マックホルツ彗星(C/2004Q2) 2004.12.30-31

@24h10m〜19m(30秒×12コマ) 薄雲+月明下の画像 撮影地:岐阜県美濃市
↓イオンテールとダストテールの開き方が、いつの間にか逆転したようです↓


イオンテールが北(上)方向からやや北東よりに、ダストテールは南西方向からやや南東方向に変わったようです。
(時計の長・短針で言い換えると、5時10分?→7時50分?)

約2週間マックホルツ彗星を拝んでいなかったので、我慢も限界に達し今回は(岐阜県中部へ)遠征しました。
(道中記は下線以降をご覧ください)
月が昇る前は雲が多くて双眼鏡で見ただけ(=さらに大きく明るくなってますね)。雲に阻まれ撮影は断念。晴れ間を
探し求めて岐阜県内を右往左往している間に月が昇り始めてしまいました。で、結局、月が空を明るく支配してから、
かつ薄雲越しの撮影となってしまいました。イオンテールの形が面白そう?=とても気になります。

30日午後、自宅を出発。
往路は所々道路に雪が残ってはいるものの比較的順調。荘川ICから東海北陸道を使い(途中、空が晴れ始めたので)
美濃ICで一般道へ下りる。進路を東に変え移動。暗くなった所でいったん停車(地名は不詳)。
オリオン座が完全に山の上に見えるので間違いなくマックホルツも..と、それとおぼしき方向を見ると肉眼でも確認でき
ます。双眼鏡で見ると、2週間前に比べ明らかに大きく明るくなって見えています。
西空から分厚い雲が迫っているため(周囲に人家があり、不審に思われても困りますので)撮影は諦める。→しかし、
この後、雲が増えるばかりで思わぬ時間のロスに...何と日付が変わる頃まで右往左往することに...。
画像は、とうとう諦めて帰る途中、再び星が見え始めたので撮ったものです。
(岐阜県美濃市〜郡上市境界付近のR156から少し入った所で撮影)
結局、帰路についたのは24時半過ぎ。美並ICから東海北陸道へ..順調に荘川ICまで走行。天候も次第に悪くなる筈?
と思っていたのに、逆に透明度がどんどんよくなってくる...う〜ん、これは(時間とガソリンと高速代金の)無駄なことを
した、と後悔。(時間的にも既に西空低くなっているので再度の撮影する気はないが)
荘川ICを下りて再び白川郷ICに乗るまでの一般道(R156)は、圧雪・凍結になっている箇所が多くスリリングなドライブ。
結局、自宅到着は帰路について丁度2時間後でした。
*撮影データ* 2004年12月30日(時刻は画像に掲載)
30秒露出×12枚コンポジット
*撮影地* 岐阜県美濃市(同県郡上市との市境付近)
*カメラ* ニコンD70 (ISO800、RAW)
*レンズ* NikkorED180mmF2.8開放(35mm版換算約270mm相当)
*ペンタックス赤道儀ノータッチガイド