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四国の星 掲示板
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(なお、論理的でない書き込みに対する『返信』は遠慮する場合があります。)

問題発言!!・・・・・あれ・・・ / 鈴木五郎 引用

 玉井さんが、冗談が通じる方として、甘えさせていただきます。

 16日付「最低賃金引き上げは、地域崩壊の引き金を引く」を読んだ瞬間、「な〜んだ、やっぱり既得権にしがみつきたい“だんな衆”だったのね・・・・」。夜勤をしている間中ずっと、この掲示板にどんな罵詈雑言を書き連ねてやろう!とばかり考えていました。
 ですが、今朝『自営業者、零細企業者、農民とは何か・・「緩衝地帯」としての意義』を拝読して・・・・・・・意気込み消失。玉井さんらしくない・・・。最近、とてつもなく“イヤなこと”に直面されていらっしゃるのではないでしょうか?

 さて、例えばアメリカ。日本にいると、アメリカの極一部分・大都市発のニュースばかり目にしますが、あれだけの広大な国土です。取るに足らない衰退する一方の「片田舎の町」って、ゴチャマンとありそうに思います。それだけ、その衰退にどう抵抗するか?という試みも、ゴタマンとあり、日本でも参考にできる事例って、数多いのではないでしょうか。

 そして、限られた地域内で資金(資本?)の還流を促す意味での「地域通貨」の可能性は、まだ試行錯誤が始まったばかりではないでしょうか。

 さらには、澤上篤人氏という知る人ぞ知る方がいらっしゃいます。その方が書かれている「地方を元気にする3段階作戦」
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/sawakami/in05_report_sawakami_20060315.html
 を読んで、ちょっと元気になりましょう。


 

No.259 2007/02/17(Sat) 14:11:07

 
Re: 問題発言!!・・・・・あれ・・・ / 玉井彰 引用

身も蓋もない話を、筆の赴くままに書き連ねて、私の頭の中にある(現時点ではもやもやしている)理論のようなものを導き出す作業をしているところです。

アメリカの場合、ユナイテッド・ステイツであるところが、日本と本質的に異なるところです。日本がユナイテッド・ステイツなら、私が今やっている議論は大半、不要です。

「地方を元気にする3段階作戦」については、石原都知事の新銀行東京の事例研究が必要ではないでしょうか。資産の運用は大変難しい仕事です。

これまでの私の議論に対して、「それでは、東京でだけ最低賃金を上げると、どうなるのか」という質問をされることを恐れています。思案中です。

No.260 2007/02/17(Sat) 17:00:50


「州都=最大都市」という誤解 / 安倍川餅 引用

> 中心都市如何で、その地域の様相は違ってきます。中心都市からの距離に反比例する形で地域の活力が減退します。

 明治維新で中央集権国家が形成された時に、中央省庁の出先機関の位置が、その地方の将来を左右しました。ですから、ブロックの隅っこに地方支配拠点が置かれた地方(例:東海)や、地方支配拠点が置かれたり置かれなかったりする地方(例:北陸)は、不均衡で悲惨です。実際に、中央省庁の出先機関が集める公金に、人口と企業が吸い寄せられてるのが実状です。仙台・東京・名古屋といった太平洋側の過密都市は、この出先機関で焼け太りしたんです。

 七大都市の焼け太りを見ても解るように、道州制では金の集まる州都の誘致に関する議論が多いんですが、これが特定の大都市(札仙東名阪広福)が州都という前提の議論が多い。「地域で最も大きい所がどうしても中心になっちゃう。」という発想で、「州都=最大都市」という誤解です。これでは何の意味も有しません。

No.250 2007/02/07(Wed) 05:18:42

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 玉井彰 引用

現在の政治システム前提とすると、政治的な決定権を握っている都市に企業や団体の拠点ができ、お金がその都市を中心に循環し、人口も集中する結果になります。

そういう意味では、既存システムの垢を取り、新たなシステムを構築することを目指して、国と地方で「遷都」をすることが考えられていいと思います。

No.251 2007/02/08(Thu) 09:16:24

 
「州都=最大都市」という誤解(2) / 安倍川餅 引用

 第二次大戦後、日本各地に「○○経済連合会」や「○○地方知事会」が結成されましたが、これは電力会社分割との関係も有ると同時に、太平洋側の大都市への一極集中を前提とした枠組みにもなっています。これ以後、中央政府の出先機関所在地への一極集中策が練られるようになりました。

 首都圏整備法、近畿圏整備法、中部圏整備法、北海道東北開発法といった法律は、これと並行して施行されました。これらの「○○圏」の枠組みが要注意です。「静岡県は箱根関より西だから中部(東海)ブロックに入れて、名古屋管轄にしちゃえ」「新潟市は会津若松や庄内平野に近いから、新潟県全域を東北ブロックに入れちゃえ、はたまた関東ブロックに入れて東京管轄にしちゃえ」という考え方です。

 例えば、直江津が北陸から切り離されるようになった背後に、電力分割との関係を持っています。電力会社分割が実施された時に、新潟県全域が東北経済連合会に入れられて、直江津は東北電力の区域に入れられました。そして、高等裁判所でも、直江津は東京の管轄下に入れられています。

 更には、「○○圏」の枠組みだけじゃなく、中央省庁によって「○○地方△△局」の枠組みがバラバラになっていますから、話になりません。
 例えば、長野県の場合、「4つの県の寄せ集め」でそれぞれ風土が食い違いますから、関東ブロックに入れる機関、北陸ブロックに入れる機関、中部(中央高地)ブロックに入れる機関と、グチャグチャです。長野県は、厚生労働省は関東で、インターハイは北陸という区割りです。

 外にも、人事院や旧総務庁などが、静岡県・愛知県・三重県・岐阜県・富山県・石川県・福井県で「東海・北陸」というエリア区分を敷いた結果、三重県と岐阜県が「東海」に入れられたり、北陸が親不知で分割されて太平洋側に編入される例まで起こっています。
 この「東海・北陸」の枠組みに倣った機関には、NHKやJAFなどがありますが、沼津・富山・伊勢・敦賀が一緒というメチャクチャな物です。更には、敦賀や三重県は近畿圏整備法や近畿高校文化祭の枠組みに入っていますが、沼津は首都圏整備法の枠組みからも外されてるから悲惨です。

 以上に挙げたように、国のやり方は、出先機関が置かれている仙台・東京・名古屋といった太平洋側の都市に一極集中させる事しか考えてないから、歴史地理学や地理的同質性に見合った行政区分を敷けないんでしょう。

No.253 2007/02/11(Sun) 13:39:44

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 玉井彰 引用

中央集権が前提となったブロック形成なのだろうと思います。

その地方から見てどうなのかというところから出発すれば、別のまとまりが可能なのでしょう。

歴史的に見れば、太平洋側中心に発展することが、先進国にキャッチアップするために必要だったということかもしれません。

先進諸国に追いついた段階で、地方主権に切り替えるべきでした。その時期を既に、大いに失している状態ではないでしょうか。

No.254 2007/02/11(Sun) 14:36:33

 
「州都=最大都市」という誤解(3) / 安倍川餅 引用

> 国と地方で「遷都」をすることが考えられていいと思います。

 遷都で国の形を変える発想の元祖は桓武天皇ですが、正に「出でよ!現代の桓武天皇」って言うべき時期でしょう。第一、中央省庁の出先機関所在地が全ての中心地、という発想がおかしいんですよ。

 例を挙げると、「経済の中心地は浜松、交通の中心地は豊橋」の三遠南信や、「経済の中心地は郡山、行政の中心地は福島市」の福島県中通りみたいに、州規模でも機能を分担した方が良いと思います。特に州規模になると、経済の中心地と行政の中心地を切り離す事が肝腎です。いっそのこと、飯田(三遠南信の内陸側)や中津川(中山道沿線)が、中部州の州都になっても良いと思います。名古屋が中部州の州都になるのは最悪で、「東京一極集中の縮小版」が一層促進されます。

 経済的恩恵を受ける地域を増やすには、「大都市が中心地」「経済の中心地が州都」という前提を覆さないと不可能です。

No.255 2007/02/12(Mon) 05:05:35

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 玉井彰 引用

昔から栄えていたところには、それなりの理由があります。都市の磁場とでも言えばいいでしょうか。そこに人が集まる必然的な理由がなにかは、理解しておく必要があります。

近代中央集権の論理で意図的に都市の基盤が左右された部分については、「超過利得」の部分を見直すことがあっていいだろうと思います。

No.256 2007/02/12(Mon) 09:21:12

 
「州都=最大都市」という誤解(4) / 安倍川餅 引用

 外国の州都を見ると、必ずしも最大都市が州都になってない州も多い。例えば、ニューヨーク市やフランクフルト市は州都じゃない。ニューヨーク州の州都は、オールバニ(面積55km2、人口95000人)という小都市です。ヘッセン州の州都は、フランクフルトじゃなくて、ヴィースバーデン(面積200km2、人口27万人)です。

 これに加えて、日本では、中央省庁の出先機関所在地が盛えて、それ以外が衰えてる様相からも、州政府の存在意義は首都以上で、「衰退が嫌なら州都をよこせ」「道州制が唯一の解答ではない(岐阜県知事※)」って考えになってるんですよ。
 実際に、道州制への賛否を見ると、宮城県・愛知県・大阪府・岡山県が容認派で、福島県・兵庫県・鳥取県が拒否派、富山県・岐阜県・京都府が慎重派です。要するに、県庁所在地が中央省庁の出先機関所在地である県が容認派で、県庁所在地が中央省庁の出先機関所在地ではない県が拒否派や慎重派です。福島市は仙台に近い、神戸は大阪に近い、岐阜市は名古屋に近い、という風に、中央省庁の出先機関所在地に近い県庁所在地に、拒否派や慎重派が多いのが解ります。

 ですから、中央省庁の出先機関が集中してる札仙東名阪広福は、「旧弊の残滓」として州都から退場させるべきです。つまり、人・物・金・情報・思考が、「ミニ東京」から解放される事が重要です。例えば、東北州の州都が仙台、南関東州の州都が東京、というのは最悪です。州規模でも小都市に「遷都」する事によって、小都市が重視される事も可能になります。

※茨城新聞 2006年3月5日付2頁より。
http://www.nnn.co.jp/news/060714/20060714011.html
http://www.fukuishimbun.co.jp/topics.php?code=14441
道州制への容認派と拒否派の特徴が解る記事です。
http://www.pref.fukushima.jp/chiji/c_kaiken_h181115.html#14
佐藤栄佐久の後任となった佐藤雄平知事も、道州制を拒否する姿勢です。

No.257 2007/02/16(Fri) 03:19:26

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 玉井彰 引用

中央集権の構造に本格的に手を付けるかどうかで、様相は一変します。単なる道州制では、国から権限を手にしても、地域内一極集中=ミニ東京が問題になります。

地域に主権があるという前提で地域や国を再構成する必要があります。村→都市→地方ブロック(道州or県)→国という構図を受け入れ、思考のコペルニクス的な大転換を図れれば、各地域が首都ならぬ、「主都」たりうることになります。

No.258 2007/02/16(Fri) 08:57:24

 
「州都=最大都市」という誤解(5) / 安倍川餅 引用

 首都や州都が選定されるには一定の基準が設けられますが、その類型として、「十字路型」「前線型」「外交据点型」「開拓型」があるそうです。この分類に則れば、京都は「十字路型」、鎌倉は「前線型」、太宰府は「外交据点型」に当たります。

 しかし、明治維新で中央集権化された時に、中央省庁の出先機関が置かれた位置を見ると、選定基準が一定しておらず、バラバラです。例えば、広島は、畿内(京都など)と太宰府から等距離で、西の関門にも睨みが利く「前線型」という特徴を持っていますから、理解ができます。
 この基準に則れば、山陽地方の中心地は、近畿地方に近過ぎる岡山じゃなくて、バランスの取れる尾道か広島に来るはずです。勿論、東海地方の中心地は、近畿地方に近過ぎる名古屋じゃなくて、バランスの取れる浜松か豊橋に来るはずです。

 明治維新の時に、中央省庁の出先機関所在地は、一体どんな基準で決められたのでしょうか?かなり意図的で統一性の無い選定法だと思いますが。

No.262 2007/02/24(Sat) 05:51:43

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 玉井彰 引用

よく分かりませんが、交通の問題があると思います。

その地点から、各地に向けた交通手段(道路)が、古くから整備されていたのではないでしょうか。

例えば広島からは、他の県に行きにくいように見えます。

No.264 2007/02/24(Sat) 22:12:06

 
「州都=最大都市」という誤解(6) / 安倍川餅 引用

 「倒狂一極集中」は勿論ですが、それ以上に、「倒狂一極集中の縮小版」を、もっと問題にすべきでしょう。倒狂以外でも、地理的・歴史的同質性を無視して、特定の大都市への一極集中を促す発想の方が、もっと危険だと思います。

 倒狂一極集中を非難する者は多い。しかし、倒狂への一極集中に反対して「脱倒狂」を掲げても、仙台や名古屋といった「ミニ倒狂」への一極集中に賛成するようでは、地方の活性化に逆行するでしょう。

 地域バランスを考慮しない、特定の大都市一極集中型の銅銹制なら、やらない方が好い。過密都市こそ、中小都市に管轄されるべきです。例えば、名古屋を奈良が管轄する、倒狂を鎌倉が管轄する、という位の発想が必要になります。

No.266 2007/02/28(Wed) 01:24:43

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 玉井彰 引用

地方の出先機関に権限があり、ミニ一極集中がおきるというのは、根本は中央集権だからです。

地域主権型社会ができれば、是正されていくことになります。過渡的な形態として、中小都市を「政治都市」にするということも考えられていいとは思います。

No.267 2007/02/28(Wed) 15:07:00

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 突端海 引用

>「地域で最も大きい所がどうしても中心になっちゃう。」という発想で、「州都=最大都市」という誤解です。これでは何の意味も有しません。

世界的に見ても最大都市が州都・県都というのが当たり前で、アメリカ合衆国のように小都市に州都を置いているほうが特殊です。最大都市に州都を置くのは何もおかなしことではありません。
また、いくら州都を最大都市ではない場所に置いたからと言って、結局最大都市が衰退して州都が発展していくだけという可能性は高いのではないでしょうか?

安倍川餅さんは東海地方の中心都市が名古屋であることに疑問を感じておられるようですが、名古屋だって行政の拠点が置かれたから発展したわけではありません。順番が逆です。昔から発展していたからこそ行政の拠点が置かれたのです。

そもそもどごに州都を置いても辺境地域は生まれます。州都の位置をあれこれいじくっても結局は新たな辺境地域を生むだけです。

No.319 2007/06/14(Thu) 17:35:13

 
Re: 「州都=最大都市」という誤解 / 玉井彰 引用

突端海さん、議論へのご参加ありがとうございます。

都市とはなにか。このことを考えてみる必要がありそうです。それぞれの都市には、都市が形成されてきた歴史的な経緯があります。その中で自ずと「都市格」=都市の人格とキャパシティー、とでも言うべきものが形成され、地域のリーダーとなりうる都市とそうでない都市とに別れていくものだと思います。

No.320 2007/06/15(Fri) 06:28:37


(No Subject) / 清水こうすけ 引用

記事の添付だけでスミマセン。YAHOO社会面より

元フォーブス支局長「植草被告陰謀説」
 電車内で痴漢行為をしたとして公判中の元早大大学院教授植草一秀被告(46)に1日、思わぬ“援軍”が現れた。米経済誌「フォーブス」の元アジア太平洋支局長のベンジャミン・フルフォード氏で、植草被告が大手銀行をめぐる、政府関係者、外資が絡んだ巨大インサイダー疑惑を追及していたことで狙われ「国策逮捕」された可能性が高いとの見方を示した。同氏によると、植草被告は3月にも同疑惑の告発本を出版するという。

 多くの著書で日本の暗部に切り込んできたフルフォード氏は、植草被告の痴漢逮捕事件にも強い関心を持ち先月末、同被告に会ったという。取材に応じた同氏は強い口調で「私も最初は『懲りない人』だと思った。しかし、周辺の状況を取材してみると、あまりにもおかしな偶然が重なっていることに気付いた。今は、彼は国策捜査で逮捕された可能性が高いと考えている」と話した。

 同氏によると、植草被告は政府関係者、米ファンドなどが絡んだ大手銀行株をめぐるインサイダー取引疑惑について調べていたという。「国策逮捕」の背後には、その疑惑が公開されることを恐れる米国関係者や政府関係者がいると推測しているというのだ。

 同氏は「(植草被告は)この疑惑についてネットで書いた直後、痴漢容疑で逮捕された。また逮捕時、疑惑の告発本を出版しようとしていた。さらに最近、この疑惑を調べていた国税庁関係者が植草被告に似たわいせつ事件で逮捕され、疑惑に関連する記事を書いたある記者が直後に不審死した。この疑惑にまつわる『偶然』があまりにも多過ぎる。非常に怪しい」と続けた。

 植草被告はこの疑惑に関する告発本を3月にも出版する意向を同氏に明かしたという。植草被告は逮捕直後自殺を図ったとされるが、同氏は「彼は私に『自殺するつもりは全くない』と言いました。自殺に見せかけて殺されることを恐れているからです。彼は日本の経済の裏を暴くことをあきらめていません」と話した。

 フルフォード氏は自身の公式ブログに「もし彼(植草被告)に何か起これば、アメリカの息がかかった勢力だと思ってください」とまで書いた。同氏も3月ごろ、この疑惑をテーマとした本を出す意向で「この件は、今までで一番危ない取材と感じている」と話した。果たして植草被告の「大逆転」はあるのか?

No.248 2007/02/02(Fri) 21:48:17

 
Re: (No Subject) / 玉井彰 引用

植草氏の問題は、また取り上げたいと思います。

「逮捕」した2人の男性は、その後現れません。この2人に関心を持っています。私服警官であるとも言われています。

マスコミが大本営発表しかしないことに不信感を持ちます。普通なら、逮捕した「功労者」を取材するはずです。

No.249 2007/02/02(Fri) 22:59:21


引用させて頂きました / 鈴木五郎 引用

 鹿児島県出水市在住の鈴木です。「四国の星」、読み続けてさせて頂いております。

 さて、自分、鹿児島の地元銀行を勝手に応援するという趣旨でブログを始めました。http://forcewith.synapse-blog.jp/8554/
 銀行ネタからは逸脱するのですが、『「労働ビックバン」をどう見るか』、引用させていただきました。

 自分ごときのような低賃金労働者ばかりになってしまっては、地方ひいては国の滅亡であると思うのですが、さて、その流れにどう抵抗すればよいのやら?
 玉井さんの足元にも及びませんが、自分も考えてしまいます。

No.235 2006/12/26(Tue) 23:25:33

 
Re: 引用させて頂きました / 玉井彰 引用

久しぶりですね。ブログも拝見します。

【「労働ビックバン」をどう見るか】というテーマで、色々考えてみようという感じで書いてみました。

一刀両断したいのだけれども、そうは言ってもというところが残るテーマです。しかし、中流ないしは中産階級なき社会は、倫理的な支柱を失うことになりかねません。

企業が国を食いつぶして繁栄するという事態は、阻止しなければなりません。

No.237 2006/12/27(Wed) 00:33:58


道州制の組み立て方 / 安倍川餅 引用

http://blogs.yahoo.co.jp/shikokunohoshijp/25449430.html
この記事と関連した内容です。

 前富山県知事の中沖豊が、「道州制は北陸(=越の国)4県で組むべきだ」と主張して、「越の国構想」を練っていますが、この構想は面白い。九州で、前大分県知事の平松守彦が練っている「九州府構想」と近い構想です。

http://www1.tst.ne.jp/mukai/koshinokuni/koshimoku.htm
富山県庁「越の国構想」
http://www.coara.or.jp/hiramatsu/chiiki-jiritsu/12.html
平松守彦「九州を地域国家に」

 これらは、安倍晋三が言う「都府県合併としての」道州制ではなく、大前研一が言う「地域国家としての」道州制に近い。特に東アジアに近い九州や、日本海沿岸国家に近い北陸であれば、「地域国家」志向の地方を造る事も十分に在り得るでしょう。

 但し、州の枠組みを決めるには、(1)村上利夫・小浜市長が言うように、県の分割を実施する事と、(2)州政府をその州の中央部に置く事、(3)地理的同質性と歴史的経緯を考慮する事、の3点は言うまでもありません。
 例えば、新潟県であれば、四分割して、下越(新潟市など)と佐渡島が東北に入って、中越(長岡など)と頚城(上越市など)が北陸に残る、という配慮です。中部圏(東海道と中山道)であれば、近畿圏に極めて近い名古屋ではなく、沿岸中央部の豊橋に州政府を置く、という配慮です。四国でも、ほぼ中北部の川之江に州政府を置けという声が出ています。

 本来なら、沼津を南関東に入れる、飯田を豊橋と一緒の州に入れる、水戸と長岡を別々の州にする、という地理的同質性を持った配慮が必要になります。それに、州政府所在地も、そのブロックの中央部(例:山陽であれば尾道、東海であれば豊橋)に置くはずです。これらの配慮を解らないのが倒狂の政官界です。

No.232 2006/12/24(Sun) 06:56:35

 
Re: 道州制の組み立て方 / 玉井彰 引用

各地域の歴史や文化という要素を含んだ地域の再編というのは、必要だと思います。

州都を地図上の真ん中がいいという議論は、地図上の空論ないしは机上の空論だと思います。これまで繁栄してきた都市には、「都市の磁場」とでも言うべき、人を惹き付ける要素があります。

川之江(と伊予三島市等)を「四国中央市」と命名して州都への期待を表明しましたが、現地に赴いていただければ、これは無理だということがすぐに分かります。

No.233 2006/12/24(Sun) 18:52:43

 
Re: 道州制の組み立て方(2) / 安倍川餅 引用

 求心力は大事だと思いますが、今みたいな過密都市一極集中を維持したり、州都の位置が東西南北の一方に偏ると、単なる倒狂一極集中の縮小版になったり、地理的一体性が崩れますよ。

 実際に、東海(=東海道沿線)では、明治政府の地方支配拠点が名古屋に置かれた結果、重心と地理的一体性が崩れ、静岡県(特に大井川以東)や伊勢志摩以南が無視され、三重県と奈良県を結ぶ高速道路が分断されています。このため、特に静岡県では「名古屋支配圏の事しか考えてくれない」という不満が多く、愛知県内ですら、東三河(遠州灘沿岸)は取り残される傾向が大きい。
 それに、高速道路が未整備の南紀と奈良県や、瀬戸内海側・太平洋側・日本海側・内陸側と四方八方に路線が延びる京阪神や、京阪神の迂回路となる北近畿から見れば、「近畿全体の発展を図るなら、三重県が東海州に入ったり、旧飾磨県(兵庫県南西部)が山陽州に入る事があってはならない」と思うでしょう。

 それに、「州都=最大都市」である必要はありません。特に、明治以来、地方支配の拠点にされてる七大都市(札仙東名阪広福)を、州政府所在地から外すべきです。これら7都市で起こってる現象は、倒狂一極集中の縮小版です。
 東北でも、仙台への一極集中が凄まじく、求心力を増す仙台の裏で、中小都市は完全に取り残されています。宮城県庁は仙台市役所の傀儡という有様です。もしも仙台に州政府が置かれたら、「東北州全域が仙台支配圏じゃたまらない」「州都の仙台だけが盛えて、外の中小都市は衰えたままだ」と危惧する声が多い。

 このように、州政府所在地が偏った位置だったり過密都市だったりすると、「地域の発展」にはならず、「倒狂一極集中の縮小版」になります。地域の発展を考えるなら、東西南北中の各地域がバランスよく発展する方法を、考えるべきではないでしょうか?

No.234 2006/12/26(Tue) 01:00:44

 
Re: 道州制の組み立て方 / 玉井彰 引用

州都を取れない地域(県)は寂れるという懸念があり、綱引きが起こるでしょう。実際、市町村合併では、支所になった地域は悲惨です。

そういう意味合いからすると、落としどころとして、「真ん中」を選択するケースも出てくるでしょう。政治都市という発想です。

No.236 2006/12/27(Wed) 00:25:14

 
道州制の組み立て方(3) / 安倍川餅 引用

 明けましてお慶とうございます。大都市一極集中型じゃなくて、分散型・均衡型の土地を造る事、即ち「脱倒狂・脱ミニ倒狂」こそ、地方が興隆するには必要な方策になるでしょう。

 地方制度調査会の道州制の組み立て方を見ると、特定の大都市への一極集中を促す発想が多くて、交通面や地域バランスを考慮しない枠組みが多い。例えば、三重県は関西辯の地域で近畿の一角ですが、「三重県北部が名古屋に近いから」って理由だけで、地制調の枠組みでは近畿から外されています。名古屋のマスコミが自称する「東海3県」、いわゆる「名古屋支配圏」って奴です。
 それ故に、「三重県と若狭湾岸を近畿に明け渡せ」「兵庫県南西部を山陽州に入れるな」という近畿地方民の主張は当然で、これは交通面と歴史的経緯を重んじた考え方で、近畿地方全体を見てるわけです。
 この外にも「東海3県」と同様のメチャクチャな枠組みには、「北関東信越」って奴があります。これは、全く接点の無い上越市と水戸と飯田が一緒という、メチャクチャな物です。こんな枠組みが造られるのは、「群馬県が北関東で、しかも『上信越』の一部だから」という、メチャクチャな理論が基になっています。

 年末に広野(福島県浜通りの小さな町)の国道6号沿いの食堂に行きましたが、店員が以下の事を言っていました。
「もしも東北の地方支配拠点が仙台に置かれなかったら、東北の歴史は全く変わっていただろう。なんせ仙台は、東京と青森からほぼ等距離だ。」
「浜通りに限らず東北では、下越は羽越線と磐越高速道が通ってるから、新潟県でも下越と佐渡島は東北(みちのく)の一部だと思う人もいるだろうけど、下越と佐渡島の外は北陸(越国)の一部だと思ってる人が多い。新潟県は分割すべきじゃないのか?」
「道州制って枠組みばかりが先走ってるけど、北関東の枠組みなんか、地域バランスを考えてないんじゃないか?道州制に反対した前知事・佐藤栄佐久は、実に愚な事をやったよ。」

 つまり、(1)地方拠点都市の位置が、地方の将来を左右する事、(2)面積が中途半端に広過ぎると、損失を被る地域が多数現れる事、の2点が言えます。

No.240 2007/01/02(Tue) 10:31:05

 
Re: 道州制の組み立て方 / 玉井彰 引用

あけましておめでとうございます。

地方主権を確立する上では、ある程度広いまとまりが必要だと思います。中心都市如何で、その地域の様相は違ってきます。中心都市からの距離に反比例する形で地域の活力が減退します。

ただし、地方主権が確立された場合には、中心都市と地域との距離は、現在の東京都の距離より遙かに短いので、各地域の活力は維持できると考えます。

No.241 2007/01/02(Tue) 23:32:30

 
道州制の組み立て方(4) / 安倍川餅 引用

 広域行政体の考え方を見ると、中央の政官財にとっては、自治体の大量削減による「地方統制の手段」ですが;地方にとっては、広域ブロックの行政権の獲得という「地方主権の手段」として見てるでしょう。

 特に州規模になると、「○○地方△△局」の範囲がバラバラになっている地域がかなり多い。「○○地方」には行政権が付与されてませんから、近畿「地方」から三重県や若狭「地方」を外したり、北陸「地方」から頚城「地方」を外したり、はたまた北陸「地方」を親不知で分割して、親不知以東を関東「地方」や東北「地方」に入れて、親不知以西を中部「地方」や近畿「地方」に入れたりする事が、中央政府は勝手にできるわけです。
 県規模でも頚城「地方」という位ですから、頚城「県」と違って行政権を持ってませんから、無理やり北陸「地方」から外されて、東北「地方」や関東「地方」に入れられる事態が、頻繁に起こっています。

 これらに対して、州規模にせよ県規模にせよ、広域ブロックが行政権を獲得しないと、中央の都合の好いように「○○地方」の範囲が歪められるという危機感を持ってるわけです。頚城地方、富山県、京阪神がこの代表例でしょう。
 頚城地方から見れば、中央政府の都合で所属「地方」がコロコロ変えられる事態を防ぐには、頚城「県」として分立せねばならない。富山県から見れば、無理やり中部「州」や近畿「州」に入れられて、日本海側が軽視される事態を防ぐには、頚城地方と中越地方も入れて「越の国=北陸『州』」を結成せねばならない。京阪神から見れば、災害や大渋滞が発生した時に備えるには、若狭地方と三重県も入れて「畿内とその近く=近畿『州』」を結成せねばならない。
 要するに、これらの地方では「地域防衛策」として、道州制や、県の分立を考えてるのが特徴的です。

No.243 2007/01/14(Sun) 08:20:45

 
Re: 道州制の組み立て方 / 玉井彰 引用

県の中の地域というのは、自治体としての歴史がなければ、時代の流れに流されてしまう可能性があります。その単位での意思決定をしたことがないからです。広域連合としての歴史があれば違いますが。

県という単位を失ったらどうなるのかということも、考えておくべきです。道州制という名の中央集権強化策に躍り、県の自治を失っただけに終わる可能性もあります。

No.244 2007/01/14(Sun) 22:09:21

 
道州制の組み立て方(5) / 安倍川餅 引用

 阪神淡路大震災から12年が経ちました。震災からの最大の教訓は、「過密都市に一極集中する国土を造ってはならない」事だったはずです。ところが、倒狂の政官財(永田町・霞ヶ関・経団連)が狙ってる道州制は、「地域防衛策」としての道州制とは正反対で、七大都市への一極集中を促進する物です。

> 県という単位を失ったらどうなるのか

 現時点でも既に、県庁を失った地域は軽視されてるのが実状です。実際に、廃藩置県後(特に1876年に多かった)に行われた県の合併で、県庁を失った地域は悲惨です。前出の頚城地方(旧高田藩)の外にも、多数に及びます。
 特に問題なのは、地理的要素が全く食い違う地域同士が、合併させられ一緒にさせられてる事です。頚城地方(北陸。春日山など)と下越地方(東北。新潟など)、伊那盆地(中央高地)と長野盆地(北陸)、静岡(東京寄り・富士山文化圏)と掛川(浜松寄り・天竜川文化圏)が、この典型例です。

 ところが、倒狂の政官財は、食い違いを解消するとか、一極集中を抑制するという視座を持ってません。ですから、今のまま県の分割も考慮せずに道州制を導入すると、除け者扱いされる地域が多数現れたり、過密都市が州都になって益々過密化する危険性が大きい。

 道州制を敷くなら、太平洋側の過密都市への一極集中を促進したり、地理的同一性・交通的代替性・交通的一体性を軽視する枠組みがあってはなりません。例示すると、京阪神に対する北近畿、山陽に対する山陰、東海に対する中央高地、といった存在こそ重視されるべきなのです。こういう存在が重視される事で、富の分散も図られるのです。

https://www.nnn.co.jp/tokusyu/dousyu/060228.html
日本海新聞 佐藤栄佐久の発言が載っています。

No.245 2007/01/17(Wed) 02:28:33

 
Re: 道州制の組み立て方 / 玉井彰 引用

政治的な駆け引きで言えば、現時点では「道州制絶対反対」で行くべきだと思います。

県の分割+道州制というのは正論ですが、実際上「分割」の推進主体はおらず、「道州制」だけの食い逃げになります。

No.246 2007/01/17(Wed) 08:59:03


(No Subject) / too 引用

神社本庁の役員会が十二月七日に開かれ、平成十九年度一般会計予算大綱などが協議されたほか、本庁業務検討委員会が提出した第一号報告書、京都府内の神社に関して公正証書原本不実記載罪で刑事告発したことが報告された。
 報告事項では、京都舞鶴市内の神社において、宮司を強迫の上、代表役員変更登記が行われた事件が発生したことから、神社本庁が刑事告発したことの説明があった。
 府神社庁の調査によれば、被告発人は「同神社の土地を買い取ったので、神社を潰す」
などと言って宮司を強迫。被告発人らが総代会を開き、韓国人三人を新役人に選任している。
 脱税を目的とした神社乗っ取りと見られ、十一月二十二日には、同神社の社務所・石鳥居が撤去されたことが確認されている。
●神社から東へ1km地点には、海自の弾薬整備所
●高浜原発まで、わずか10km

No.226 2006/12/20(Wed) 00:31:19

 
Re: (No Subject) / 玉井彰 引用

事実関係についての前提となる知識がないので、「回答」不能ですが、なんだか、きな臭い話ですね。

No.228 2006/12/20(Wed) 10:44:50


「リダンダンシー」の発想 / 安倍川餅 引用

 「リダンダンシー」という語をご存知でしょうか?「リダンダンシー」とは、「余分な物」を意味する語です。私は、政治、経済、地理、文化のいずれでも、この「リダンダンシー」という発想が必要になると思っています。

 政治では、二大政党制よりも三大政党制の方が良いと、私は思っています。二大政党制だと、政権交代は容易になりますが、次第に同質化する事が多い。長期政権が腐敗するのと同じ構図で、二大政党制が長く続いてる英米でも、二大政党とは異なる政党を欲する動きが起こっています。
 つまり、二大政党が「メイン」だとすれば、二大政党以外の政党は「リダンダンシー」という立場です。

 経済や交通では、言うまでもなく、東京一極集中と東海道一本集中の打破です。阪神淡路大震災が起こった時、瀬戸内海側(京阪神)の迂回路となる日本海側(北近畿)には、舞鶴若狭自動車道が舞鶴までしか通っていなかった為、敦賀から舞鶴までの国道27号が非常に混雑したそうです。
 つまり、経済の中心地である瀬戸内海側の京阪神を「メイン」と見れば、日本海側の北近畿は「リダンダンシー」という立場です。しかし、京阪神が災害で打撃を受けた時、代わりに「メイン」となった地域は北近畿でした。

No.223 2006/12/17(Sun) 14:56:52

 
Re: 「リダンダンシー」の発想 / 玉井彰 引用

野党というか、議会そのものが「リダンダンシー」かもしれません。

通常の回路が有効に機能している間は、昼行灯のように無駄な輝きを発しているが、通常の回路が機能しなくなったときに役立つシステムが必要だと思います。

現在の日本は、そういう意味では、危険な体制を採用していると思います。東京に異変があれば回復不能のダメージを蒙る危険があります。

日本を幾つかのブロック分けて、「東京」がなくてもやっていけるシステムにしておくべきです。

三大政党制というのは、小選挙区制度の下では実際上難しいと思います。三つ目の勢力がキャスティングボードを握り、民意を曲げてしまう可能性があります。自公政権がそういう形になっていないでしょうか。

No.224 2006/12/17(Sun) 18:58:02

 
「リダンダンシー」の発想(2) / 安倍川餅 引用

> 現在の日本は、危険な体制を採用していると思います。東京に異変があれば回復不能のダメージを蒙る危険があります。
> 日本を幾つかのブロック分けて、「東京」がなくてもやっていけるシステムにしておくべきです。


 京阪神と北近畿の関係は、「自然地理が異なる地域同士だが、同じリージョンで、いざという時には頼りにする存在」とも言えます。

 本来なら、東海道ルート(太平洋側)と中山道・甲州街道ルート(内陸側)が、本来ならこの関係であるべきなのです。ところが、明治時代に中央政府の出先機関が名古屋に置かれた為に、明治前期の鉄道の敷設でも、本来なら京阪神で合流すべき東海道本線(東海道ルート)と中央本線(中山道・甲州街道ルート)が、途中で太平洋側の名古屋で合流させられ、太平洋側の三重県には東海道本線が通されず、内陸側の岐阜県南西部と滋賀県には、中央本線じゃなくて東海道本線という逆の路線が通されました。
 戦後の高速道路も同様で、愛知県から三重県と奈良県を通って大阪(瀬戸内海側)に至る高速道路も、建設が遅れた挙げ句に分断されています。

 これが、意図的な「三大都市圏」の形成、東京・大阪間の太平洋側一本集中、中央高地(相模湖or碓氷峠〜関ヶ原間)の連帯や交通網の分断、東海道と中山道の混同を惹き起こした経緯なのです。「北陸4県」「山陽3県」という語が存在するのに、「中央高地3県」「中山3県」という語が存在しないのも、これが原因です。
 しかし、同じ内陸側の高崎(中山道沿線)や甲府(甲州街道沿線)から米原(中山道沿線)へ行くのに、太平洋側と日本海側を経由せずに行くには、必ず岐阜(中山道沿線)を通らなきゃなりません。それに、名古屋は近畿に近過ぎます。

 東海道沿線に当たる静岡県では、「中山道沿線の岐阜県が『東海』を名乗るな」という批判が多いんですが、当然です。太平洋側(東海道ルート)が大地震で打撃を受けたら、どこが「メイン」になるかと言えば、内陸側(中山道・甲州街道ルート)か日本海側(北陸道ルート)なのです。

No.225 2006/12/19(Tue) 20:24:30

 
Re: 「リダンダンシー」の発想 / 玉井彰 引用

サブシステムを整備しておかないと、危機対応はできません。参考になる御意見です。

No.227 2006/12/20(Wed) 10:41:32


偏向部分拡大報道された戦陣訓 / 真実史観 引用

○マスコミ得意の(せんじんくん) 
 1941年(昭和16年)1月8日、当時の陸軍大臣・東条英機が示達した、陸軍軍人としてとるべき行動規範を示した文書。将兵の道義向上のために示された実践綱領。敵兵や住民に対する配慮、思想戦への注意が強調されている。島崎藤村が文案作成時に参画した。戦陣訓は陸軍軍人だけに示達された。海軍は無。開戦は1941年昭16.12.8.まさしく真珠湾の11ヶ月前である。
『第八 名を惜しむ
 恥を知る者は強し。常に郷党家門の面目を思ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ。』
『第八 名を惜しむ

 恥を知る者は強し。常に郷党「きょうとう(同郷の人々)」家門「かもん(家柄)」の面目「めんもく(名誉)」を思ひ、愈々「いよいよ(ますます)」奮励「ふんれい(はげむ)」して其の期待に答ふべし。生きて(生きてる時も)「虜囚の辱め」「りょしゅうのはずかしめ(軍人が罪禍を犯し、日本国にとらわれ、軍人として恥ずかしい汚名を負うこと。)」を受けず、死して(死んでも)罪禍「ざいか(法律や道徳に背いた行為)」の汚名を残すこと勿(なか)れ。』補筆蘭生
 
 広辞苑で虜囚を引くと、「とらわれた人。とりこ。捕虜。」と出てくる。主語が敵国の、敵国に捕らえられた者としては「捕虜。俘囚。俘虜。とりこ。」がある。主語を「敵国」にし、敵国に捕らえられた者を表すのであれば「捕虜。俘囚。俘虜。とりこ。」を使えばよい。なぜ虜囚か。主語が敵国ではなく日本国だからである。

 「生きて虜囚の辱めを受けず」これだけだと「生きて虜囚(A敵国の捕虜となった人)・(B日本国にとらわれた人)の辱めを受けず」とA・B二つの解釈が成り立つのだが、これまでマスコミは降伏禁止の、Aの部分拡大偏向報道してきた。
 しかし全文は上記である、文意が合わない。
 生きて・・・ず、死して・・・勿(なか)れ。
 生きている時も・・・○を・・・受けず、死んでも・・・罪禍の汚名を残すこと勿(なか)れ。簡略するとと、「生きても、死しても・・・○なかれ」と呼応した文であるので、○=罪禍の汚名となる。「A敵国の捕虜=罪禍の汚名」では一致しない。B軍人が罪過を犯し日本国にとらわれ汚名を負う=罪禍の汚名となり、一致する。結果、生きている時も・・・(軍人が罪禍を犯し日本国にとらわれ汚名をを負う)を・・・受けず、死んでも・・・罪禍の汚名を残すこと勿(なか)れ。となる。
 虜囚の主語は日本国だ。「虜囚の辱め」は(軍人が罪禍を犯し、日本国にとらわれ、軍人として恥ずかしい汚名をうけること。)のように一つの単語として考えるべきだろう。こうすると「第八 名を惜しむ」に、帰結し文意が合う。当時、軍人が罪禍を犯し捕まる事を、「虜囚の辱め」と表現していたのではないだろうか。

 後述の重光葵の日記『巣鴨日記・昭和二十三年三月六日 土曜日 曇』に・・・彼(東条英機)は自殺を計つたのは、自分の大臣時代に出した戰陣訓に「俘虜」となるよりは自殺せよと書いてあるのを實行したのだと云つて居る。と書いて、「虜囚」と「俘虜」を明々白々に区別している。

 戦陣訓は東条英機が示達した。示達した張本人東条英機は当然本来の意味を知っていた。しかし東條は、なぜかマスコミ歪曲解釈の、部分偏向報道の、「生きて(生きながらえて)虜囚(敵国の捕虜)の辱めを受けず」に反論せず、肯定し、そのように書いたから、自殺を決行したと答えたと言う、はたして真意はいかに?。東条英機の項目に詳細記載。

 「捕虜となるよりは自殺せよ」いくら戦時色が濃いとはいえ、こんな事をいわれて当時の人は、反発しなかっただろうか。しかも全部の軍人にではなく一部の、陸軍の軍人に対してだけである。昭和天皇、東条英機、島崎藤村、当時の関係者が誰一人反対することなく、「捕虜となるよりは自殺せよ」と全軍ではなく、陸軍だけの戦陣訓に書いたと言うのだ。兵士の根源となる重大な指令が、なぜ陸海軍全軍ではないのか、なんと異常な世界だ。これまで疑問として残っていた。もしかして、まさかこれもプロパガンダか?。原点に回帰し検証。当時の関係者は上記のように、そのまま理解していたので、問題とならなかったのだ。戦陣訓に記載無。なんと、なんと、これも米軍・マスコミの歪曲宣伝であることが判明したのだ。61年間歪曲を信じていたとは、考えてみると情けない。
 常識で冷静に考えれば、当時の陸軍大臣・臣(家来)東条英機が示達した陸軍だけの戦陣訓なので、明治天皇が軍人に下した勅諭、軍人勅諭(降伏禁止の記載など、一切無し。)を超え、全軍命令のような記載はありえないのである。また「戦陣訓」示達の目的から見ても、ありえないのだ。文字と言葉で生計を立てている者が、文字と言葉を冒涜し、ワンカット拡大報道とは、マスコミよ、自浄出来ないのか。原点に回帰し、目覚めよ。2006.12.13.蘭生見解

真実史観日本護国史戦勝国歪曲党売国党狂惨党に仕組まれ捏造された大東亜戦争
http://www.tofu-ryohin.co.jp/siten.htm
真実史観で検証韓国中国北朝鮮愚民化政策隠蔽用対日戦時下日本極悪捏造教育
http://www.tofu-ryohin.co.jp/hanniti.htm

No.221 2006/12/14(Thu) 14:26:27

 
Re: 偏向部分拡大報道された戦陣訓 / 玉井彰 引用

「虜囚」を狭く解釈する必然性はありません。陸軍と海軍はライバル組織でした。陸軍はプライドが異常に高く、囚われの身となることを恥だと自戒する文言を課したとしても、何ら不思議ではありません。

それよりも、「生きて虜囚の辱めを受けず」が一人歩きして、多くの民間人が自決の道を選ばざるを得なかったことを問題視すべきです。

No.222 2006/12/14(Thu) 20:51:19


「ミニヒトラー」小泉と「2キ3スケ」小沢(3) / 安倍川餅 引用

> 二大政党の党首が安倍と小沢になったら、同じベクトルで急激に右旋回して、憲法第九条が名目ごと破棄され、アメリカ主導の戦争に巻き込まれる危険性が高くなります。
> (以上、第92号より抜粹)


 案の定、私の懸念が当たりました。海外派兵を自由化する防衛「省」昇格法案が、11月30日に可決されました。この最大の要因は、眠主党が、小泉路線を継承する安倍自眠党に与したからです。裏返せば、小沢眠主党が対決姿勢を明示して法案に反対していれば、防衛「省」昇格法案を撤回に追い込めたのです。つまり、野党共闘を潰した者は、外ならぬ眠主党だったのです。

 http://blogs.yahoo.co.jp/shikokunohoshijp/24944060.htmlにて、「共産党の無能によって誤算を招いている」と言いますが、とんでもない。獅子身中の虫は、共産党じゃなくて眠主党じゃないですか?教育基本法改悪案だって、眠主党が弱腰のお陰で成立しそうな情勢です。

 安倍首相は、小泉前首相と同じくミニヒトラー気分で、アメリカ言いなりの軍事国家を造ろうとしています。一方の小沢だって、安倍や小泉に先駆けて、「普通の国」というアメリカ言いなりの軍事国家路線を唱えていて、これを撤回してません。防衛「省」昇格法案に眠主党が賛成した事は、安倍と小沢の路線が丸っきり同じで、野党共闘を自らブッ壊した事の表れです。
 11月8日の党首討論での憲法問題でも、安倍は「自衛隊の存在を明記する」と強調していますが、小沢も「理解できる」と応じています。正に、「前の安倍、後の小沢」と言うべき情勢です。

 小沢は、表では冷徹・理論家・野党面に浸っていますが、裏では「小泉君、安倍君、俺の路線を実行してくれてありがとう。」というのが真相で、「他人にやらせて、言い出しっぺの自分は何もせず」という黒幕根性が露骨です。アジア太平洋戦争が起こる前、こういう小沢みたいな冷徹・理論家・野党面に浸ってる軍国主義勢力は、思想界では「日本改造法案大綱」の北一輝、官界では「革新官僚」と呼ばれた者が典型で、疲弊する大衆や地方の不満を吸い上げていました。「革新官僚」の中には、「2キ3スケ」の岸信介と星野直樹も入っていました。

No.216 2006/12/05(Tue) 23:14:46

 
Re: 「ミニヒトラー」小泉と「2キ3スケ」小沢(3) / 玉井彰 引用

嫌いで仕方がないのは、よく分かります。以下の文章を読んでみてください。


【民主党の問題について

<民主党の方針変更という問題>
最近、民主党が、方針を変更しつつある。これが問題であると思うので
とりあげたい。

<このまま方針変更すると民主党は再び大敗する政党になる>
このまま、方針を変更してしまっては、多分、民主党は、再び大負けに
負ける政党になりさがると予想される。

<方針変更主導は小沢氏ではなく、長島昭久氏>
ちなみに、この方針変更は、小沢氏が決めたのではなく、
後ほどとりあげる、長島昭久氏のためであるようだ。
彼のブログに、「代表 政調会長 外務 防衛両担当に(長島氏が)
一任を取り付けることができた。事実上の「賛成」決着である。」
とある。


<元自民党石原のぶてる秘書、米国研究機関上席研究員、民主党から立候補>
この長島昭久氏は、元、自民党の石原のぶてる議員の秘書であり、
そのあと米国に渡米し研究員生活を送ってから帰国、
民主党にくらがえして立候補した人物である。

<沖縄知事選挙は、不自然な期日前投票がなければ、野党勝利>
沖縄知事選挙には、民主党および野党連合は4万票差の惜敗をした。
この選挙は、実際には、10万票を超える期日前投票という、公明党
支持団体の選挙(住民票の移動か)によって決定されたものであり、
それがなければ、野党が勝利していたと思われる。

<沖縄の民意は、戦争反対>
つまり、沖縄の民意は、戦争反対であった。しかし、
自民党のプロパガンダ戦略と、異常な期日前投票の10万票と
いう不正選挙に限りなく近い不透明な選挙の前に惜しくも破れた。

<自民党のマスコミをつかったプロパガンダ戦略>
自民党のプロパガンダ戦略は、新聞、テレビ局に、
民主党が、欠席戦術をしたことをたたかせるというものであった。自
らの強行採決を棚上げにしていた。

<不自然な日本テレビキャスター>
自民党は強行採決を行ったが、そのあと、不思議なことが起こった。
たとえば、日本テレビの朝の番組で、ある若手のキャスターが、
民主党の欠席戦術を「こんなに沖縄知事選のために欠席戦術を使うなんて
民主党は汚いです」
と、とても奇妙な理屈を、ちょっとの合間に放送されるように、口早に
絶叫していた。

なんだか、事前にそういうように依頼されていたかのように、
無理やりに早口に、絶叫していて、とても不自然だった。

これは、推測するに、このキャスターはこういう見解をテレビ番組の中で
発言するように、某筋から依頼されていたと見ることができる。

読売新聞には、民主党をやゆするような奇妙な風刺漫画が載った。

今回、藤原紀香の不自然な婚約報道(本人たちは否定しており、
でっちあげの色濃い報道であった)もなされ、教育基本法につい
て扱う予定だったワイドショーの話題をさらった。

民主党の長島議員は、
そのウェブログ「とぶがごとく」でこういっている。

2006年11月20日
<長島氏の主張>
沖縄知事選挙で野党統一候補が負けた。
4万票差は惜敗というべきだが、もはや民意は下った。
政治家はこれを厳粛に受け止めるしかない。

→(小野寺光一)これは分析をすれば、今回の票の差は4万票であり、
期日前投票の10万票という不自然な票が原因で負けたことがわかるだろう。

つまりこの不正選挙の色濃い「期日前投票」を抜けば、野党は勝利していたのだ。
実際に出口調査では、野党統一候補が上回っており、
沖縄の民衆の人たちは、「民意」として明確に、自民にNOを下していた。

<空前絶後の10万票の期日前投票>」
だいたいこの10万票という空前絶後の期日前投票をした人たちは、県外から
流入してきてとんぼがえりをした人たちである可能性がとても高い人たちで構成
されている。

<長島氏の主張>
沖縄で「反基地」を掲げて6派連合を組んで、左のエースと言われた糸数女史を
立てて戦った。それで敗れたのだ。
つまり野党共闘路線は破綻したといわねばなるまい。

→、(小野寺光一)実際には勝利していた。
不正選挙対策を怠ったことが原因で敗れたのであって、
野党共闘路線は、逆に、「勝利の要因となるはず」であった。

<民主党は他の選挙では勝利している>
実際に民主党は、このときに行われた福岡市長選挙では勝利し、
尼崎市長選挙でも勝利している。先の福島知事選挙でも10万票差で
勝利している。」

<長島氏主張>
もはや現実からかい離した「反基地」一辺倒では沖縄の民意は動かない。
それが証拠に与党候補は、無党派の4割に食い込んだ。
かくて私たちに残された選択肢は方向転換しかないと思う。

→(小野寺)、無党派の4割の中には、期日前投票のための外部から
流入してきている
と思われる某団体もカウントされるのではないか?

<方向転換は最悪>
民主党にのこされた選択肢の中で、方向転換は、最悪の結果を生む。

<うまくいった要因を破壊し、うまくいかない要因を温存する「方針転換」>

つまり今回の、うまくいった要因(戦争反対、野党共闘)と
うまくいかなかった要因(期日前投票に見られる与党の不正選挙疑惑とマスコミを使われたブラックPR)のうち、
うまくいった要因のほうだけを破壊してしまい、
うまくいかなかった要因のほうは手付かずにするという結果を生む。

したがって、方向転換した次回は大敗するはずである。

(長島氏主張)
一部には、「核の議論くらいはかまわないではないか」
とする世論調査を見ては「何かのまちがいだ」と首をかしげ、
選挙結果を突きつけられても、「こんなはずではなかった」などとさけぶ者もいる。


→(小野寺光一)実際には世論調査というのは、設問の仕方で、
いかようにも世論をみせかける結果を導き出すことは可能である。

当日の選挙結果では、民主党野党連合が5万票ほど「勝利していた」
しかし、期日前投票や、
その他の、ブラックPRに、敗北したと思われる。

<長島氏主張>
ここはいさぎよくこれまでの野党共闘路線は失敗であったことを率直に、認め、
大きく路線転換を図るべきだ。
このまま針路を変えずに、
参院選挙に突っ込んでいくのを看過するわけにはいかない。

→(小野寺光一)強引な論理展開であると思う。
これでは、自民党の売国補完勢力になってしまう。

この路線はいつか来た道、つまり前原代表が標榜していた路線と同じである。
つまり民主党は存在意義を失い、

自民党の不満の受け皿になれない。
万年野党は決定になってしまう。

今自民党に不満をもっているひとたちはとても多い。

この方針転換をすればまず大幅に民主党は票を減らすと予想する。

<地元に密着しないとマスコミの意見が世論と勘違いする>
つまり、今まで、無党派層相手であったため、議員によっては、
地元の人たちと徹底的に対話しない。

徹底的に会っていれば
世論がわかるが、あまりないと、マスコミに書かれる意見が
民意や世論だと思ってしまうのかもしれない

<自民党からのブラックPR>
ところが、今自民党は、ブラックPRをしているので、マスコミには
意図的に民主党が悪く書かれてしまうのである。

これを民主党の一部議員は、世論と勘違いしてうのみにしてしまう。
つまり正反対の方向にいくように誘導されるはずである。

<小沢路線は、民衆に近い>
実際には小沢一郎の路線というのは、マスコミを超えている。
多くの人にとって、目に見えない信頼があるため、自民のブラックPRが
あっても小沢を支持するという人間は多い。


民主党が勝利するためには 以下が必要ではないか?
つまり民主党が勝利するためには、
〇方向転換をしない。
〇野党共闘路線を維持する。
〇自民党と電通とテレビ局マスコミの癒着を追及する。
(タウンミーテイングなど)
〇民営化に伴う、自民党と、外資との談合を追及する。
〇期日前投票の不正を追及する。
○わかりやすい対立軸で自民党と対決する。

(長島氏)主張
「簡単におきるな」左の耳に悪魔のささやきが。
しかし有権者の叫びは右耳に響く。
「面舵いっぱい」

→(小野寺光一)「面舵いっぱい」路線変更せよ
これは有権者の叫びではない。




自民党は一番民主党に「方針変更」
をしてもらいたくて、「小沢路線」ではなくしてほしい
と思っているはずである。


<今までの経緯>
民主党は、前代表の前原氏だったときには、解党の危機に瀕し、
消滅寸前にいた。しかし、小沢代表になったことで、日本人の心をとらえ、
奇跡的に
回復しはじめた。

最初の千葉選挙区の補選で、奇跡的な勝利を成し遂げた。
つまり小沢体制で民主党は、はじめて、国政選挙において、実力で
政権交代をなしうる政党に変化しはじめた。

その後の補選では、自民党は文字通り必死となり、
ありとあらゆる選挙戦術を使っている。その代表的なものが
、ブラックPRと呼ばれるものである。

千葉補選の時には、自民党は、いわゆる正攻法で戦った。相手方の女性候補者
に元キャバクラ嬢などと、ブラックPRをやってはいたものの、どちらかという
と小規模であった。杉村たいぞう議員をはじめ、武部幹事長、小泉首相
、安倍幹事長、小泉チルドレンその他、総動員で戦い、そして、小沢一郎の前に
敗れた。

まとめると、小沢一郎への信頼感と、明確に自民党の虚偽路線への対決を
民主党が掲げた結果、勝利したわけだ。

前原路線とは逆だったから勝利しはじめたともいえる。

<自民党の新たな戦略>
そして、その後、自民党は新たな戦略に転じた。
つまり、選挙の直前になって、絶妙のタイミングで、北朝鮮の
核ミサイル実験がなされた。

<北朝鮮ミサイル発射というサプライズ>
北朝鮮に対しては、その前の年や、その前前年度には、
外交機密費から5億円も持っていき、それのお礼に大量(コンテナで20個分)
のマツタケをもらっていたり、人道支援という名目でとても多くの物資を援助
している。
(ちなみにこの外交機密費から何億円も北朝鮮にもっていったという
小泉政権の本質については、田中真紀子元外務大臣がいろいろな講演会で発言を
している。)
そして
山本もなの件などブラックPRを徹底して使っている。
しかし、虚偽ばかりで戦っているため、最近化けの皮がはばれつつある。

民主党の正念場である。
方針変更はやるべきではないと思われる。】

以上、国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジンより。
http://www.mag2.com/m/0000154606.html

No.217 2006/12/06(Wed) 17:20:38

 
断って置きますが / 安倍川餅 引用

 断って置きますが、私は、民主党全体が嫌なのではなく、小沢一郎の言動が嫌いなのです。
 小沢の言動には、自家撞着と欺瞞が多過ぎます。というのも、「基礎自治体を300に減らす」という市町村潰しを唱えながら、「地方自治の確立」を主張する。「構造改革もっとやれ」って自公政権(小渕、小泉)に発破を乗けといて、小泉の構造改革路線が破綻したら臆面も無く「格差是正」を唱える。「普通の国」と称した軍事国家路線を唱えて、「アジア諸国との共生」を唱える。こんな手品みたいな事ができるでしょうか?そして、自分が唱えてる事を、他人にやらせています。
 まるで、自分から「大東亜共栄圏」「八紘一宇」「鬼畜米英」って戦争を煽っといて、戦争で敗けたら「戦争を起こした者は俺じゃない、天皇裕仁が悪い」「アメリカ万歳」って居直った、第二次大戦終結後の御用マスコミと同じ態度です。

 沖縄県知事選挙で敗れた後の民主党は、どうしたんでしょうか?「野党共闘」で安倍自民党の横暴を追及するどころか、防衛「省」昇格法案のように、自民党の補完勢力に成り下がってるような感じがします。
 民主党でも、リベラル派や左派の人たちは、小沢や前原といった「普通の国・構造改革」グループとは袂を分けないと、「騙された」という事態になる危険性が大きいのではないでしょうか?

No.218 2006/12/09(Sat) 13:14:36

 
Re: 「ミニヒトラー」小泉と「2キ3スケ」小沢(3) / 玉井彰 引用

安倍川餅さん。no.219に対する「返信」も兼ねて言わせていただきますが、現在の日本の政治で最も注意を要するのは、自民党が民主党と同じ言葉を使って正反対のことをやろうとしていることです。

同じ単語・言葉を使っているから、同じ主張なのだと誤解しないようにしてください。「地方分権」という言葉も、自民党が使うと、地方に仕事を押しつけて国・中央が首根っこを押さえるという中央集権の変形した統治スタイルを意味します。

これについては、繰り返しブログで書きますが、言葉に誤魔化されないように願います。

小沢一郎著「日本改造計画」の御一読を期待します。

No.220 2006/12/09(Sat) 15:53:19


算数が解らなきゃ自治はできない / 安倍川餅 引用

 長野県の村井仁知事が、自家撞着の言辞を弄んでいます。というのは、「長野県は分割してもいい」って言いながら、「市町村合併を一層推進する」って言ってるからです。
 県を分割して好いなら、市町村も分割して好いはずです。広過ぎる県を分割するなら、広過ぎる市を分割するのが「自治」でしょう。つまり、自治の効率化には、加算(合併と編入)だけじゃなくて、除算(分割)や減算(分離)という方法も存在するんです。

 又、井戸敏三・兵庫県知事は、「州規模の広域行政体が必要なのか?」って道州制に反対してるくせに、兵庫県内の市町村には合併を強制して来ました。お陰で、淡路島の市町村は3つに減らされ、但馬地方(兵庫県北部)では城崎町や和田山町などの主要な市町村が軒並み合併させられて消滅しました。

 「弊政の大合併」では、佐渡市や新高山市に象徴されるように、市と県を履き違える合併が横行しています。900km2を超える「市」を造るなら、県を分割したり、県の一部を分離したりして、新しい「県」を造った方が効率的なはずです。
 ところが、小泉純一郎・前首相、小沢一郎・現眠主党党首、井戸敏三・兵庫県知事、村井仁・長野県知事といった奴らは、除算と減算ができない。小沢に至っては、広域自治体を廃止して基礎自治体を300個に削減せよって吐く程だから、「点」と「面」の区別すらできない。だから、こういう算数の解らない奴らは、小規模自治体から自治権を剥奪するしか能が無い。

http://www.shinmai.co.jp/news/20061103/mm061103sha1022.htm
信濃毎日新聞 村井仁知事の「市町村合併を推進する」発言の記事http://blog.goo.ne.jp/miyacchi_z/e/1102db1573e5c96dd55e00c0f511baa2
自眠党道州制調査会、区割りで県分割案も論議か

No.209 2006/11/23(Thu) 20:50:54

 
Re: 算数が解らなきゃ自治はできない / 玉井彰 引用

市町村の合併は、中間搾取団体である「県」の退場とセットにした方が分かりやすいと思います。

「県」の歴史を考えても、県は国の地方統治のために設置された代官という要素があります。

No.212 2006/11/24(Fri) 09:59:53

 
算数が解らなきゃ自治はできない(2) / 安倍川餅 引用

 小泉や小沢が掲げるような、「地方分権」に名を借りた自治体潰しでは、「地方分権」にはならず、中央統制を強めるだけです。絞殺刑執行人を気取ってる県庁だって、多数の市町村を絞殺するように国家政府から命じられてますが、「次は自分たちが絞殺される」事が判ってるんですよ。
 そうなると、「香川県より広い新高山市」が全国各地に造られて、ベラボウに広くて無視される地域ばかりが溢れて、綾部市の過疎地支援策みたいな「痒い所に手が到く」自治が不可能になり、土地に根差した歴史や風土が抹殺されて歿個性化します。これじゃあ、全国の基礎自治体は中央政府の直轄地ですよ。
 つまり、県(広域行政体)も市町村(基礎自治体)も両方とも、「中間搾取団体」どころか「出張所」です。

 大体、「点」の自治と「面」の自治は、全く違います。茨城県北部や若狭地方みたいな原発銀座を見ると判りますが、東海村や美浜といった原発所在地という「点」 の自治体と、日立市や小浜といった原発所在地周辺も含めた「面」の自治体を分けないと、課題や歴史の食い違いから、自治が困難になります。

 それに、行政の中心地(水戸と敦賀)からの距離を見ると;水戸から東海村までは15km、水戸から日立市までは33kmもかかります。敦賀から小浜までは45kmもかかります。ですから、茨城県北部や若狭地方が、佐渡市みたいな「一島一市」状態になると、役場の有る水戸や敦賀は盛えても、役場を失った都市や村落は無視されて衰えます。そうならないようにする為に、東海村と茨城県、美浜町と若狭県という風に、「点」の自治体と「面」の自治体を棲み分けする事が必要になるんです。

 最近の自治体論を見ると、闇雲な「少ないことは良いことだ」「加算=善、減算・除算=悪」という発想が蔓延しています。これは、「面積を適正化するために、加算や減算や除算を行う」とか、「効果的な自治を行う為に、点(基礎自治体)を面(広域行政体)を棲み分けする」という発想じゃありません。なぜなら、「広域行政体も基礎自治体も、全て『出張所』」という発想に根差してるからです。

No.214 2006/12/03(Sun) 12:32:10

 
Re: 算数が解らなきゃ自治はできない / 玉井彰 引用

面積云々の議論も大切ですが、財源、権限、人材の三点セットを地方が獲得できるかどうかがポイントです。

「県」がお好きなのであれば、「県」でもいいです。「市町村」でよければ、それでもいいでしょう。どちらの場合でも、国の権限を移譲する「器」は必要です。

No.215 2006/12/03(Sun) 22:06:32

 
算数が解らなきゃ自治はできない(3) / 安倍川餅 引用

 本来、「地方分権」というものは、どの規模の自治体に財源と権限を遷すかが本題だったはずです。それが、基礎自治体の多量削減に摩り替えられてる事がおかしいのです。

 小泉・前首相、小沢・民主党党首、奥田・前経団連会長といった人たちは、自治体を僅300個に減らす事ばかりに囚われていますが、小沢や奥田の構想を実現するには、小泉政権(3240→1800)よりも苛烈な市町村合併をしなきゃ実現できません。これは、誰でも解る話でしょう。これでは、「国家→都道府県→市町村」という構図の縮小版を造るだけです。

 一方で、民主党の鳩山由紀夫は、「分権は分県」と唱えていて、基礎自治体を「市 (コミューン)」、広域自治体を「圏 (エリア)」として分けていて、広域自治体でも「道 (リージョン)」は設置しないとする構想ですが、こちらの方が解りやすい。この構想に則ると、恐らく今の都道府県が分割されて「圏」になると思われます。

http://www.hatoyama.gr.jp/cont03/tes/shian3.doc
鳩山由紀夫の地方自治条項案

No.219 2006/12/09(Sat) 13:43:39

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