課題
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、従来例は、このリング部材55の厚み分だけ全体(上側構造部51と下側構造部52の合算長さ)長が長くなってしまい、義足でない足とのバランスが悪くなるという問題点がある(強度上、連結突部55bの長さはある程度必要のため)。最初からこのリング部材55の厚みを考慮して上側構造部51若しくは下側構造部52の長さを短くすれば良いが、例えば、図5の既存の上側構造部31を装着した使用者が、この図6の角度調整機能を具備した下側構造部52(リング部材55を持ったもの)に交換しようとした場合には、前述した問題点が生じてしまう。
【0011】
また、従来例は、挟持部材54が露出している為、使用を重ねると、挟持部材54が逆方向に螺動して緩み、調整した角度が変わってしまうという問題点もある。
【0012】
本発明は、前述した問題点に着目し、従来にない作用効果を発揮する画期的な義足を提供する。
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