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2005August

使用前・使用後みたいな・・・

1号「ねえねえ、おまえ本当にぷくちゃん?」
ぷく「・・・」

トリミングからの帰り道、思わずぷくに向かってつぶやいてしまった。
でもぷくは自転車の前カゴで黙々と周囲を眺めるばかり。
頭ではぷくってわかっているけど、眼前のビジュアルがそれを受け入れさせてくれない。(この子だれ・・)

フッサーラな冬場

「とーさんはライオン、かーさんはモップです。由緒正しい俺。」
夏はツルツル。

「ちょと訂正。とーさんはバンビでかーさんはかわうそです。
益々由緒正しい俺。」


家に帰ったとたんうれしそうにピョンピョン私に飛びついてきたので
「やっぱりぷくちゃんだったのかー」とホッとしました。

トリミングから帰ってくるといつもテンションがワンランクあがります。他所に一人置かれて不安だったのに伴い
自分がこの家の子だというのを一所懸命アピールしようとしてるのかな、と感じます。[08-20]

ラシュモア山  参考


ふと見るとぷくがガタガタブルブルガタガタ震えていた。
寒いのかと思ってタオルケットを巻きつける。

「ねーねー1号、俺寒いんじゃなくて
外の花火の音が嫌なんだよぅ・・。」
「ま、いっか。すぴ〜・・」


30分ほどこのままじっとしており、人間の夕食が始まったら(次は自分の
番なので)食卓の側にスタンバイしていました。

ぷくの苦手音は花火・咳・くしゃみ・鼻をすする・傘の開閉音、、などです。
咳をしただけで凄く怯えた目でこっちをみるのでオチオチ風邪もひいてられません。

最近は少し平気になってきたかな。[08-28]

ひきこもり  ++来たばかりの頃のこと++


@「ぷくちゃん、一生ここから出ないつもりなの?」
ぷ「・・・」

Wさんにつれられ我が家にやってきたとたん、用意しておいたハウスに自らスタスタと入ったぷく。
約10日間居候させて頂いたWさん宅でも、お気に入りのケージをみつけサッサと入り込んだそうです。

「だれかヘルプ・ミィぃぃ。

知らないおばちゃんが
『ヨク ココマデ 生キ抜イテ コレタネ 頑張ッタンダネ。』
って訳のわからんことごにょごにょ言いながら泣いて俺をなでまわすんだよ。
しかも鼻水をズズーってすするから俺恐怖で引きまくり。

この先どうなっちゃうんだろー。。」


「知らないおばちゃん〜、メシを俺の陣地の外に置くのはやめてほしいよぅ。
しかも一口づつだんだん遠くに置くのはさぁ・・。 いちいち陣地に戻る俺の身にもなってくれよぅ。」


「知らないおばちゃんたちー、今日からおばちゃん達の陣地は俺の陣地だから。」



家に来て約1ヶ月たったある日、ゴハンでもないのに自分からとことこハウスを出てきて、1号と2号のひざ掛け毛布に戦いを挑みはじめました。
こうしてぷくは唐突に引きこもり生活に別れを告げたのでした。なんか本当に唐突でした。


しつけ本には「信頼関係・信頼関係」って書いてあるけど、自分がぷくにどの程度信頼されているのか全然わからず。
来て1−2週間で築けてるわけないのに、(お恥ずかしいことに)信頼されてると勘違いしていたりしました。

その後、ぷくの引きこもりが終了し人間の周りですごしはじめ、薄紙をはぐように少しづつ寛ぐ姿をみせてくれるようになって初めて、
「あ、これが信頼っていうことかな。」と謙虚に実感することができるようになりました。
1年以上たった今、信頼度=(おそと3%+おうち35%)÷2=19%と考えるのですが、まだまだ思い上がりかもしれません。[08-31]




 

 

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