持つ / 玉井彰 引用

陸・海・空に渡る地域戦略は必要でしょうね。

どういう産業にシフトして、富を創出するのか。そのための政治的意思決定の場はとこが相応しいのか。

地域の歴史を現在の政治経済にどれだけ反映させるべきか。

様々な論点が出てきますね。

No.382 2008/03/24(Mon) 21:29:08


でも、結局は民主党って・・・ / 鈴木五郎 引用

 「ずっーと輝こうライブ・管理人日記」も併せて読むと、また違った玉井さんを拝見でき、楽しませて頂いています。

 3月16日付「衆議院愛媛1区・・政権交代を象徴する選挙区として演出を」を拝読して、少々長くなりそうなコメントをこちらに書かせて頂きます。

 当時島根県出雲市長であった岩国哲人さんの著作、「鄙の論理」を拝読した時、自分感動しました。代議士になられて、今の自民党が主導する(?)「ふるさと納税制度」の先駆けである「選択納税制度」を、国会の場で提唱されたのは岩国氏であったのではないかな・・・・・と記憶しています。ところが、岩国氏の現在って?????とても影薄くありませんか?(そもそも岩国さんって、今でも代議士?)

 先日も宮崎に、北海道は元ニセコ町長である逢坂誠一郎氏を同道したようでありますが、宮崎県知事・東国原氏の前では、とてつもなく見劣りしていませんでしたでしょうか・・・・・?

 結局は、民主党というもの、小沢・鳩山・管の3巨頭のプライベート政党にしか過ぎず、その他は所詮“一兵卒”に過ぎないのではないでしょうか?

 ごめんなさい。自分、松山市長さんがどんな顔かたちをされているかすら、存じ上げませんが、民主党からどんな甘言令色を弄して出馬を要請されても、断るべきじゃないかな・・・・と思ってしまうのデス。

 失礼しました。

No.378 2008/03/16(Sun) 12:45:58

 
Re: でも、結局は民主党って・・・ / 玉井彰 引用

岩国氏は現職で健在です。

見劣りするしないは、所詮マスコミの光が当たっているかどうかということに比例するものです。実質が備わっている人は、スポットライトが当たったときには、徐々に存在感が出てくるものです。

民主党においては、そろそろ時代が変わってくるものと思われます。それなりの人物が政権交代後に大臣となれば、確実にスターになります。

そうなるまでは、指摘された3氏に頑張ってもらえばいいのです。

ずーと輝こうライブ・管理人としても、自分の世界をつくっていきたいと考えています。読んでいただいてありがとうございます。

No.379 2008/03/16(Sun) 17:37:34


横浜事件 最高裁も無罪にせず / ホッシュジエンの国内ニュース解説 引用

戦争中の「横浜事件」で弾圧され有罪になった雑誌の
元編集者など5人のやり直しの裁判で、最高裁判所は、
当時の治安維持法が廃止されたことを理由に無罪にせず、
裁判を打ち切る判決を言い渡しました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ   ___  __    * 第二次世界大戦は、核技術と生体工学技術が
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    現実味を帯び始める中、日独は戦後の米支援を
  |ヽ   | | ミ#・д・ミ/_/旦~~  見返りに開始した侵略と対米英協力戦争だった。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 国家犯罪だから国は認めないのです。(・A・#)

08.3.14 NHK「横浜事件 最高裁も無罪にせず」
http://www.nhk.or.jp/news/2008/03/14/k20080314000094.html

* 兵員に死ぬことばかりを強要する戦争では、必然的に兵力を
 低下させ、戦争に勝てないのは明らかです。つまり太平洋
 戦争は、勝つための戦争ではなかったと私は考えます。
 一方、ドイツ・ヒトラーは国内の科学者を亡命させるため圧力
 をかけて行きました。近代戦争が科学力である事に注意すれ
 ばこれは国策として不可解な事だといわざるを得ません。

No.377 2008/03/14(Fri) 17:40:05


溪慈さんへ / 安倍川餅 引用

> 各地域の絶対的な位置関係が決まっている以上、逆立ちしても「地理的同一性」とやらは達成されません。絶対に不可能です。
> 不可能を追い求めて道路に投資し続けるのは、お花畑な偏向投資そのものです。


 今必要な事は、各地域の絶対的な位置関係をバッサリ清算する事ですよ。各地域の位置関係なんて、地理も歴史も判らない中央の政治家と官僚が、意図的に作り上げた物です。日本海側が「裏日本」って侮蔑されたのが正にこれですよ。
 今の道路の造り方なんて、地理的同一性に則ってるとは到底思えません。前述の通り霞ヶ関の理屈で造られている路線ばかりです。アクアラインだとか圏央道だとか、要らない位です。あれこそ過密化を加速しています。

 それに、「絶対的な位置関係」という発想は、「軸が一つだけ」で危険です。例を挙げると、阪神淡路大震災が起こった時、若狭湾岸を通る国道27号や小浜線が「迂回路」として大混雑した事をご存知ですか?当時、敦賀から舞鶴までは高速道路が未開通でした。溪慈さんの言い方に則れば、大阪や神戸に道路や鉄路を敷くのは好いが、敦賀や舞鶴など若狭湾岸に道路や鉄路を通すのは「お花畑的な偏向投資」になって終いますよ。
 しかし、神戸の交通網が大震災で倒壊した時に、若狭湾岸の道路や鉄路は「迂回路」として機能しました。山陽線が通れないなら山陰線がある。奈良や大阪が通れないなら鈴鹿〜長浜〜若狭湾岸のルートがある。こういう「迂回路」という発想が、多様性を創って、災害時のリスクを軽減して来たんです。

No.376 2008/03/12(Wed) 02:20:22

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