マックホルツ彗星(C/2004Q2) 2005.01.27
@21h19m〜31m
(45秒×8枚、
  50秒×5枚)

前回23日は満月直前
の月に邪魔されました
が、今回も満月を過ぎ
たばかりの月明かりと、
地元スキー場ナイター
光に邪魔されました。

夕食後、西空の方から
雲の切れ間が広がり始
めていたので、急いで
器材の準備をしました。

イオンテールが気になり
ます。前回同様、条件は
よくありません。月の方は
東空に少し離れたので
少しましかも知れない。
ただ、ナイター光と薄雲
があるため、前回よりも
空の透明度は完全に落
ちています。

冬空の僅かな晴れ間の
観察なので、ノータッチ
ガイド撮影。
案の定、20枚余り撮った
頃から雨雲が再び空を覆
い始め、少し雨粒も落ち
始めたので終了です。
今回も撮影直後の背面液
晶モニターでイオンテー
ルらしきスジを確認。

で、今回の結果ですが、
どうやらイオンテールは
まだ健在のようです、

あぁ、早く月がなくならな
いかなぁ...

上の画像を元に反転画像を作成して元画像と合成したもの↓です

(画面の上が東方向で右が北方向です)
*撮影データ* 2005年1月27日(時刻は画像に掲載)

*撮影地* 自宅(富山県南砺市) *カメラ* ニコンD70 (ISO800、RAW)
*レンズ* ボーグ12.5cmED+レデューサ(合成fl=680mm) センサー型赤道儀ノータッチガイド

各JPG画像をRegiStax3を用いて彗星頭部基準で加算平均合成。
Photoshopで色調レベル、トーンカーブ、トリミング、リサイズ等。
↓撮影機材(SS2000PC仕様に改造中の中古センサー赤道儀)
例によって中古で入手
した物です。

現在、12.5cmED
(fl=680mm)と、ガイド用
76ED屈折2本を同架
していますが、この状
態で既に付属バランス
ウエイト3個を先端に
下げないとバランスが
とれません。

これでは、GP-D赤道
儀と大差ありません。
↑いかにGP-Dの能力
が高いか?あらためて
思い知らされた感じ。

もちろん、見かけは
センサー赤道儀の方が
ずっと頑丈に見えますし
実際、脚部のふらつきは
皆無に等しい程で、ウエ
イトを追加することで、
もう少し過積載可能な
気がします。

三脚は、昨年まで
LX200-25用だった
ミードのスチール製
です。