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ソフトウェア実験室

色変換速度

最終更新:2007/02/24 新規

 ビットマップ処理では色を扱う場合、RGBのみではできないことがあり、他の色空間への変換が必要になる。この場合、どの変換あるいは変換方式を選択するのがもっとも速く処理できるかがポイントの一つとなる。

●比較・実験方法

 ビットマップ 128 X 128、256 X 256、512 X 512、1,024 X 1,024、2,048 X 2,048 、4096 X 4096 に必要なピクセル数の変換速度を計測する。但し、ここでは、ビットマップからピクセルを取り出したり、戻したりする時間は含まない。

・HSB(HSL)空間

 カラー構造体のメソッドとして取り出す方法、HSL関数を使う方法、YCCから変換する方法を比較。

・YCC空間 (コダックフォトCD)

 RGBからYCCの変換速度。但し、RGBガンマ補正は含まず。

・RGB空間

 YCCから変換する方法と、HSLから変換する方法を比較。

●結果

・RGB→HSB Color 

 カラー構造体のメソッドによる変換

・RGB→HSL 関数

 専用関数による変換

・RGB→YCC、RGB→YCC→HSB、YCC→RGB

 原理式による変換

・HSL→RGB

 専用関数による変換