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階乗評価関数
級数評価関数
演算時間評価関数

●演算時間系

　EstimateCalculationTime、GetOperationTime 関数

○原理/方法

　演算時間評価システムも参照方。

○基本

　時間を求める表は、実測値や、近似式で算出したものを元に、改めて表を生成(結局はカーブを折線近似したことになる)し、その表を線形補間して求める。

○実測点/折線節点

・FFT系　

　FFT乗除算では、桁数の 2^N と 2^N + 8 で、不連続となる。これを、統一された線形補間方式で算出するために、2^N と 2^N + 8 の点をペアにして実測し、折線近似する。

・レガシ一次系

　レガシ演算の Comp、Add/Subt、MulI、DivI、MulS は、精度と時間が線形関係となるので、2^N 系列で測定する。

・レガシ二次系

　レガシ乗除算のLMul、LDiv は、精度と時間が二次関係となるので、2^N 系列に中間点を加えて実測し、近似式を算出している。

○補間

　関係が線形、非線形に依らず以下の方法で補間する。

　演算時間を求めたい桁数を P とすれば、

1. 表を検索して、P がどの間になるかを探す。

2. P = P_k であれば、P_k に対応する時間 T_k が求める値となる。

3. もし、P_k と P_k+1 の間にあると分かれば、その桁数での時間を、T_k、T_k+1 とすれば、

4. 求める値は、T = ((T_k+1 - T_k)/(P_k+1 - P_k)) * (P - P_k) + T_k となる。

●二進展開法関数

 BinaryMethosCount は、以下のように、与えられた数値の二進ビット長とビット 1 の数を数え、正確な乗算回数を返す。

D は与えられた冪数

Friend Function BinDigitCount(ByVal D As Long) As Integer
   Dim BB As Long = Math.Abs(D)
   Dim R As Long
   Dim C As Integer = 0
   If D = 0 Then Return 0
   Do
      R = BB Mod 2              '現在の最下位ビットを取り出す
      BB = BB \ 2
      If Not R = 0 Then
         C = C + 1　　　　　　　　'ビットが 1 の数をカウント
      End If
      If BB = 0 Then Exit Do
      C = C + 1                      '二進桁数をカウント
   Loop
   Return C - 1
End Function