マックホルツ彗星(C/2004Q2) 2005.05.27
尾が西方向に出ているのがはっきり分かります。(画面下が西、右が北方向)
6枚コンポジット像
23h02m−32m(5分×6枚コンポジット)

久しぶりに12.5cmED屈折で撮影。76EDガイド鏡による眼視観察では、かろうじて彗星の位置が分かる程度。
手動導入では、おそらく見落とす..すっかり衰えたとはいえ、尾がまだこんなに伸びていたとは...
4枚コンポジット像
23h02m−22m(5分×4枚コンポジット)

月が昇る前に撮影開始..南東の空が月で明るくなり始める頃に終了。
#同彗星とはほぼ10日ぶりの対面。本当に(彗星は)暗くなりました。
3枚コンポジット像
23h02m−17m(5分×3枚コンポジット)

今回は、SS2000PCに予報位置座標を直接入力しての導入です。眼視のみに頼るマックホルツ彗星
導入は大変厳しく、無理なように思われます。(自動導入後なので76EDでも眼視確認できた)
前回の観察では、口径10cm望遠鏡で大凡の位置を覚えておき、手動導入(早い話が山勘導入?=笑)
でも何とか探し出すことができましたが、視野の暗い一眼デジへの導入はFS-60C(f=300mm)が精一杯!
+望遠レンズで撮影したのでした。
[データ]2005年5月27日23時02分-17分/22分/32分(露出5分×3,4,6枚)
ニコンD70/ボーグ12.5cmED屈折+レデューサ(合成fl=680mm)/センサー赤道儀+76ED(AGA-1)で自動追尾
撮影地:自宅

いずれもJPG画像2枚をRegiStax3を用いて彗星頭部を基準に加算平均合成。
Photoshopで色調レベル、トーンカーブ、トリミング、リサイズ等。