AD-VIX AV102SS短焦点アクロマート+同レデューサAV-1

約10km先の夜景全体像(RAW元画像をVGAサイズにリサイズ、10cmF3.6露出3分)
この画像を見る限り、周辺減光はあまり感じられない。

RAW元画像のまま左上部分のみトリミングしたもの
(遠くの街灯光に色にじみが生じている)

同様にRAW元画像のまま右上部分のみトリミングしたもの
(10数km先の送電鉄塔が意外とよく写っている?)

同様にRAW元画像のまま中央部のみトリミングしたもの
(中央部分にしては解像度がイマイチかも?)
*撮影データ* 2004年12月6日 露出 3分
*撮影地* 自宅前(富山県南砺市) *カメラ* ニコンD70(ISO800,RAW)
*レンズ* ビクセンAV-102SSアクロマート屈折鏡筒+レデューサAV-1
      合成fl=360mm/F3.6(35mm版換算約540mm相当)
*赤道儀に載せたまま撮影したので、地上風景が斜めに傾いたままになっています。
右がビクセン開発工業の
短焦点アクロマート屈折
AD-VIX AV102SS鏡筒
です。
タカハシEM-10赤道儀に
搭載。
テスト撮影に使ったカメラ
は、ニコンD70です。

上の試写画像からも分かる
ように、写真用としては特に
色収差等の対策について、
蛍石やEDレンズを使用した
望遠鏡が望ましいわけです
が、価格が一桁違いに高い
ため、とても手が出ません。
つまり価格を考えれば納得
できる?性能ではないかと
いうわけです。
レデューサによりF3.6の明
るい光学系になる点も有り
難い。というわけで、
性能をやかましく言わない
のならば、けっこう買い得
感のある望遠鏡と言えると
思います。

EM-10赤道儀搭載にあた
り、プレートの利用も考え
たのですが、結局右のよう
にAV102SS鏡筒をアリ溝
で取り付け、ファインダー
とカメラ用自由雲台を同
鏡筒の左右にホームセン
ターで見つけた鉄板金具
を使って自作したものに
取り付けてあります。