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戦前、戦後を通じての大ベストセラー機 " DC3"です。
1936年より民間エアラインで運用され、輸送機、旅客機として、戦前には世界中のあらゆる所で活躍していました。
「ネイバル・エアー・トランスポート・サービス」と書いてありますので、海軍に徴用された軍用輸送機型 "ダグラス R4D"の系統になるのでしょうか?(よく分りません^^ゞ)
有名なのは、陸軍に徴用された輸送機型 " ダグラスC47/53スカイトレイン"です。
貨物だと4,500キロ、兵員だと27名程度輸送でき、ノルマンディー上陸作戦の時は、述べ2千数百機がパラシュート部隊とグライダー(ワコーCG-4)部隊を輸送し、ノルマンディーの空が飛行機で埋め尽くされたといいます。
日本でも戦前ライセンス生産され、大戦中は " 零式輸送機"として大いに活躍しました。
戦後も再び民間エアラインに復帰し、世界中の空を飛びまわっています。
ペンシルバニア州・ミッドアトランティックのエアーミュージアムでのスナップだということです。 |
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イギリスの対潜哨戒機 " フェアリー・ガネット"です。
KAZさんからこの写真を頂いた時、はっきり言ってあせりました。
なんせ見たこともないみょうちくりんな飛行機だったものですから。
たまたま「航空ファン」の8月号にこの飛行機の特集がありましたので、
それを見ながら紹介します。
全てこの本の受け売りです(^^ゞ
コネチカット州・ニューイングランドのエアーミュージアムでのスナップだということです。 |
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前回も紹介しました、" ハインケル He111"です。
1939年の P型、H型から機首がこのように流線型になってカッコよくなりました。 |
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アメリカの秘密兵器 " ノルデン照準器"です。
" CIオートパイロット"と連動させ、高高度における昼間爆撃に高い精度を誇りました。
これには "排気タービン"の実用化による、飛行機の高空性能の高さに追う所が大きく、
これにより迎撃の難しい高い作戦高度(7,000〜8,000m)がとれ、被害も最小限に押さえることが出来たのです。
B17やB24、B29等に装備され、日本とドイツに大きなダメージを与えたのは、皆さんご存知の通りです。
ノルデン照準器と排気タービンは、アメリカでは当時最高機密とされていました。 |
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1937年アメリカ陸軍が出した高高度迎撃機の要求に対するロッキード社の答が、
この双胴の戦闘機 " ロッキード P38ライトニング"でした。
太平洋戦争初期では運動性が悪いのにもかかわらず、日本の戦闘機に格闘戦を挑んできたために割とあっけなく撃墜されており、日本のパイロットからはP38をもじって、ペロリと食われるので " ペロ八"などと揶揄されていたようです。
しかし低空での格闘戦をさけ、一撃離脱に戦法を変えてからは、日本の戦闘機では歯が立たなくなってしまいました。
アフリカ戦線では、主に爆撃機のエスコートや地上攻撃に使用されていたため、地上のドイツ兵からは、" 双胴の悪魔"などと呼ばれて恐れられていたようです。
1939年の量産当初からターボ過給器を搭載していたのですから、これも技術力の差ですね。
オハイオ州・デイトンのライトパターソン空軍基地での、エアーショーの時のスナップだということです。 |
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第二次大戦機の中で最優秀機といわれる " ノースアメリカン P51 ムスタング"です。
イギリスの兵器購入委員会が、ノースアメリカン社に対しP40のライセンス生産をもちかけたところ、
NA社は逆に120日で P40よりも優秀な戦闘機を作り上げると提案し、117日で作り上げたのがこの P51です。
NA社がプライドの高い優秀な会社だからこういう提案をしたのか、P40が凡作機だからこういう提案ができたのかよく分かりませんが、こういう提案をしてやり遂げるところがアメリカ的だと思います。
日本人は「不言実行」という美意識があって、与えられたテーマに対しては黙って完璧にやり遂げるけれども、与えられたテーマそのものに自ら課題を課してやりぬくというのは非常に勇気の要ることで、我々日本人にはなかなか出来ないことだと思います。
これもオハイオ州・デイトンのライトパターソン空軍基地での、エアーショーの時のスナップとのことです。 |
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エアーショー定番の "トラトラトラ"です。
Buckroo Squadron (ばか野郎 部隊)が、真珠湾攻撃の再演をしている様子です。
緑の九七艦攻は始めて見ましたが、何か海よりも深い訳でもあるのでしょうか???
本物の "トラ・トラ・トラ"の映画は中学2年の時見ました。
当時 "特撮"(今ではこういう言い方さえあまりしませんネ)の映画はいろいろありましたが、このような本物の飛行機を飛ばして映画にしているのは始めてでしたので、正直タマゲました。
"ノース・アメリカン・AT6テキサン練習機 "の改造だと聞いていますが、翼が本物より少し前に付いているので、ちょっと違和感があります。
同じくこれもオハイオ州・デイトンのライトパターソン空軍基地での、エアーショーの時のスナップだということです。 |